大阪の老舗ホテルとして最上級に位置づけられるリーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区中の島)。その最上階にある「日本料理 なかのしま」にて、ホテルの創業80周年を記念して、「旬の味覚とともに器も愉しむ」という料理と器のコラボレーション・メニューが期間限定で販売されています。その器は純度100%の錫(すず)でデザイン性すぐれた食器を鋳造している富山の老舗メーカー、「能作(のうさく)」が提供しています。
そして富山といえば我らが三笑楽がそのコラボにお酒の提供で関わっています。
先日、三笑楽酒造の山崎杜氏とそのメニューをいただきに行きました。
入口から別世界へ誘うような高級感が漂っています。
ひとり1万2000円のコースでした。。。。
器と、敷物も錫製です。
お料理は、毛蟹のせせり身と秋野菜の重ね盛り
もちろん、三笑楽がメニューに載っていました。山崎杜氏は「うれしいなあ!」と素直に感激していました。
最初は純米吟醸酒、その次に純米酒をいただきました。
お酒を注いでもらうのに、ワインの癖でお猪口を置いたままにしていたり、最初は少し緊張気味でしたが、
仲居さん?の接客と笑顔で緊張もほぐれ、楽しく食事することができました。さすがの接客でした。
猪口も皿も錫製です。猪口を持つとひんやりしています。熱伝導の良いのが分かります。
お料理は、お造り三種盛り
錫は金、銀に次ぐ高価な金属で、酸化しにくく抗菌作用が強いという特性をもち、金属アレルギーにもなりにくい素材です。また、科学的な根拠は定かではありませんが、「錫の器に入れたら水は腐らない」「お酒の雑味が抜けておいしくなる」と言われ、古くから酒器や茶碗などに使われています。能作の錫は純度100%です。柔らかすぎるため高度な職人技を要す、鋳造が難しい素材です。(株式会社能作リーフレットより)
こちらは立体に広げたり、平らに畳んだりできる錫の食器?
お料理は、なかのしま旬菜盛り
世界遺産「合掌造り集落」の里にある三笑楽酒造さんは、日本一山奥にある酒蔵だそうです。
また、山崎杜氏はこうおっしゃいました。
「世界遺産の中で酒造りをしているのは、日本中でうちだけだと思います。調べたわけではありませんが。。。。」
(O.K)