我が家には小学生はいない。
大、高、幼
ワタクシが小か。
小学生のみのマラソンに
仕事で出かけた。
このあいの里こどもマラソンは
全道ではS&Bマラソンと肩を並べるこどものみのマラソン大会。
学生ごとの組分けであり
当然男女の組分けもある。
先週の札幌マラソンあたりは、
男女も学年もひとまとめの組。
大人よりも1年の差がでかい
小学生中学生は
学年ごとの組がありがたい。
で、このあいの里こどもマラソンこそ、
こどもにぴったりなマラソン大会なんだな。
しかし、残念なことに
あいの里こどもマラソンは
タイムが出ない。
今時、こんなレースがあるものだろうか。
エントリーフィーを倍の1000円にしても、タイムを出せないものか。練習してきた子にとってはタイムが出ないのは
本当に残念。
駅伝も、あれこれ練習やってみたが
そもそも
子どもが速くなれたらハッピーという共通の意識だったものが
いつのまにか
入賞しなきゃ、入賞させなきゃ
な空気になってきていたのに、終わってから気づいた。
冷静に考えれば
冬も走っている子たちに
かなうわけがない。
もしも、ほんの3か月のうちに
個人入賞レベルの10名が揃えるとなると、
とてつもないポテンシャルの高い子を10名も集める必要がある。
継続的に陸上やサッカーやバスケットなどをやっている子は、
ベースの体力に走りやレースの技術を上乗せするだけだが、
継続的にスポーツに携わらない人たちは、
体力作りから始めるため夏からでは間に合わない。
常勝チームをみると
半数以上のメンバーが
陸上をはじめ、なんらかのスポーツ少年団に参加。
全道で勝てるレベルの子を、
二人抱えていれば他のメンバーがよほど(遅い人)でない限り、
タイムを
つめることができる。
今季は
野球、自転車、陸上初心者、帰宅部、帰宅部の五人が集結。
一番速い子も、優勝チームの一番遅い子のタイムにほど遠い結果。
本気で野球やバスケットやサッカーをしていれば、マラソン大会の日にも大切な試合が入っている。
本格的にやる、速い子ほど、レギュラーで試合も増える。
女子のスポーツ少年団所属レギュラー級も貴重。
だから、一般的にはほんとにポテンシャルの高い子は、陸上やってる子しか来れないんじゃないかなあ。
今回
骨折人、肉離れ人がいなければ、あと1分は縮んだ。
たら、れば
な話だからな~
しょうもないけど。
でもね、これがレースってもんだからね。
そして、うちのチームのコンセプトは
やったことない陸上で
練習をまじめにやってみたら
速くなった。走るの楽しくなった。
というとこ。
このコンセプトで、うまく育成したとして、
陸上の少年団所属の子メインでかためた駅伝チームに勝つのは
やはり難しいのが現実だろさ。
勝つためのトレーニングを組んで
切磋琢磨させたとして
ベースのない子たちに
専門的な練習が効果的か?
ベースのない体で短期間に結果を求めれば
そりゃ、壊れるさね。
来季はけがを防ぐ意味でも
基礎体力のある選手をスカウトしてタイムをつめていくスタイルか
はたまた
今までのように、広く募り
50人の大所帯で体力差のある子たちを学校教育として見ていくスタイルか。
(ほんとは、後者だよね)
すっごい頑張ったって
本人たちは思っているようだけれど
強いチームは
もっと凄い練習をしているって
知らないからねー…うちのチームの子たち。
すっごい頑張ったのに勝てないなんて、やってらんねー!!って思った子もいたろうさ。
ただ、駅伝としては
芳しくなかったが
個人レベルとしては
かなり向上した。
中学生からスタートする陸上部の子よりはアドバンテージあり。
結果は出てきている。
コンセプトを見つめ直して、
無理なく
ハッピーなチームにならないものかしらね。