365日怪獣と夏休み

怪獣兄弟に年離れたチビ。そして、怪獣つかいにして、沖縄好きの母えりりん、そして、ハイエース徘徊パパりんのお話。

がんばってる南三陸

2011-08-08 13:18:40 | 報告!携帯DE怪獣
怪獣弟が、怖いと言っていたので、
若干躊躇はしたのだが、
南三陸町に足を運んだ。

一山越えると
一気に「あの風景」だ。
杉の山が
潮の浸かった所だけ赤く立ち枯れている。海は見えないのに、小さな川沿いに津波が集中して押し寄せたんだろうな。

このあたりも、みんな家が建ってたんだとか。
普段から、津波に備えていたのだろうに


海が見えてきたら
本当に
息を飲んだ

知り合いのお店跡にたどり着いた。


目の前の海は地盤沈下で本当に迫っている。潮だまりに小魚が泳いでいて、自然の復興能力は高いのね~。がんばっているのは、人間だけじゃないんだよね~。
このがれきの中で
道ができ、ライフラインである、水道のパイプが、地面に設置されていた。地中に埋める事なく「まずは!!」という勢いが、心強い。

早速、営業している仮設のコンビニ。
看板は電光のものではないし、よく見なければわからないくらい目立たない有名コンビニだが、
コンビニが一つ営業しているだけで、なんと人の生活感が出ることか。復興作業(まだまだ、がれきの片付け状態)をしている人たちにすると、心強いだろうな。セブンイレブンの移動店舗もあったよ。トラック1台でもここにお店があるだけで、人の生きてい空気があるよね。

給油器がぽつんぽつんとあるだけのガソリンスタンドでは、暑い夏の日差しのした、ひさしも無いなか笑顔でお客様を待っていた。

生きてるだけで
本当にありがたい事であります。



そして、海沿いでは、いまだに小規模ではあるけれど、不明者の捜索が続いていた。

そういえば、今朝の河北新報にも、新たな犠牲者が掲載されてる。
記事のほとんどがいまだに、震災がらみ。
震災が普段の生活に同化しているのに、驚いたけれど、そうして次の時代を作っていこうとする姿は、まだまだ、捨てたもんじゃないぞっ!!日本人!!と、思うのだ。
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