中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

ボリュームという切り口も

2011年01月26日 06時57分50秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

あって良いかなと。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「大盛りのスパゲティ店」
・三光マーケティングフーズはスパゲティ専門店の展開を始めた。
・東京、高田馬場に1号店をオープン。
・「デカ盛り★ナポリタン『東京スパゲッチ』」。店舗面積は約60平方メートル、客席数は29席を用意した。
・想定客単価は600円前後。
(引用:2011/01/21 日経MJより)

とのことです。
メニューは「ナポリタン」「ガーリック」「しょうゆ」でいずれも580円とのこと。
スパゲティの重量を300、450、600、900グラム(300~600グラムは同一価格、900グラムは200円増し)とし、女性専用(250グラム480円)を用意しているとのこと。

近年のデカ盛り、ジャンボグルメの流行がありますが、こういった大手外食企業がきちんと展開しようとしているのは興味深いですね。
奈良を地盤とするFCのベビーフェイスプラネッツも比較的大盛りの店として有名で、私も関西に住んでいた頃は何度かお店へ行ったこともありますが、デカ盛りを店名というか前面に押し出している例は見かけないですよね。

また、メニューをスパゲティに絞り込んだところも潔いですね。
「パスタ専門店」といえば、イタリアンなイメージでどちらかと言えば高級感やおしゃれ感を出すとか、仲間同士で楽しめるといった切り口を想像してしまうのですが、「デカ盛り」っていうのもありかも知れませんね。

お値段もお手頃というか、安いですし、注目してみたいお店です。 

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居酒屋ランチ

2011年01月25日 07時01分18秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

ターゲットを特定し、それに合わせた演出をガラリと変える。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「居酒屋のランチ客集客術」
・昼間のランチ客の開拓に成果を上げているのがプライム・リンクだ。
・同社が約70点を展開する居酒屋「とりでん」は一部の店舗で、以前からランチ営業をしていた。ただし、唐揚げ定食など一般的なメニューであったことから昼間の売上は月70万円程度。
・2009年7月に奈良県の既存店で昼間を「和み茶屋」としてオープン。しかし11月までの月商は70万~90万程度でほとんど効果が見られない。
・12月には定食メニューを全面的に見直し、オムライスやハンバーグなど女性が好むメニューを導入。デザートはビュッフェ形式にて定食に組み合わせた。
・すると12月の売上は121万円、10年1月は137万円、2月は140万円と月を追う毎に売上が急上昇。
・手応えを感じて4月に折り込み広告を入れると5月にはついに180万円を突破した。
・客単価はそれまでの850円から700円近く上昇。
・正午には満席になるため、来店がどんどん早まり、11時の開店と同時に客席が埋まるようになっていった。
(引用:2011/01/21 日経MJより)

とのことです。
居酒屋を敬遠している人はメニューや店名を変えた程度では興味を示さない、ということで、店員の制服やBGM、食器やナプキンホルダーなど、昼と夜ですべて入れ替え全く違う店を演出したとのこと。
それだけでなく、スタッフも昼は落ち着いた主婦、夜は元気の良い学生にしたそうです。
単に営業時間を拡大して、昼のランチを提供していただけではうまくいかなかったでしょう。
昼間はまったく違う店になるために、ターゲットを主婦に定め、見た目からメニューまでガラリと変える。
つまり新しいコンセプトの新店をもう一店舗出店したのと同じですよね。

さらに注目するのは、客によっては11時のオープンから午後4時まで5時間を過ごす人がいるらしいこと。

通常のビュッフェのように90分や120分など、制限時間を設けていないので1480円という比較的ランチ単価としては高めの価格設定が、主婦にとっては夕方までゆっくりできることでお得感を感じるのだとか。

試行錯誤しながら難しい二毛作経営をうまく実践されているようです。

やはり単に時間を延ばすだけでなく、その時間帯は「昼間の店づくり」をする、ターゲットや戦略も変わるほど、徹底することが大切なようです。 

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リーダーシップのあり方

2011年01月24日 06時55分58秒 | 人事・組織

「粘り強い対話」と「自己犠牲の心」だそうです。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経産業新聞に次のような記事がありました。

「社員に仕えるリーダーに」
・カリスマ型を専制君主のような強大な権限をもとに組織を力で引っ張るタイプと定義すれば、サーバント・リーダーシップは従業員に「仕える」「奉仕する」タイプである。
・高度成長期のように右肩上がりの成長が確実で~~~しかし、現在のように~~~将来予測が難しい状況では、カリスマ型のようにリーダー一人の力で成功方程式を作ることは難しい。むしろメンバーの力を引き出し、活用することが求められる。

『サーバント・リーダーシップの10の特性』
1.傾聴
相手が望んでいることをしっかり聞き、どうすれば役に立てるかを考える。
2.共感
相手の立場になって相手の気持ちを理解する。
3.癒し
相手の心を無傷の状態にし、本来の力を取り戻させる。
4.気づき
鋭敏な知覚により、物事をありのままにみる。
5.説得
権限で服従を強要するのではなく、相手に納得させる。
6.概念化
大きな夢やコンセプトを持ち、それを相手に伝えることができる。
7.先見力
現在と過去の出来事を照らし合わせ、そこから将来を予想できる。
8.執事役
自分の利益よりも相手の利益を考えて行動できる。
9.人々の成長への関与
仲間の成長を則すことに深くコミットしている。
10.コミュニティーづくり
愛情で満ちていて、人々が大きく成長できるコミュニティーを創り出す。
(引用:2011/01/20 日経産業新聞より)

とのことです。
奉仕するリーダーシップ、自己犠牲の心・・・うーん難しい。
リーダーシップをとっていかなければならない人は大変ですね。

「おれについてこい!」っていうリーダーシップは個人的には嫌いではないのですが、不確実性要素の強い、変化の激しい現代に於いてはなかなか難しいようです。

神戸大学の金井尋宏教授がうまく例をあげられているとのことで、”自分の子供が目の前にいれば何かしてあげたいと思う。同時にそれだけでなく、ここは自分が引っ張って行かなくてはならない”という想いがこのリーダーシップを言い表しているようです。

なるほど、そういった感情であれば、けっして特別なことではなく、誰にでもそういった資質はあるようにも思います。
となれば、誰でもがんばれば良きリーダーになれる可能性もありますね。

上記のような特性を参考に、普段少し意識してみるところからはじめて見るのも良いかもしれませんね。 

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当事者意識を持たせる

2011年01月23日 07時05分38秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

カイゼンには当事者意識がポイントのようです。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経産業新聞に次のような記事がありました。

「当事者意識 人材も育つ」
・動力伝導用装置の椿本チエインが設備の稼働停止ゼロを目指す活動を広げている。
・大規模投資をせず増産を達成。一定期間内の不良品と設備停止ゼロを目指す「ダントツ活動」の成果だ。
(引用:2011/01/18 日経産業新聞より)

とのことです。
もともと取引先のトヨタの助言を得てカイゼンを進めたそうで、さすがのトヨタです。

生産ラインごとに「朝市」「昼市」「夕市」といった話し合いの場を設けて、不良品が出た原因を分析して解決策を探るのだそう。
1日3回もの話し合いの場というのは、問題解決を先延ばしにしないためのようです。

また、話し合いには製造部門だけでなく、品質保証部門なども参加して、部門横断で全員に当事者意識を持たせるとのことです。

そういえば、最近見たフジテレビのドラマ
CONTROL〜犯罪心理捜査〜 で、集団心理のSocai inpact theory(責任分散)なんて言っていましたね。大勢いると誰かがやるだろうっていうやつです(オィオィTVばっかり見てるな(汗;

また、ヒューマンエラーの軽減などに取り組む上で、よくダブルチェックというのがありますが、これが3人になってトリプルチェックだと一層効果があるかといえばそうでもないとのこと。人数が増えれば、いわゆる「社会的手抜き」や「傍観者効果」というのが起こるというわけです。

しかしながら、この企業では他部門の人間まで巻き込みながら、うまく当事者意識を持たせているようです。

大勢いれば責任分散、少人数なら外野は我関せず。

そうならないようにうまくバランスをしながらも、ようは、何事も全員が当事者意識を持たないと、だめだということなのでしょう。

さあ、あなたのビジネスでも、当事者意識を作り出す仕掛けをなにか始めてみませんか。 

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鍋の店って

2011年01月22日 07時00分07秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

鍋料理が人気のようです。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

季節柄当然と言えば当然なのですが。

先日の日経新聞に次のような記事がありました。

「料理に合わせ鍋も多彩」
・トマト鍋やカレー鍋など鍋料理のメニューが多様化し、調理に使う鍋そのものを買い換える動きが広がっている。
・雑貨店の東急ハンズでは洋風の鍋料理にむいた「トマティーナ」が月間60個と一般的な土鍋の2倍程度のペースで売れている。
・新顔メニューの登場で鍋料理への注目が改めて高まったことを受け、単身世帯などでも鍋物を楽しもうとするケースが増えている。
(引用:2011/01/18 日本経済新聞より)

とのことです。
ずいぶん昔(ホントにずっと前です)の記憶なのでちょっと自信がないのですが、何かのTVで藤本義一さんが、毎日鍋を食べていらっしゃると話されていた記憶があります。栄養バランスがよいとかなんとかで。
確かに、いろいろな野菜タップリで、飽きさえしなければ、毎日食べるのに向くメニューだなぁと思った記憶があります。

そういえばお相撲さんの食べるものはなんでもちゃんこというらしいですが、それでもかなりの頻度でちゃんこ「鍋」って食べてますよね?

日本人にとって、これほど毎日食べても良い(あきない)メニューってなかなかないのではないでしょうか。

昔から伝わる、”全国ご当地の鍋料理”に加え、最近の新しい”変わり鍋料理”がすべてそのお店で食べられる「鍋専門店」はないものかと思い、ネットでちょっと見てみると、
あの、際コーポレーションが「ゆるり屋」
というお店をやっているんですね。66種類の鍋となっているようです。

10%のサービス料とか注文は2人前からとなっていたりするのですが、興味深い鍋メニューが沢山あるようです。

新聞記事にもあるように、単身世帯でも鍋を楽しむニーズは多いはず。最近のお一人様ブームもあるように、もう少し敷居を下げたお店もあると良いのですが。
というのも、上記の記事のように鍋は大勢で集まって頂く特別な料理というわけでもなくなり、”毎日でも食べられる、飽きのこない”平日メニューであると思うのです。

さすがに夏場は暑いので、冬に比べれば売上も落ちる可能性がありますが、どんな料理でも季節性はあります。焼肉などは逆に冬場には向かないのと同じです。
とはいえ、鍋も焼き肉も最近では通年商品といって良いのではないでしょうか。

せっかく”毎日でも食べられる、飽きのこない”メニューだとすると、毎日通える気軽な価格設定で敷居の低いお店があっても良いなと思います。

そんなお店の情報があれば是非。
なければ、どこかそんなお店をつくって欲しいものです。 

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