またまた
北海道の話とは違う話を書く。
みなさんは
部活というとどんなイメージを持っているだろう。
中学校や高校での思い出や、思春期の自分を作り上げてきた場だという人も少なくは無いかもしれない。
また、思春期のエネルギーの有り余る時期にスポーツや文化的活動で健全に発散できる素晴らしい部活というシステムと考える大人も少なくは無いだろう。
世界レベルで戦うスポーツ選手も日本の部活システムにより育成されている事も看過できない。
部活の恩恵にあずかった子ども時代、親時代を過ごした人もいるだろう。
部活はとても素晴らしい
その良さは
学校で
学校の仲間で
学校の先生と活動するから
素晴らしいと考える人も少なくは無いだろう。
でも、その部活により
体を壊し、家庭を壊し、授業もままならない教員がどれだけいるのかは
最近まではあまり表沙汰にはなっていなかった。
仕事として部活顧問をしていれば、
部活はボランティアで
休み無く
月月火水木金金の日々
部活顧問を拒否すれば
人事報復や保護者生徒からの非難
中には部活指導のために教員になったという人もいると聞くが、授業や校務に穴を空けずに部活顧問を熱心に取り組める先生はあまりいないという。
本業は何なのか?
部活の全員強制入部
部活の顧問強制
部活の推薦入学による部員へのマウント
部活の素人顧問にる間違ったトレーニングによる故障
部活大好き教員の仕事の穴埋めのために、他の教員が時間外勤務
部活は教員の犠牲によって
成り立っている現実を
もっと知られてもいい。
4月からは担任がいないクラスもできる。それをみんなわかってるのかな。自分の子のクラスの担任がいないという現実。
それほどに教員不足は深刻だ。
教員の本懐である授業の準備がままならず、
部活も事故やトラブルが起きれば無償で顧問を受けていても責任を問われる不条理。
まさに、ブラックな職場。
就職に教員を避ける
教員をやめる
病休や休職の爆増
その背景を知った上で
この報道。
中学部活「地域移行」どう思う/共産党文教委がアンケート開始/人件費負担など懸念・心配の声広がる
中学校の部活動の地域移行 懸念受け対応見直し 政府 | NHK
【NHK】政府は、来年度から中学校の休日の部活動を地域のスポーツクラブなどに移行する取り組みを始めることにしていましたが、地域によ…
NHKニュース
よかれと思って始まった部活や
よかれと思って手伝う顧問や
よかれと思って応援する保護者
勝ちに心酔していくうちに
大事な健康や家庭や授業を蔑ろに。
○地域移行がうまくいかなかった?
→廃部
○人数足りなくて?
→地域移行を待て
○部活は月2万の費用を支払う?
→今までタダ働きさせておいてら今さら何だろう💢
○調査して、課題を明確に
→部活的な放課後活動を続けるにはお金を出す必要があるのに、違法に労働させてお金を浮かしていたことも課題。
廃部にならないから
地域のクラブチームも育たない。
それは間違いない。
痛みは伴うが、部活を学校から切り離す時代が来ている。