エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

そうは言っても春麗

2012年03月14日 | ポエム
天気予報では、昨日よりも気温は下がると言っていたのだが、春麗の一日となった。



下萌えの風情である。
これでひばりでも啼いていたらベストである。




      下萌えの耕す農地増えたれば           野 人






スタバではいつもこの席に座るけれど、風もなく穏やかで気分爽快であった。
いつもの「アイス・スタバ・ラテ」である。

これをグイグイ飲んだ。
食道を下る冷感が気持ち良かったのである。



黄梅である。
蔓に黄色の花が着く。
今どきの季節ではまだ咲いているのは珍しい花である。

見上げれば、早咲きの桜花。
この樹は寒緋桜の八重である。
もう終わりになりつつあった。






      見上ぐれば馬酔木たわわに咲き流る          野 人




家の近所の馬酔木である。
水が流れる如く咲き誇っている。

実に見事である。



近所の梅林である。
全体的にはまだ三分咲き程度であるけれど、咲いている枝は、誘われるように満開になる。



白梅の清楚さは、何物にも代えがたい気品がある。



紅梅のこうした咲き方も日本画の様で、風情溢るる。
花は少ないけれど、襖絵にしたら見ごたえありそうである。

さて・・・梅の下でこんな花が咲き初めつつある。



木瓜である。
まだ一輪二輪だけれど、真紅の花である。

白梅の満開と合うのである。



三椏もまた咲き始めた。
これは黄色であるけれど、赤もある。



最近は赤の三椏が少なくなった。
どこかで見つけて、紹介したいものである。

実は、虎ノ門に行けば確実に紅い三椏に出会えるのは分かっているけれど・・・。
時間を見つけて出かけても良いな・・・などと思っているところである。





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      荒 野人