「地球があぶない」(酸性雨の恐怖) E太
1酸性雨について(かんたん)
2酸性雨を調べようと思った理由
3酸性雨の被害
4酸性雨のできかた
5札幌の雨は酸性雨かどうか?
6調べてみて思ったこと
1酸性雨について
ぼくは、酸性雨について調べました。酸性雨とは、大気のよごれによって酸性が非常に強くなった雨のことです。動植物、そのほか、昔の大理石でできた建物や石像にも被害をおよぼす非常にこわい雨のことです。
2酸性雨を調べようとおもった理由
地球の環境問題は、温暖化の問題だけではなく、酸性雨の問題もあります。たとえば、温暖化対策で木を植えたとします。しかし、その木が酸性雨によってかれてしまうという事態もおこります。
だから、温暖化対策のことだけではなく、大気汚染を減らすことの重要性をみんなに教えたいと思いました。
3酸性雨の被害
酸性雨の被害はおもに、木々がかれてしまったり、湖の酸性化によって魚が生きられなくなってしまうことがあげられます。ノルウェーやスウェーデンではすでに1万以上の湖や沼で魚が1匹もすんでいないという事態が発生しています。
またドイツのシュバルツバルトという大きい有名な森も、一部では木が一本も立っていない状態の場所があります。
酸性雨の被害は、これだけではありません。歴史的な建物や石像がとけていく事態もおこっています。アメリカにある有名な自由の女神の像をみなさん知っていますか?あの自由の女神も、酸性雨の影響でとけてしまっています。石灰(せっかい)が強い酸にふれると、反応してとけ、二酸化炭素になってしまうのです。
他の被害では、地下水が酸性化したり、海で赤潮が起きたりする被害もあります。
4酸性雨のできかた
まず、工場や車から排出される排ガスは、窒素酸化物という物質と硫黄酸化物がふくまれています。これらが、日光に当たり、硝酸(しょうさん)や硫酸(りゅうさん)という酸性の物質になってしまうのです。
つぎに、大気中の水蒸気に、よって、酸性の雲ができます。
そして、その雲から降る雨や雪は酸性の雨や雪なのです。
酸性雨の原因となる、窒素酸化物や硫黄酸化物は、それを出す地域だけの問題ではありません。実は、あるデータによると、硫黄酸化物(SOx)に関して1987年の年間発生量として、中国が1999万トン、韓国が129万トン、日本が114万トン、台湾が61万トンをそれぞれ発生させているとしています。
ぼくは、中国がすごく大量に発生させていることに気がつきました。もっと調べてみると、中国で出てきた大量の排ガスは、風で日本の上空にも飛んできて、日本に酸性雨を降らせます。
屋久島の世界遺産になっている、有名な屋久杉も、大陸からの影響で酸性雨による被害を受け、立ち枯れしているものが見られます。
5札幌の雨は酸性かどうか
ぼくは、8月27日朝6時から翌日の朝6時まで降った雨をためて、札幌の雨がどのくらい酸性かということを調べました。
ムラサキキャベツを刻んで、水で煮た液でしらべます。
レモンなどの強い酸性のものは鮮やかな黄色に反応し、石けんや石灰などのアルカリ性のものは、赤く反応します。
では、札幌の雨はどうだったかというと
と言う、結果になりました。
6酸性雨について調べてみて思ったこと
ぼくは、酸性雨を調べてよかったと思います。なぜかと言うと、自分でも酸性雨のこわさがわかったからです。
ぼくが住んでいる、北海道は、北にあって、雪がたくさん降り積もります。この雪の中にも酸性の雪が含まれています。本州よりも、ぼくたちは酸性雨の被害をたくさん受けている可能性があります。
このこわい酸性雨をなくすには、国と国が協力して、窒素酸化物や硫黄酸化物を減らす努力が必要です。でも、ぼくはまだ子どもなので、そんなことはできません。でも、できることはあります。
あまり、自家用車を使わずに、自転車や徒歩、公共交通機関などをつかうようにしたいです。
って・・・まだ実験してませんです。
人体実験したことは
ナイショです。
明日締め切りなのに、大丈夫か???
ふぁいとーーー!!怪獣兄!!!!