エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

吾亦紅(われもこう)に寄せて

2010年08月27日 | 日記
すぎもとまさと氏作詞・作曲の同名の歌がある。
ぼくは時折、車の中で聴くけれど、涙誘われる歌ではある。

ぼくは大学時代に母を失った。
マザコンとしては、感激して聴いてしまうのである。

しかし、何回か聞くうちに歌詞に重大な瑕疵(かし)があることに気付いたのである。
「離婚するから、初めて自分を生きる」という意味合いの部分である。

結婚生活は自分を殺して生きるのか!
と、問わざるを得ないのである。
結婚生活が共同の営みであるからこそ、自分が生かされるのではないのか?



今日紹介するのは、車山高原の吾亦紅である。



吾亦紅・・・吾もまた紅(あか)なり。



花言葉も美しい。
「愛慕」
「変化」
である。



高原の風に揺れる吾亦紅である。
スックと立ち上がっているその姿は凛凛しく感じられるのである



吾亦紅の先にトンボがチョコンと乗っていた。
季節は感じられるのであるけれど、下界の暑さには参った!



この日、白樺湖湖畔のホテルに投宿したけれど、夜まで蒸し暑さが続いたのである。





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