賞味期限、表示基準見直しへ=慣行改め廃棄削減を―消費者庁(時事通信) - goo ニュース
消費者庁は10日までに、現在各食品メーカーが独自に定めている賞味期限が、必要以上に短く設定されるなどして、大量の食品廃棄の一因になっているとして、食品ごとの賞味期限設定方法について、統一ガイドラインを設ける方針を決めた。10月にも、メーカーや有識者を交えた検討会を立ち上げる。
賞味期限は、食品の品質が十分に保持される期間で、日付を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない。メーカーが品質テストで風味が劣化しないことを確認した期間をさらに6~7割に短く表示するなど、各企業が独自に余裕を持たせる形で設定している。
しかし、多くの流通現場では、賞味期限の残り期間が3分の1を切った時点で棚から撤去する「3分の1ルール」が慣行となっており、期限内にメーカーに返品された上で、処分される商品が大量に発生。年間300万トン以上の食品が、期限内に廃棄されているとみられるという。
実際には、小売流通だけではなく、製造現場でも、賞味期限が過ぎた原料が品質的には問題なくても廃棄されています。さらに、砂糖など本来賞味期限のない原料についても原料メーカーに賞味期限設定を要求し、期限が過ぎたことを理由に廃棄が行われています。
これを異常とは思わないようになっていることもあるようです。廃棄物削減は、日本人の潔癖主義を改めることが必要なのでは。
消費者庁は10日までに、現在各食品メーカーが独自に定めている賞味期限が、必要以上に短く設定されるなどして、大量の食品廃棄の一因になっているとして、食品ごとの賞味期限設定方法について、統一ガイドラインを設ける方針を決めた。10月にも、メーカーや有識者を交えた検討会を立ち上げる。
賞味期限は、食品の品質が十分に保持される期間で、日付を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない。メーカーが品質テストで風味が劣化しないことを確認した期間をさらに6~7割に短く表示するなど、各企業が独自に余裕を持たせる形で設定している。
しかし、多くの流通現場では、賞味期限の残り期間が3分の1を切った時点で棚から撤去する「3分の1ルール」が慣行となっており、期限内にメーカーに返品された上で、処分される商品が大量に発生。年間300万トン以上の食品が、期限内に廃棄されているとみられるという。
実際には、小売流通だけではなく、製造現場でも、賞味期限が過ぎた原料が品質的には問題なくても廃棄されています。さらに、砂糖など本来賞味期限のない原料についても原料メーカーに賞味期限設定を要求し、期限が過ぎたことを理由に廃棄が行われています。
これを異常とは思わないようになっていることもあるようです。廃棄物削減は、日本人の潔癖主義を改めることが必要なのでは。