エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

熱いのである・・・だから何だ?

2010年08月05日 | 日記
そう言われても困るのである。
この熱さは「痛い!」

街を歩いていると、時々蝉が歩道に横たわっている。
亡骸かと思って近寄ると、まだ蠢いているのである。

余りの熱さに、鳴く事を諦めているのだ。



彼は、親指で触ったらガサガサっと蠢(うごめ)いた。
息が残っているのである。



白い建屋(たてや)があたかも地中海のようにキツイ陽射しを照り返している。
ぼくは、あまりの熱さにカフェに逃げ込んだのである。



カフェでは外のデッキでアイス・オーレをいただいた。
自然の風が流れているのである。



雲がポッカリと浮かんでいる。
綿菓子のようであるけれど、この大気の中で見上げると暑苦しいのである。



モニュメントと雲。
どちらも・・・熱い。



向日葵ですら顔を背けている。
もうしばらく熱い日が続くという。

なんとか乗り切ろうと思う。





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八ヶ岳の麓から・・・百合の前にアイリス

2010年08月05日 | 日記
テレビで「アイリス」が流れている。
イ・ビョンホン主演の韓流テレビ・ドラマである。



アイリスも花である。
アヤメ科の花であり、見た目は小さく小奇麗な印象である。

輪郭が明瞭だ。
もし彼女・・・アイリスが話すとしたら、その言語は鋭いと思われるのである。

花言葉は

  「うれしい便り」
  「吉報」
  「愛」
  「あなたを大切にします」
  「私は燃えている」
  「消息」である。

ドラマのテーマに合っているのだろうか?
ドラマは大きな山場にさしかかっているようである。

花並びでアイリスを紹介したのである。



実は、百合の花をお見せしたかったのである。



まるで向日葵のような黄色の百合の群舞である。
百合の匂いがあたり一面に充満している。



とりわけカサブランカ系統の花は匂いが強いのである。



彼女たちの花粉は強烈である。
二度と離さない!とばかりに染みついていく。

でもそれが嬉しかったりする。
花に愛される人生であっただろうか?

花弁に入った斑(ふ)がチャーミングである。



迂闊に、鼻を近づけてはいけないのである。
花粉攻撃を仕掛けられたら、彼女からは逃げ出せない。



揚羽蝶は百合の強烈な匂いを避けて、アザミの花に立ち止まっていた。
小さな命はデリケートであって、自然に生かされているのである。

これほど繊細で美しい揚羽蝶の羽は初めて見た。
周囲の草花で染められたのだろうか・・・。







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