飛行機だい好き パートⅡ

プラモデルと旅行 ハイキング の写真を
基本に不定期に載せたいと思っています。

植山古墳 現地説明会

2012-12-15 20:53:08 | 現地説明会
昨日晩からの雨が残ってると思っていたのですが、現地に着くと日が射してきました。
奈良橿原市にあります植山古墳の現地説明会に行って来ました。
植山古墳は推古天皇と息子の竹田皇子の合葬墓と言われてきましたが、それを補強する
発見がありました。






植山古墳は長方形墳で南がエアに入り口を向ける2基の横穴式石室が設けられています。
東石室は古墳築造と同時に、西石室は100年ほど経た後に築かれています
西石室は後アkら作り足されたものですが、墳丘自体は当初から横長に作られていました。
2基の石室を並べることは当初から計画されていたようです。




















こちら側が西石室です 穴と溝が掘られている石が閾石(しきみいし)と呼ばれ玄室と羨道境界部分
を分ける石の扉の底板です。








こちらが東石室です 玄室には家形石棺が置かれています 蓋は外されて割れています











石室が二つ並んでるのがよく解ります
東、西石室の入り口が盛り土によって、広範囲に閉塞されています







玄室の天井石と側壁の一部はのちに持ち去られて残っていません。

こちらが西石室





墳丘の背後には新旧二時期の柱列が存在します これらの柱列は墓の内外を隔てて墓域を明示するために
設けた塀のようなものだったと考えられます。新しい柱列は古墳築造から100年後の藤原京時代に
立てられたと考えられます その間植山古墳が特別な場所として維持管理されていたという事になります。




畝傍山がみえます









 市教委は「当初は石で塞いだが、被葬者を別の墓に移した後、役目を終えた石室を盛り土で封印した可能性もある」と推測。推古天皇・竹田皇子の合葬墓説を補強するとの見方も出ている。


コメント (2)
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