マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

ガソリンスタンドが少ない

2019-08-23 | 日々の暮らし
セルフのガソリンスタンドへ行ってきました。

私が乗るのは、軽ワゴン車でガソリン車です。
今は通勤に使っていないので、ガソリンを入れに行く頻度は月に1回いくかいかないかくらいです。
以前は通勤で乗っていて、職場のすぐ近くにガソリンスタンドがあり便利でしたが、今利用しているスタンドは1キロ少々の距離。
ガソリンを入れに行くために、ガソリンを使っているような感じです(苦笑)

ガソリンスタンドが消えていく
以前は、家から歩いて5分程度の場所にスタンドがありましたし、半径1キロ以内に5~6軒はあったので、出かけたついでに入れる感じでした。
しかし、今はわざわざガソリンを入れるために遠回りしたり、足を延ばしたりしています。

ガソリンスタンドが減り始めたのは、今から20年ぐらい前から始まりました。
家から一番近いスタンドが、ある日閉鎖。
次に近いところも、間もなく閉鎖。
少し距離があるスタンドは、安くて評判だったのですが、経営者の体調が悪くなり閉鎖。

次々に閉鎖するので、避けていた少し値段が高いスタンドを利用することになりましたが、そこも閉鎖。
おそらく、10年くらいの間に5~6軒すべてが閉鎖し、いつの間にか周辺1キロ以内にはガソリンスタンドがないような状態に。

なぜ消えていったのか
閉鎖されたガソリンスタンドのほとんどは、主要道路沿いにありました。
どのスタンドも、どこかへ外出するついでに寄ることができたので、とても便利でしたし、おそらく客も多かったと思います。

しかし、主要道路沿いにあったスタンドは次々と消えて、少し交通量の少なかった場所にあるスタンドが残っているような感じになりました。
また、我が家からは少し距離があるのですが、主要道路沿いにあったスタンドは、いつの間にかセルフスタンドへ変わっていったりしました。
今、私がガソリンを入れているスタンドもセルフです。
給油サービスがあるスタンドは、生活圏内に2軒ほどありますが、主要道路沿いであることとセルフではないことが重なって単価が高いし、セルフのスタンドより遠いし、無職の現在は利用しないようにしています。

スタンドが次々と消えていった原因は、原油が高騰しリッター200円近くしていたころ、ちょうどセルフスタンドが少しずつ増えてきている時期で、少しでも安いガソリンを求めて、ユーザーがセルフスタンドへ流れていったことだったかもしれません。
我が家から一番近かったスタンドも、閉鎖する直前の数ヶ月は、給油する車がほとんどなかったような気がします。

今となっては、セルフスタンドが増えてしまって、あまり割安感がありませんし、ヘタしたら給油サービスを実施しているスタンドの方が安い場合がありますが、昔はセルフの方が断然安かった記憶があります。

また、ユーザー心理としては、サービスを減らしてもらうことでガソリンが安くなるなら、そちらの方がありがたいですし、店員から勧められた他のサービスを断る手間も省けます(笑)

多くのユーザーが、給油サービスは必要ないと判断した結果、セルフが人気となり、給油サービスをしてくれるスタンドが消えてしまったのかもしれませんね。

これ以上スタンドが減ったら
電気自動車が将来一般的になったら、ガソリンスタンドはますます不要になります。
私の車の燃料はガソリンのみで、ハイブリッドでもなければ、電気自動車でもありません。

もし、セルフも含めてこれ以上スタンドが減ってしまったら、いっそ電気自動車にした方がいいかもしれない、と思っています。
かといって、今は充電スタンドが少ないので、すぐには買い替えられませんが。
また、懸念していることが、数年に一回くらいですが車で長距離旅行をするので、ガソリン車の給油頻度よりも充電頻度の方が多くなりそうなことと、高速道路のSAは充電スタンドがないところもあるので、高速道路上で電池切れになる恐怖です。

まあ、私が運転できないような高齢になるのが先か、電気自動車が当たり前な時代になるのが先かで、私の対応も変わるわけですが、少なくとも私が車の運転を必要としている間は、ガソリンスタンドはこれ以上少なくなってもらったら困りますね。

いずれは車を手放します
今は、母のこともあり車は必需品です。
母が先に旅立つまでは、手放すことができないと思います。
現在は通院の送り迎えと、買い物に連れ出す程度ですが、将来介護施設などへ入居したりした場合、遠方になってしまったら、私が面会にいくために必要なので、車がいつ手放せるようになるかは、見当が付きません。

ただ、高齢になってまで自分で運転したいとは思っておらず、幸いにも現在はバスもJRも本数が多い場所に住んでいますから、60代になったら免許は返上してしまってもいいかな、と考えています。

ところで、もし私がおひとり様状態で旅立った後、車を所有していたら誰が処分をするのでしょうか?
廃車するにしても、誰かが引き取るにしても、なにかしらの手続きが必要ですし、しかも本人ではない誰かがその手配を代行しなくてはいけませんよね。
そこを考えたら、ますます老後に車を所有しておけないと思います。
なるべく誰の手も煩わせないために、車を手放すタイミングを慎重に考えておくことにします。


老後の自分が、車を運転せずに暮らすことを想像してみると、案外楽しいかもしれないと思います。
これまで、運転していたがために見られなかった景色もゆっくり見られるし、新しい発見もあるかもしれません。
実は、65歳になったら公共交通機関のシルバーパスを持つことが夢です(笑)
パスを手に入れたら、いままで駐車場がなくて行けなかったところへ、たくさん行こうと決めています。
そのころ、まだブログを続けていたら、日帰り旅行日記でもしたためようかな(笑)