エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

神代植物公園の梅

2012年03月22日 | ポエム
東京界隈では、未だ咲かず!
と、昨日決めつけてしまった。

ごめん、見頃な感じで咲いている所があった。
神代植物公園の梅林である。



梅を見上げながら歩く感触が味わえるのである。
良い感じだ。







      枝垂れたる古木にのせる梅が香や         野 人





何たって白梅が咲いているのが良い。
紅梅だけでは、目出度くないのである。



白梅、白梅、白梅である。
街焦がれた白梅である。



どう?
良いでしょう。
こう咲いてくれると、春本番が身近になって、記憶の桜が追っかけてくる。



ついでに・・・。



もっと、アップで。



白梅って・・・いいね!

ここ神代植物公園では、梅に合わせ「サンシュユ」が満開である。



しかもたわわである。



近づくとこんな風に咲いている。



愛い奴である。



もちろん、紅梅も見事であるのだ。



梅の色は、様々である。
しかし自分の好きな色に染め上げられる白は、シャープな印象を受けるのである。



梅林の道向こうは椿園であるけれど、椿はまだまだであった。



椿園から望む梅林である。
この霞んだような色合いこそ梅の楚たる美である。



梅を満喫して、温室に向かうバラ園の噴水に虹が架かった。





       プリズムのその向こうなり春の虹       野 人







春分も過ぎ、明日からは春の温さが来ると云う。
そうであって欲しい。

被災地の皆さんに思いを馳せる。





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