マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

原点に帰る?保湿クリームと塗り薬

2019-08-07 | 日々の暮らし
ファンデーションを塗らなくなって、かなりの年数が経ちます。
理由は、納得できるファンデーションに出会えないから。
基礎化粧品との相性もあるかもしれませんが、メーカーが薦めるラインを揃えて使用しても、どうもファンデーションだけしっくりこないことが長年続き、40代に入る前にファンデーションをやめました。

しかし、外に出て働く以上は、ある程度の“加工”は必要と思い、下地クリームの上に仕上げパウダーだけをはたいて、アイメイク、アイブロー、ルージュだけはきちんと塗っていました。
また、紫外線が強くなる季節は、必ず日焼け止めを塗っています。

化粧は完全にやめた
去年仕事をやめてから、完全に化粧をしなくなりました。
肌に塗るのは、保湿クリームと日焼け止めとリップクリームだけ。
化粧水も、今のところつけていません。

きっかけは、朝からバタバタと化粧をする必要が無くなったことにあります。
化粧をせずに過ごしていると、割と肌の調子は悪くならないことに気が付きました。
あれ?もしかしたら、化粧って不要なの?と思い始めて以来、試しに化粧をやめてみました。

もともと、化粧やスキンケアに興味がないのでは?ということはなく、10代に入ってすぐに、自分専用の化粧水や保湿クリームやリップを持っていました。
母と母の妹(叔母)が化粧に関してはこだわりがあって、私にも早い年齢から使える化粧品を買ってくれていました。
中学生になると、気づかれない程度の薄化粧をして出かけることもありました。
母は、学校のルールには割と厳しい方だったのですが、化粧することに関してはむしろ助言をしてくれていたので、未成年の化粧にはかなり寛容でした(笑)

しかし、最初に書いたように、大人になってからどうもファンデーションだけが、どれを使っても納得のいく使い心地のモノに出会えない。
そして、歳を重ねていくうちに、化粧の段取りも面倒くさくなり、手順が減るようにオールインワンクリームを使ったりしていましたが、最終的に化粧そのものをやめてしまいました。

化粧を完全にやめてどうなったか
今は、朝起きて顔を洗ったら、すぐに保湿クリームを塗っています。
本当は、化粧水を付けた方がいいのでしょうが、化粧水を付けなくても結構大丈夫です。
吹き出物ができても、洗顔をきちんとして塗り薬を塗っておけば、早い段階で治ります。

たまに聞くのが、スキンケアは多くの種類を使うより、少ない種類の方が肌への負担が軽いということ。
科学的な実証はできませんが、たしかにいろいろな種類(化粧水、美容液、乳液、クリーム)を塗っていた時より、保湿クリームだけにしている今の方が、肌トラブルは少ないです。

保湿クリームとは別に、週に一度ピーリングをして角質を落とすようにはしています。
また、1か月に1度はパックをするようにしています。
パックをしたときは、保湿クリームは塗らないのですが、翌朝肌がつるっつるになります。

結論としては、お化粧もやめてスキンケアも超シンプルにしたら、肌の調子が良くなりました、ということです。

意外と優秀な塗り薬
肌の調子が割といいと言っても、吹き出物が出てきたりはします。
これは、スキンケアに力を入れていた時も同じ現象だったので、おそらく疲れや食べ物が影響しているのでしょう。

吹き出物については、まず洗顔時に患部周辺を念入りにやさしく洗い、保湿クリームは患部を避けて塗り、患部には塗り薬を塗っておきます。
早い段階に気を付けていれば、本格的な吹き出物になる前に症状が落ち着きます。

この塗り薬は、ちょっとした切り傷や擦り傷にも使えますし、説明にはニキビ吹き出物にも効果があると書いています。
他にも、軽度の火傷、ひび割れ、しもやけ、あかぎれに効きます。
かなり万能かもしれません。

私が使っている保湿クリームと塗り薬とは...
保湿クリームも塗り薬も、いままで気が付きませんでしたが、わりと万能で使い道が広いです。
昔は、このふたつの商品をいいと思ったことがなかったのですが、どちらもロングセラーの理由は、歳を重ねて初めて実感できるのかと、気付かされました。

その、意外と万能な私が愛用しているスキンケア商品は、こちら!

 ニベアとオロナインH軟膏(笑)

冗談抜きで、このふたつが今の私に、とても優秀な効果を発揮してくれます。

正直、若い頃はこのふたつを使うと、肌がべたべたしすぎて、返ってニキビができていたのですが、今はニベアの油脂分が保湿にちょうどいいし、軟膏はちょっとしたキズにもただれにも使えて、しかもきちんと治る。
そして何よりも優秀だと思うのが、どこにでも売っていることです(笑)

おそらく、これらの商品は乾燥肌の方とは相性がいいのだと思います。
若い頃、私の肌は脂性肌でしたから、相性が良くなかったのかもしれません。
しかし、歳を重ねて肌が乾燥しやすくなった今、やっと使い心地がよくなり、ロングセラーである理由も納得できるようになりました。

もちろん、ちょっと良い値段のスキンケア商品を買えば、それなりの効果が出るかもしれませんが、正直現段階で困ってはいないので、今後トラブルがあったときに、別のスキンケアを始めればいいと思っています。

ただ、ひとつだけ効果が期待できないことがあります。
それは、美白成分は入っていないということ。
美白については、私も重要事項としてあつかっていたのですが、今はシミができても気にしないことにしました。
誰にも迷惑かけませんし、スキンケアのひと手間が減る分、違うことに時間を使えますから。
これからの人生、手抜きと時短はあらゆることに適用していきます。


化粧を完全にやめたとき、アイラインもアイブローもルージュもすべて捨てました。
何かをやめると、それに使っていたモノは不要品になります。
いつかまた再開するかもしれませんが、おそらくもう化粧はしないでしょう。
唯一化粧をするときがあるとしたら、それは本当に人生の最後を迎えたときになる可能性が高いかな?(笑)