半年ほど前から毎週、家庭ごみの回収日に少しずつ処分しているモノに、食器とキッチン用品があります。
食器に関しては、処分をあらかじめ決めておいたモノについては、やっと処分が終わりましたが、まだ処分すべき不要な食器とキッチン用品があります。
不要な食器の処分過程
私が不要とする食器の基準は、
・使っていない、使ったことがない
・デザインが好きではない
・電子レンジで使用不可
・使ってはいるが使い勝手が悪い
・ノベルティとして貰ったモノ
・大きすぎる
・重すぎる
・多すぎる同じ利用目的のモノ
以上です。
この基準を自分で決めて、数か月前から先月までの間に、食器の半分以上を処分しました。
ただ、食器は一度に処分するとなると、重量が大変重たくなります。
そこで、段階を決めて処分することにしました。
処分するまでの流れは、
1.食器をすべて把握する
2.基準に当てはまる食器をチェックしておく
3.不要品としてチェックした食器を別のエリアに集める
4.必要と判断した食器を使いやすい場所へ移動しておく
5.不要品エリアにある食器を、ごみ回収日に合わせて少しずつ処分する
食器の処分は、多ければ多いほど大変ですよね。
把握するのも、正直大変だと思います。
私の把握方法は、リスト化やタグ付けをせず、とにかく何度も食器棚を覗き込んで、食器を記憶していきました。
集計ソフトやノートに使用用途や種類ごとに書き込むことも考えたのですが、数が多すぎて時間がかかることが予測されたので、自分の記憶力と直感に頼ることにしたのです(笑)
我が家は2人暮らしですから、2人が不自由なく食事ができる数だけあればいいので、食器を把握した後は頑張って2人分の必要な食器を考えて仕分けしました。
仕分け方法も、頭の中だけで実行していき、実際に食器を動かすのはその後です。
処分する基準を決めているので、案外すぐに処分したい食器が見えてきます。
仕分けに迷うことがあるとしたら、2人分に適した食器の数ですね。
いままで、食器が多すぎて適当数がいまいちわかりませんでしたが、最も開閉が多い棚に入る数を適した数にすることにしたら、仕分けしやすくなりました。
仕分けが終わっても、この段階ではまだ処分せず『処分エリア』を準備してそこに入れておきました。
処分エリアは、食器棚の下半分。
以前も書いたことがあるのですが、我が家は食器棚が2台あります。
その2台とも、下半分は不要な食器や保存容器入れになりました。
不要食器エリアからはみ出した食器は、箱を用意してその中へ入れておきました。
同時に、必要な食器は先ほども書いたように、最も開閉する棚へ移動し整理しました。
使うと決めた食器は、すぐに使える状態にしておく必要がありますからね。
食器の移動を終えて、やっと処分開始です。
以前も何度かブログ内で少し触れたことがあると思いますが、改めて処分の仕方をご紹介します。
処分方法は“捨てる”一択です。
箱に入ったままの未使用品以外は、すべて捨てます。
食器は我が町のルールでは家庭ごみとなるので、家庭ごみ回収日の前日に紙に包んだり紙袋へ入れたりして準備します。
一度に捨てる数は、小鉢や豆皿なら10個、それ以外の食器は5~6個、イレギュラーな形のモノや重たい食器は2~3個ですね。
ついでに、処分する食器の包み方も。
まず、なるべく同じ種類や大きさのモノを重ねます。
重ねたら、ラップで全体を包みます。
ラップで包んだ上から、チラシや新聞紙などの古紙でもう一度包んで、クラフトテープやガムテープなどで留めます。
紙袋のちょうどいいサイズがあったら、古紙ではなく紙袋へ入れて、口を留めます。
あとは、ごみ袋へ入れるだけ。
これを繰り返して、なんとか予定分の食器は処分できました。
食器だけじゃない不要なキッチン用品
食器は、一応予定分が終わったのですが、実は必要と判断した食器の中で、まったく使わないモノが出てきました(笑)
正確に言うと、アイテムとしては必要なのですが、数がそこまで必要ありませんでした。
仕訳段階では、その数使うかな?と予測していたのですが、予測が甘かったです。
近いうち、間引きします(笑)
食器だけは、なんとか順調に処分してきたのですが、現在は保存容器を処分し続けています。
保存容器は、作り置きだったり食材の保存に使えるので必要ですが、これも母の悪い癖のおかげで、大量の保存容器がありました。
おそらく、一度買ってみたものの使いづらいから、違う種類の保存容器を買い足し続けた結果です。
母は、一体何をそんなにたくさん保存しようとしていたのでしょうか?(苦笑)
かなり以前に、まだ箱から出していない未使用の保存容器をリサイクルショップで買い取ってもらったのですが、なぜか使いもしてないのに、食器棚に入れられていた保存容器がまだあります。
一応使いそうなサイズと数を別にして、後は処分しているのですが、これがまた包みづらいのです。
まず、蓋を外した状態で重ねられないので、嵩張ります。
そして、形が微妙にお洒落?なのか機能性を追求した結果なのかがわからないのですが、変なくびれがあって複数個をまとめて包むのに向いていません。
不要な保存容器をすべて処分するまで、まだ時間がかかりそうです。
食器と保存容器以外では、カトラリーや調理道具を少しずつ処分していましたが、すべてにおいて自分が必要だとジャッジしたモノであるのに、仕分けた後に使っていないという事実が明るみに出てきます(笑)
気付いたときには、さっさとごみ箱へ入れていますが、人って自分で思っているよりも少ない数のモノで生活していることが、よくわかりました。
保存容器の仕分け基準
基本は食器の処分と同じですが、保存容器の場合はフタの開け閉めが楽かどうか、きちんと密閉できるかどうか、なども仕分けのポイントです。
今使っているのは、ガラス製のモノとプラスチック製のモノがあります。
ガラス製に関しては、フタは結構きちんと閉まるけれど開けるのもコツが必要で、母は握力も弱ってきているので開けづらそうですが、フタなし状態で重ねられることと食器としても使えるシンプルな形状なので、使い続けています。
プラスチック製は、4辺にストッパーが付いているタイプで開け閉めも楽ですし、密閉性も優れています。
匂いが付きやすいモノはガラス製、匂いが気にならないモノはプラスチック製に入れています。
処分を決めた保存容器は、プラスチックに関しては変な汚れが付いているモノも処分対象です。
ガラス製の保存容器は、フタをしたまま電子レンジで使えるタイプのモノを処分します。
理由は、容器部分が変な形だから。
デザインなのか機能性を追求した結果なのかはわからないのですが、くびれがありフタなし状態で重ねられないのです。
収納に場所を取りすぎるのも、処分する要素ですね。
保存容器も、使うと思って処分しなかったけれど、まったく使っていないモノが出てきましたので、間引きする必要が出てきました。
まだまだ、食器棚が必要なモノだけになる日は遠そうですね(苦笑)
処分するコツは感情を持ち込まない
食器に限らず、モノを処分しているときに、つい過ぎってしまう感情があります。
もったいない
まだ使える
テレビで見るようなモノでカッコいい、おしゃれ
高級品だから
思い出の品だから
せっかく頂いたモノ
大体このような気持ちで処分をしないでいたモノは、使っていないことがほとんどです。
もったいない、まだ使えると思っても、自分が使いづらかったりダブっているモノをいつまでも持っていたら、気持ち的にも下がるし収納している空間の方がもったいないです。
さっさと捨てて、空間を開けた方がスッキリします。
カッコいいやおしゃれだ、という感情も、結局見栄を張りたいだけの感情です。
自分が使いやすくて、気分が上がるならいいと思いますが、本当にただカッコいいとかおしゃれだとかだけで持っていても、使いこなせるかどうか、使いやすいかどうかは別問題。
高級品だから、という気持ちも同じように、見栄を張りたいだけです。
もし、高級品が最高に使いやすいと実感しているなら、高級品だけを残してチープなモノを処分したらいいのです。
でも、実際は高級品を持っている自分に陶酔しているだけ。
また、高級品だから使うのがもったいない、という意味不明な理由で所有している場合もありますね。
でも、重要なのは使いやすくて大好きで、いつも使っていること。
市場価値は関係ないと思います。
高級品であっても、使いこなせないのなら分不相応なモノですから、手放すのが最良です。
高級品であれば、何らかの形で売ることも可能でしょうから、手放してお金が入ればシメたモノです(笑)
思い出のモノや頂きモノに関しては、それこそ感情を無にしないと処分ができません。
よく、写真を撮って実物は処分しましょう、とアドバイスしているSNSや記事がありますが、私はむしろ写真を残すと
「手放さなければよかった」
と考えてしまう性質なので、写真には残しません。
かといって、思い出の品は処分するのに葛藤しますよね。
自分が納得できる気持ちを見つけないと、辛くなってしまいます。
ただ言えることは、自分が思い出に浸るときは、モノを介在していないような気がするということ。
まず思い出がよみがえり、次の瞬間に「そういえば、あのときのあれはどこにしまったかな?」という流れがほとんどです。
モノをわざわざ取り出して、感情に浸ることはまずありません。
あのときのことを思い出したいから、モノを準備しよう、とは絶対にならないです。
だとしたら、モノを処分しても思い出は忘れないということ。
思い出の品に関しては、思い出すきっかけだったり、思い出をより鮮明にする効果はありますが、絶対に必要なモノではありません。
モノそのものは、単なる物質。
単なる物質に思い出を預けても、結局思い出は自分の心の中にあるモノが一番鮮明ですから、モノは思い出のバックアップ程度に考えたらいいと思います。
頂いたモノについては、自分にとって欲しかったモノで、頂いた日からずっと使い続けているモノは、そのまま持っていてもいいですが、頂いたときに、
「まあ、今はいらないけど、いつか使うかも」
「あまり好きなデザインじゃないな」
「これ、使いづらそうだな」
などなどの気持ちが湧いて、いつまでもどこかに収納したまま出していないのならば、物質としてはあきらかに不要品です。
くださった方の気持ちを考えてしまうと、なかなか処分する気持ちにはなれませんが、そもそもその方は私が必要だと言ったモノをくれただろうか?と考えると、どうでしょう?
ほとんどの方は、自分のセンスや使てみて良かったモノをくれているはず。
相手が本当に必要としているかどうかなど、考えていないと思います。
人にモノを贈るという行為は、自分の気持ちを可視化しているにすぎないと思います。
ですから、相手の実情は関係ないのです。
可視化しただけのモノですから、気持ちだけ受け取ってモノは処分してもいいと思います。
モノを処分するコツは、感情に流されないこと。
けれど、やはり感情は出てきてしまいます。
その感情を抑えるためにも、処分するためのルールは役立ちますね。
今後も、頑張って処分活動をしていきます。
食器に関しては、処分をあらかじめ決めておいたモノについては、やっと処分が終わりましたが、まだ処分すべき不要な食器とキッチン用品があります。
不要な食器の処分過程
私が不要とする食器の基準は、
・使っていない、使ったことがない
・デザインが好きではない
・電子レンジで使用不可
・使ってはいるが使い勝手が悪い
・ノベルティとして貰ったモノ
・大きすぎる
・重すぎる
・多すぎる同じ利用目的のモノ
以上です。
この基準を自分で決めて、数か月前から先月までの間に、食器の半分以上を処分しました。
ただ、食器は一度に処分するとなると、重量が大変重たくなります。
そこで、段階を決めて処分することにしました。
処分するまでの流れは、
1.食器をすべて把握する
2.基準に当てはまる食器をチェックしておく
3.不要品としてチェックした食器を別のエリアに集める
4.必要と判断した食器を使いやすい場所へ移動しておく
5.不要品エリアにある食器を、ごみ回収日に合わせて少しずつ処分する
食器の処分は、多ければ多いほど大変ですよね。
把握するのも、正直大変だと思います。
私の把握方法は、リスト化やタグ付けをせず、とにかく何度も食器棚を覗き込んで、食器を記憶していきました。
集計ソフトやノートに使用用途や種類ごとに書き込むことも考えたのですが、数が多すぎて時間がかかることが予測されたので、自分の記憶力と直感に頼ることにしたのです(笑)
我が家は2人暮らしですから、2人が不自由なく食事ができる数だけあればいいので、食器を把握した後は頑張って2人分の必要な食器を考えて仕分けしました。
仕分け方法も、頭の中だけで実行していき、実際に食器を動かすのはその後です。
処分する基準を決めているので、案外すぐに処分したい食器が見えてきます。
仕分けに迷うことがあるとしたら、2人分に適した食器の数ですね。
いままで、食器が多すぎて適当数がいまいちわかりませんでしたが、最も開閉が多い棚に入る数を適した数にすることにしたら、仕分けしやすくなりました。
仕分けが終わっても、この段階ではまだ処分せず『処分エリア』を準備してそこに入れておきました。
処分エリアは、食器棚の下半分。
以前も書いたことがあるのですが、我が家は食器棚が2台あります。
その2台とも、下半分は不要な食器や保存容器入れになりました。
不要食器エリアからはみ出した食器は、箱を用意してその中へ入れておきました。
同時に、必要な食器は先ほども書いたように、最も開閉する棚へ移動し整理しました。
使うと決めた食器は、すぐに使える状態にしておく必要がありますからね。
食器の移動を終えて、やっと処分開始です。
以前も何度かブログ内で少し触れたことがあると思いますが、改めて処分の仕方をご紹介します。
処分方法は“捨てる”一択です。
箱に入ったままの未使用品以外は、すべて捨てます。
食器は我が町のルールでは家庭ごみとなるので、家庭ごみ回収日の前日に紙に包んだり紙袋へ入れたりして準備します。
一度に捨てる数は、小鉢や豆皿なら10個、それ以外の食器は5~6個、イレギュラーな形のモノや重たい食器は2~3個ですね。
ついでに、処分する食器の包み方も。
まず、なるべく同じ種類や大きさのモノを重ねます。
重ねたら、ラップで全体を包みます。
ラップで包んだ上から、チラシや新聞紙などの古紙でもう一度包んで、クラフトテープやガムテープなどで留めます。
紙袋のちょうどいいサイズがあったら、古紙ではなく紙袋へ入れて、口を留めます。
あとは、ごみ袋へ入れるだけ。
これを繰り返して、なんとか予定分の食器は処分できました。
食器だけじゃない不要なキッチン用品
食器は、一応予定分が終わったのですが、実は必要と判断した食器の中で、まったく使わないモノが出てきました(笑)
正確に言うと、アイテムとしては必要なのですが、数がそこまで必要ありませんでした。
仕訳段階では、その数使うかな?と予測していたのですが、予測が甘かったです。
近いうち、間引きします(笑)
食器だけは、なんとか順調に処分してきたのですが、現在は保存容器を処分し続けています。
保存容器は、作り置きだったり食材の保存に使えるので必要ですが、これも母の悪い癖のおかげで、大量の保存容器がありました。
おそらく、一度買ってみたものの使いづらいから、違う種類の保存容器を買い足し続けた結果です。
母は、一体何をそんなにたくさん保存しようとしていたのでしょうか?(苦笑)
かなり以前に、まだ箱から出していない未使用の保存容器をリサイクルショップで買い取ってもらったのですが、なぜか使いもしてないのに、食器棚に入れられていた保存容器がまだあります。
一応使いそうなサイズと数を別にして、後は処分しているのですが、これがまた包みづらいのです。
まず、蓋を外した状態で重ねられないので、嵩張ります。
そして、形が微妙にお洒落?なのか機能性を追求した結果なのかがわからないのですが、変なくびれがあって複数個をまとめて包むのに向いていません。
不要な保存容器をすべて処分するまで、まだ時間がかかりそうです。
食器と保存容器以外では、カトラリーや調理道具を少しずつ処分していましたが、すべてにおいて自分が必要だとジャッジしたモノであるのに、仕分けた後に使っていないという事実が明るみに出てきます(笑)
気付いたときには、さっさとごみ箱へ入れていますが、人って自分で思っているよりも少ない数のモノで生活していることが、よくわかりました。
保存容器の仕分け基準
基本は食器の処分と同じですが、保存容器の場合はフタの開け閉めが楽かどうか、きちんと密閉できるかどうか、なども仕分けのポイントです。
今使っているのは、ガラス製のモノとプラスチック製のモノがあります。
ガラス製に関しては、フタは結構きちんと閉まるけれど開けるのもコツが必要で、母は握力も弱ってきているので開けづらそうですが、フタなし状態で重ねられることと食器としても使えるシンプルな形状なので、使い続けています。
プラスチック製は、4辺にストッパーが付いているタイプで開け閉めも楽ですし、密閉性も優れています。
匂いが付きやすいモノはガラス製、匂いが気にならないモノはプラスチック製に入れています。
処分を決めた保存容器は、プラスチックに関しては変な汚れが付いているモノも処分対象です。
ガラス製の保存容器は、フタをしたまま電子レンジで使えるタイプのモノを処分します。
理由は、容器部分が変な形だから。
デザインなのか機能性を追求した結果なのかはわからないのですが、くびれがありフタなし状態で重ねられないのです。
収納に場所を取りすぎるのも、処分する要素ですね。
保存容器も、使うと思って処分しなかったけれど、まったく使っていないモノが出てきましたので、間引きする必要が出てきました。
まだまだ、食器棚が必要なモノだけになる日は遠そうですね(苦笑)
処分するコツは感情を持ち込まない
食器に限らず、モノを処分しているときに、つい過ぎってしまう感情があります。
もったいない
まだ使える
テレビで見るようなモノでカッコいい、おしゃれ
高級品だから
思い出の品だから
せっかく頂いたモノ
大体このような気持ちで処分をしないでいたモノは、使っていないことがほとんどです。
もったいない、まだ使えると思っても、自分が使いづらかったりダブっているモノをいつまでも持っていたら、気持ち的にも下がるし収納している空間の方がもったいないです。
さっさと捨てて、空間を開けた方がスッキリします。
カッコいいやおしゃれだ、という感情も、結局見栄を張りたいだけの感情です。
自分が使いやすくて、気分が上がるならいいと思いますが、本当にただカッコいいとかおしゃれだとかだけで持っていても、使いこなせるかどうか、使いやすいかどうかは別問題。
高級品だから、という気持ちも同じように、見栄を張りたいだけです。
もし、高級品が最高に使いやすいと実感しているなら、高級品だけを残してチープなモノを処分したらいいのです。
でも、実際は高級品を持っている自分に陶酔しているだけ。
また、高級品だから使うのがもったいない、という意味不明な理由で所有している場合もありますね。
でも、重要なのは使いやすくて大好きで、いつも使っていること。
市場価値は関係ないと思います。
高級品であっても、使いこなせないのなら分不相応なモノですから、手放すのが最良です。
高級品であれば、何らかの形で売ることも可能でしょうから、手放してお金が入ればシメたモノです(笑)
思い出のモノや頂きモノに関しては、それこそ感情を無にしないと処分ができません。
よく、写真を撮って実物は処分しましょう、とアドバイスしているSNSや記事がありますが、私はむしろ写真を残すと
「手放さなければよかった」
と考えてしまう性質なので、写真には残しません。
かといって、思い出の品は処分するのに葛藤しますよね。
自分が納得できる気持ちを見つけないと、辛くなってしまいます。
ただ言えることは、自分が思い出に浸るときは、モノを介在していないような気がするということ。
まず思い出がよみがえり、次の瞬間に「そういえば、あのときのあれはどこにしまったかな?」という流れがほとんどです。
モノをわざわざ取り出して、感情に浸ることはまずありません。
あのときのことを思い出したいから、モノを準備しよう、とは絶対にならないです。
だとしたら、モノを処分しても思い出は忘れないということ。
思い出の品に関しては、思い出すきっかけだったり、思い出をより鮮明にする効果はありますが、絶対に必要なモノではありません。
モノそのものは、単なる物質。
単なる物質に思い出を預けても、結局思い出は自分の心の中にあるモノが一番鮮明ですから、モノは思い出のバックアップ程度に考えたらいいと思います。
頂いたモノについては、自分にとって欲しかったモノで、頂いた日からずっと使い続けているモノは、そのまま持っていてもいいですが、頂いたときに、
「まあ、今はいらないけど、いつか使うかも」
「あまり好きなデザインじゃないな」
「これ、使いづらそうだな」
などなどの気持ちが湧いて、いつまでもどこかに収納したまま出していないのならば、物質としてはあきらかに不要品です。
くださった方の気持ちを考えてしまうと、なかなか処分する気持ちにはなれませんが、そもそもその方は私が必要だと言ったモノをくれただろうか?と考えると、どうでしょう?
ほとんどの方は、自分のセンスや使てみて良かったモノをくれているはず。
相手が本当に必要としているかどうかなど、考えていないと思います。
人にモノを贈るという行為は、自分の気持ちを可視化しているにすぎないと思います。
ですから、相手の実情は関係ないのです。
可視化しただけのモノですから、気持ちだけ受け取ってモノは処分してもいいと思います。
モノを処分するコツは、感情に流されないこと。
けれど、やはり感情は出てきてしまいます。
その感情を抑えるためにも、処分するためのルールは役立ちますね。
今後も、頑張って処分活動をしていきます。