マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

衝動買いのメカニズムが興味深い

2020-02-09 | 日々の暮らし
興味深い記事を読んだので、今回はそのことについて綴ります。

元の記事
gooニュース「10日後35ドル」と「明日15ドル」、あなたはどちらを選ぶか

記事の内容を要約すると「衝動買いのメカニズムと防止方法」でしょうか。
最初は、くいつき難いタイトルなので読む気が起きなかったのですが、読んでみたら、割と興味深い内容でした(笑)

自分が衝動買いするチュエーションを振り返ってみた
この記事を読みながら、自分が衝動買いするときは、どうだっただろう?と振り返ってみました。

 ・自分好みにぴったり当てはまっているモノを見つけたとき
 ・まあまあ好みだが買うのを迷っていて、最後の1点であったり、1点モノだとわかったとき
 ・買うのを迷って、結局買わなかったとしても、後日その商品がセール品になっていたとき
 ・買うのを迷っているときに、他の人が同じ商品を手に取ったとき
 ・所有しているアイテムに合いそうなモノを見つけたとき
 ・気晴らし

大体こんな感じでしょうか。

最近の衝動買いは、お菓子や少し高額な食材、飲食店で食事をすることなどで、主に消費できるモノしか買わないようにしています。
日用品など、以前は新商品が出ると、必ず試し買いと称した衝動買いをしていましたが、最近は手持ちの同じアイテムを消費したり消耗するまでは、購入しないように心がけています。

この、自分の衝動的な購買行動について、記事と照らし合わせながら読み進めていくと、自分なりの衝動買い防止策が見えてきました。

衝動買いのメカニズム
記事中に「心的リソースの不足」という言葉が出てきます。
これは、人の短期的記憶容量が少ないことや、細かく情報処理したり深く考えたりした場合に扱える対象は1つ程度なので、心的なリソース不足になりやすいということのようです。
記事中では、例として商品と並んでタレントを起用している広告を挙げており、起用されているタレントに心を奪われると、並んで写っている商品についての記憶が低下するということが、わかっているとのことです。

私は、まずここで「たしかに、そういうことある」と大きく頷きました(笑)
大好きなタレントやアーティスト、好きなアニメのキャラクターが使われている街頭広告は、そちらに目が奪われて、肝心の商品については、詳細を覚えていないことがほとんどです。
有名な定番商品であれば、まだ覚えているのですが、新商品だと繰り返し広告を見ないと、記憶に残っていないことが多いです。
これが、短期的記憶容量の少なさなのだと、納得。

記事では、他に選択肢の数と購買行動の関連について、書かれています。
店頭に、並んでいるジャムの種類が多いと、立ち止まって手に取る客も多くなるのですが、実際に売り上げが多くなるのは、少ない種類で並べているときなのだそうです。

これは、脳内でどのジャムが自分の好みに合っているか、買ったパンにはどのジャムが合うのか、ジャムの成分はどんなものか、など、深く考えたりジャムの情報を脳内処理している状態ですから、なるほど、選択肢が少ない方が、選びやすいし買いやすいかもしれません。
しかし、この状態が、どうやって衝動買いに結び付くのか?

記事を読み進めていくと「ヒューリスティクス」という単語が出てきます。
これは「経験則や直感を用いて解答を導きだす思考様式」なのだそうですが、同時に「外部からの無関係な情報の影響を無意識的に受け入れる思考様式」でもあるそうです(「」内は記事中から引用しています)
記事中では、実験例を挙げて説明していますが、簡単に言うと、モノの価値を決めるときに関係のない情報が入ってくると、その情報が価値決定に影響することがある、ということだと思います。

店頭ポップなどは、これをうまく利用しているような気がします。
一見商品説明に見えても、よくよく考えると関係ない情報が入っていることもありますよね。
しかし、その関係ない情報が刷り込まれて、つい買ってしまうこと、あるかもしれません(笑)

これが「心的リソースの不足」を補っている状態、ということかな?

さらに記事を読み進めると、「ホットシステム」「クールシステム」という2つの単語が出てきました。
ホットシステムとは「単純で反射的な意思決定を行おうとすること」で、クールシステムとは「冷静で賢明な意思決定を行おうとすること」だそうです。

このシステムに関連する実験例で、やっと『「10日後35ドル」と「明日15ドル」、あなたはどちらを選ぶか』のタイトルに結び付きます(笑)
これは、デザートの写真を見せた人と見せていない人への質問で、前者は「明日15ドル」を選択する傾向があるとのこと。
デザートの写真と金銭報酬は、直接関係がありませんが、デザートを見たことによって、それを今すぐ食べたい、という欲求が、すぐに手に入る15ドルを選択させたということのようで、これが「ホットシステム」の状態だそう。
同時に、先ほど出てきた単語「ヒューリステクス」の具体例でもありますね。

また、他の実験例では「認知的に難しい課題を行わせることによってクールシステムの心的リソースを消費させると、その後、衝動的な購買が増える」(記事中から引用)と書いています。
私なりに解釈すると、仕事や勉強に集中して心身ともに疲弊しているときなどは、この状態に当たるのかな、と。

そう考えると、頭を使う仕事をしている状態のときに、何かの選択を迫られると、いい加減なチョイスをしがちですが、比較的簡単な仕事をしているときは、じっくり考えてからチョイスしますね。
疲れが溜まっているときは、仕事帰りに飲み屋に寄ったりカラオケに行ったり、買い物をたくさんしてしまったりするのも、ストレス発散と同時に、ホットシステムが影響している可能性が高いですね。
また、学生時代、試験勉強中におやつを出されると、何も考えずに食べてしまっていましたが、身体が糖分を欲している以外に、ホットシステムが作用して、たいして好きなおやつではなくても、口に入れていたかもしれません。

ここまでで、記事の情報量が結構いっぱいなのですが、さらに「稀少性の原理」「促進焦点」「予防焦点」という単語が出てきます。
希少性は、数量限定や期間限定の商品などで、これはすぐに理解できました(笑)
「促進焦点」というのは、成功を求めて行動を起こすことで、「予防焦点」は失敗を避けるために行動を起こすことで、ポジティブ思考のときは「促進焦点」になりやすいのだそうです。
これらを、記事中では福袋の購入時を例に説明していて、正月のような慶事には、ポジティブムードに乗せられて購買行動に及ぶと書かれています。

そういわれると、そうなのかもしれません。
もし、お正月を憂鬱な気分で迎えたら、福袋を購入しないのかと言われると、気持ちをリフレッシュさせるために、例年よりも余計に福袋を買ってしまいそうです(笑)
これ、「ホットシステム」が活性化して「促進焦点」に陥ってるということなのでしょうか(笑)

記事をここまで読み進めると、自分の衝動買い時の状態にリンクして、なるほどと思うことばかり(苦笑)
そして、記事の最後に衝動買いの予防方法が提案されています。

衝動買いの予防方法
記事中では、2つの提案があります。
ひとつは、自らをモニタリングし、クールシステムが十分に機能している状態であるかをみること。
もうひとつは、意思決定の機会を減らすこと。

クールシステムは、冷静で賢明な意思決定を行うことですから、買い物をするときに平常心であるかどうか、状況がひっ迫していないか、疲労が溜まっていないか、などが大事ということかと思います。
意思決定の機会を減らす、というのは、選択肢を減らすことのようです。
買い物に行く際に、買い物リストを持っていく人は、衝動買いをしにくいということがわかっているそうで、たしかに、節約上手で衝動買いが少ない人は、メモしたモノ以外は買わない人が多い気がします。

私としては、これにさらに付け加えたい予防方法があります。
直接的な防止策とは言い難いですが、それはモノへの価値観を変えて、強い意志でそのポリシーを貫くこと。

私は、これまでに記事中に書かれているような状態や心理で、衝動買いをしたことが何度もあります。
特に、派遣先を転々としてきた経緯から、欲しくもない服を何度も買いなおしてきました。
就業先に合わせた服装が必要だ、と思い込んでいたからです。
さらに、制限がある中でも、自分好みで似あう服を選ぼうとした結果、結局どれを購入していいのかわからなくなり、適当に選んでいた記憶もよみがえってきました。
記事中のジャムのくだりと、同じですね(笑)

しかし、考えてみたら、無難なスーツやセットアップを、スカートスタイルとパンツスタイルとで持っていれば、さまざまなシーンで着まわせたはず。
男性用のスーツは難しいかもしれませんが、女性用のスーツやセットアップは、着こなし方や合わせる小物を工夫すれば、カジュアルシーンで着用しても決まりますからね。
もし、堅苦しくてその場では浮いてしまう、というのなら、服装を買えるのではなく、浮いていて恥ずかしい、という自分の価値観を変えた方が、手っ取り早く、新しい服を買う必要もなくなりますしね。

価値観を変えることは、簡単なことではないかもしれませんが、変えることができたら、記事中で提案されている、自分をモニタリングすることと、意思決定機会を減らすことも、容易に実行できると思います。

最終的な予防方法
モノへの価値観を変えることは、いずれ物欲の減少に繋がるかな、と思っています。
この物欲の減少こそ、最強の衝動買い防止策。
これに、必要なモノ以外は絶対に買わない、という強い意志が加われば、衝動買いをすることはほとんどありません。

私が、むやみにモノを買わなくなったのは、価値観を変更したことで購買意欲が減少し、買い物をする機会が減ったからだと思います。
しかし、順番を間違えて、買い物をする機会を減らすことを先に実行しても、物欲は減らなかったと思います。
今の時代、外出しなくても通販で買い物ができ、購買機会を減らすことは難しいので、やはり自分の内面を変えること(価値観の変更と強い意志)が、衝動買い防止策としては有効だと思いました。


今回は、gooニュースの中で気になった記事について、自分なりに解釈しながら、いろいろと考えました。
衝動買いをやめるのは、結局のところ自分の考え方次第なのかもしれません。
しかし、この記事の内容に出てくることを知っているだけでも、衝動買い抑制に役立つと思うので、タイトルの好き嫌いに関係なく、内容を読んでよかったと思いました。
でも、年に1回くらいは、衝動買いで気晴らししてもいいのかもしれない、とも思っています(笑)
いちばん大切なのは、自分が快適になれる暮らしをすることですからね。
衝動買いでも、後悔しない買い物なら、いいのではないでしょうか?(笑)

片付け動画は無料の終活セミナー

2020-02-08 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
片付け動画を、ほぼ毎日視聴しています。

私が片付け動画を視聴する理由
ゆっくり、少しずつではありますが、終活を始めています。
終活といっても、エンディングノートをつけたり、遺言書を作成したりしているわけではありません。
ただ、今はひたすら不要品を処分する毎日です。
ブログの投稿内容も、ほぼ片付けブログのような感じになっています(笑)

家中の不要品を探したり、処分したりしていると、必ず作業が滞る瞬間があります。
作業を続けていると、まず身体が疲れてきます。
身体が疲れてくると、当然作業する動作が鈍くなってきます。
同時に、思考も徐々に鈍ってきます。
特に、不要品を見分ける判断力、残すモノの収納方法のアイデアが浮かばなくなってきます。

そういうときは、無理をせずに一度手を止めて、休憩をしたり、作業を翌日に持ち越したりします。
そして、今まで視聴してきた片付け動画を再視聴したり、新たな片付け動画を探して、片付けやモノを処分する際のモチベーションにしています。

今となっては、日々のルーティンになっている片付け動画視聴。
特に、最近は「遺品整理」が気になっているのですが、皆さん遺品がとても多い。
多いだけならいいのですが、汚部屋やごみ屋敷のまま旅立たれた方の部屋や家は、遺族や後始末を依頼されていた方が、とても苦労されている様子が、痛いほど伝わってきます。

私には、配偶者も子どももいませんから、私が旅立った後は、親戚か赤の他人が後始末をすることになるのですが、その方たちには、最小限の負担で済むようにしておきたいと思っています。
そのためにも、反面教師的な意味で、片付け動画、特に汚部屋やごみ屋敷の片付け動画を積極的に視聴しています。

動画視聴しているときの視点
動画視聴している際に、特に気にしている点は、片付けを始める前の部屋(家)に、何がどのように置かれているかです。

当然のことなのですが、他人が住んでいる部屋(家)は、見る機会がありませんよね。
親しい友人知人の家には、招待してもらうこともありますが、そうではない赤の他人の家の中。
気になること、ありませんか?
自分は、こうやって暮らしているけど、他の人は何を使っていて、どうやって生活しているのだろう、と。
はっきり言ってしまえば、自分の知らない未知のことに対する好奇心なのですが、動画配信でも、ルームツアーが人気のようなので、私以外の人も、他人の部屋や家の中に興味があるのだと思います(笑)

片付け動画のBefore部分で、特に気になるのはキッチン周りと水回りです。
キッチン周りの様子は、自分が暮らしていくうえで、とても参考になります。
私は、キッチン周り、水回りは、生活のすべてを反映していると思っていて、そこが正常に機能しているかどうかは、とても気になります。

汚部屋やごみ屋敷は、キッチン周りも水回りも、機能している印象がありません。
特に、トイレと浴室にモノとごみが溢れて、足の踏み場がない場合は、おそらく公共のトイレや浴場を利用していたのだろうことが想像できます。
キッチン周り、水回りが機能していないだろうと思われる部屋(家)は、他の部屋もだいたい機能していない印象です。
住人の方は、ごみの山をベッドにしていたか、モノをかき分けてスペースをわずかに確保して、布団を敷きっぱなし状態で使っていたでしょうし、モノを取り出す際もモノの山から引っ張り出していただろうと思われます。

逆に、ほんの少しでも機能している様子が伺えるキッチンの場合は、他の部屋もなんとか機能している印象があります。
モノが溢れていても、寝室のベッドの上だけにはモノを置いていなかったり、トイレや浴室も、そこで使うモノで溢れているだけで、使用する分には大丈夫だったのだろうと思われます。

普通のルームツアー動画を視聴していても、キッチンが雑然としているお宅は、他の部屋も雑然としていることが多く、キッチンにモノがない(必要なモノしか置いていない)お宅は、他の部屋もスッキリとしていてシンプルです。

キッチン周りと水回りは、そのお宅のすべてを反映している、私は個人的にそう思っています。

参考にしていること
片付けや遺品整理の動画で、参考にしていることは「何をごみとして処分しているか」です。

遺品整理の場合、金品などの貴重品以外は全て不要品でごみですが、まだ生活している方のお宅の場合は、生活必需品は残さなくてはいけません。
その仕分け基準は多種多様ですが、そのおかげで新しい考えに出会うこともあります。
自分が思い込んでいたことを、納得できる形で覆してくれる場合もあり、自分の片付けに反映させることができたとき、作業に勢いが出ます。

例えば、モノのカテゴリー分け。
私は、普段使用しているモノに関しては、細かくカテゴリー設定するタイプで、文房具も細かく分けて保管しています。
しかし、モノを処分する際は、おおざっぱなカテゴリーに分けないと、作業が滞りがちになってしまう、ということは、動画で学んだことのひとつです。

逆に、不要品と判断する基準は細かく設定したほうが、処分できるモノが増えるということも学びました。
モノのカテゴリーは大まかにして、不要品判定する基準は細かくする。
これを意識すると、それまで迷いながら処分していたモノも、スムーズに不要品判定できるようになりました。

動画は無料のWEBセミナー
趣味や興味が同じ人の動画を視聴することもありますが、それはあくまでも息抜き、気晴らしです。
しかし、片付けや遺品整理の動画は、私にとって無料終活セミナーのようなもの。
学びがたくさんあります。
他にも、語学(英語)関係の動画やライフハック動画も視聴して、自分の暮らしに取り入れたりしています。

お金や移動時間を費やして受講するセミナーも、暮らしに役立ったり、生き方の参考になったりしますが、行かなければよかったと思うセミナーも、たまにあります。
しかし、配信動画の場合は、最初の数分を視聴して合わないと思ったら、視聴をやめて違う動画を見ることが可能です。
自分が今、必要としている情報や方法だけを選ぶことができるので、時間のムダを作らずに済みます。
もちろん、信ぴょう性という部分は気になるところですが、それは実際にどこかの会場で受けるセミナーも同じこと。
であれば、移動時間を必要としない、自分が一番知りたい情報を探すことができる動画の方が、自分にとっては価値があるかなと。

今後も、片付けやモノの処分については、動画を参考にしつつ進めていきたいと思っていますが、いずれは終活をテーマにした動画も、視聴を増やしていこうと思います。


今回は、片付け動画が私にとってどんな存在なのか、を綴ってみました。
夢中で視聴して、半日すぎるときもあるので、そこは反省すべき点ですが、これからも動画は暮らしの参考にしていきたいと思っています。
そして、今日も午後から動画を見て、モチベーションを高めたいと思います(笑)

2台ある食器棚の一台を処分したい

2020-02-07 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
ここ数週間、食器棚を処分したくて仕方がありません。

我が家の食器棚事情
以前アップしたブログ内容でも、何度か登場している我が家の食器棚ですが、改めて説明しておきます。

食器棚が2台ある理由は、2つあります。
1つ目は、引っ越しの際に古い食器棚を処分しなかったから。
2つ目は、食器が溢れていたから。

もし、引っ越しする際に所有する食器を厳選していたら、食器棚を2台持つ必要はなかったのですが、もともと引っ越し前は1台でなんとかなっていたのですよね。
それは、なぜか。
未使用食器が、見えない場所(押し入れなど)にしまい込まれていたんですね(笑)

それを知らない私は、食器棚を新しく新調したらどうかと、言ってはいけないアドバイスをしてしまいました。
今では、言わなければよかったと後悔しています(苦笑)
私としては、食器棚が古くて使い勝手も悪く見えたので、アドバイスしたのですが、完全に裏目に出てしまいました。
母は、そもそも食器棚1台では食器が収まらない、と考えていたようで、結局、食器棚を“買い足す”事態が発生してしまったわけです。

更に、引っ越し後も何かと食器が増えていき、2台の食器棚には、食器や保存容器がギチギチに収納されることになるわけですが、それも私が何年もかけて、昨年やっと家族2人で使うだけの数まで減らすことができました。
しかし、まだ整理しきれない調理器具と保存容器があったことと、消耗品(ラップやキッチンペーパーなど)を保管しておく場所もなかったことで、食器棚はそのまま2台使いを継続していました。
1台は純粋に食器棚の役割で、もう1台は調理器具や飲み物(お茶やコーヒーなど)の保管用に。

ところが、最近になって、1台の食器棚に問題が発覚したのです。

食器棚の問題点
問題が発覚したのは、実を言うと引っ越し時に新調した食器棚です。
最初の問題発覚は、1年前ぐらいです。

この新調した方の食器棚は、観音開きの扉が付いていて、扉をマグネットで固定するタイプです。
収納しているのは、ミルサー、コーヒーミル、ティーポット、コーヒーフィルター、水筒、弁当箱、保存容器、ガラスポット、紙食器、ラップ、キッチンペーパー、ごみポリ袋、ティッシュ(ストック)、魔法瓶、お茶、紅茶、コーヒーです。

さて、この食器棚に起きた最初の問題点ですが、それは扉の蝶番のひとつが、割れたこと。
この食器棚の蝶番部分、プラスチックの中に細い金属軸が入っているタイプです。
その蝶番のプラスチック部分が、経年劣化を起こしたのでしょう。
ある日、扉を開けると「ピキッ」と音がして、蝶番のプラスチック部分が欠けました。

私の脳裏に、最初に浮かんだのは「残念」の一言(苦笑)
古い食器棚に比べると、使用期間は約半分です。
それなのに、蝶番という一番重要な部分が最初に壊れるなんて、誰が想像します?
他の蝶番は、まだ生きているので、大事には至っていませんが、そのうち他の蝶番も同じような割れ方をすると、扉が落ちる可能性が高い。
これが、最初の問題点です。

次が、これもまた扉の問題点なのですが、開け閉めすると音がうるさい(苦笑)
これ、マグネットで固定するタイプの扉には、ありがちな現象だと思うのですが、扉とマグネットが当たる瞬間の音が、想像以上に大きい。
特に、ガラス戸になっている上部の開閉は、ガラスの振動で音が割り増しに。

この食器棚の音の大きさに気が付いたのは、最近になって、夜型の母が夜中に何度も開け閉めをするようになったから。
開け閉めする理由は、お茶やコーヒー、ちょっとしたおやつを収納しているからです。
しかし、その何度も開け閉めする音が、想像以上に大きい。
ともすれば、階下の家に音が響いている可能性もあるほど、音が響くのです。
正直、想定外です。

今まで、音に気が付かなかったのは、最初はあまり使用しない保存容器がぎっしり入っていたからです。
保存容器は、たまにしか使わないので、開閉する頻度も極端に少なかったのですが、お茶やコーヒーを収納したことで、毎日のように開閉することになり、やっと音の大きさに気が付いた、という経緯です。

音を軽減するために、マグネット部分にマスキングテープを二重に貼って、マグネットの力を弱めてはいるのですが、それでも音は響きます。
おそらくガラスの振動音も、音が大きい原因のひとつなのでしょう。
いまさらですが、引っ越しの際に、新しい食器棚購入の提案など、しなければよかったと思っています(苦笑)

処分するために
今、とりあえず私の気持ちとしては、蝶番が壊れて、音がうるさい食器棚は処分したいです。
処分するためには、中に収納しているモノを他の場所に移す必要があるので、数日前からいろいろと考えています。

まずは、間引きできる調理器具や雑貨、ストック品を決めること。
モノを間引きするには、暮らしの中の行動も間引きする必要があります。
例えば、ミルサーはジュース作りに使用していますが、手作りジュースをやめてしまえば、不要となります。
また、コーヒーミルも、豆を買わないと決めてしまえば、不要になります(ただ、豆を挽いて淹れるコーヒー、好きなんですよね)
他の雑貨も、そうやって日ごろの習慣を見直せば、不要になるものがたくさんありそうなので、今日から少しずつ、問題ありの食器棚から出していこうと思います。


なんだか、ここ一年くらいは、何かを処分することばかり考えているような気がします(苦笑)
正直なところ、モノを処分することは簡単ではありません。
体力と精神力が必要になるので、とても疲れますし、そのための時間も取られます。
だからと言って、見て見ぬふりや、問題の先延ばしをすると、暮らしに不便や不満を感じることになりかねませんよね。
ここは、頑張りどころと捉えて、食器棚の中、空っぽにしていきたいと思います。

やめること、始めること

2020-02-06 | 日々の暮らし
今回は、現時点でやめたいことと、とりあえず始めてみることについて綴ります。

やめたいこと
やめた方がいいな、と思うこと、それは深夜番組をダラダラと見てしまうこと。
私は、子どものころからテレビっ子で、大人になってからは、昼間の番組が見られなくなった反動でしょうか?
深夜番組に嵌ってしまい、ダラダラ視聴してしまう毎日です。

しかし、最近は年齢のせいもあるのか、夜ふかしした翌日の日中や、夜の中途半端な時間に眠気襲われることが増えてきて、これはちょっと生活をきちんと見直さないとけないな、と真剣に考えるようになってきました。

昨晩も、面白そうな内容の深夜番組をダラダラと見てしまったのですが、期待したほど面白くはなく(苦笑)
途中で眠くなったので、最後まで見ずに就寝しました。

思い返すと、深夜番組はダラダラと見ていることの方が圧倒的に多いです。
心の底から楽しんで見ているかといえば、決してそうではありません。
楽しみにしている番組も、あるにはあるのですが、睡眠時間を削ってまで、必死になって見る必要はありません。

ふと、テレビ番組も不要品を処分することと同じで、特に必要がないのなら、見るのをやめた方が暮らしに余裕ができるな、と思い、ひとまず今夜の深夜番組から、見るのをやめてみようと思いました。
ついでに、日中や夜のゴールデンタイムの番組も、特に必要がなければ見ないようにして、空いた時間は、見ていなかったDVDや録画しておいたドキュメンタリーを消化することにします。

始めたいこと
普通、始めたいと思うことって、何かのスキルアップに関することが多いと思うのですが、私の場合は、今まで着手しようと思いつつ、先延ばしにしてきたことです(笑)
そのひとつが、音楽CDをパソコンに取り込んで、CD本体を処分すること。
本当は、ジャケット込みで購入しているような部分もあるので、処分することには躊躇があるのですが、好きなアーティストの活動歴がとにかく長くて、CDの枚数もかなり増えて、はっきり言って収納に悩んでいます(苦笑)

以前から、音源をパソコンに取り込んで、CD本体を処分することを検討していたのですが、考えているだけではどうしようもないので、ひとまずパソコンへの取り込みだけは始めよう、と。
枚数が多いので、途中で挫折するかもしれないのですが、そうなったときはそうなったときで考えましょう(笑)

すべては終活に繋がる
一部のテレビ番組の視聴をやめることも、音楽CDをパソコンへ取り込むことも、終活を考えてのことで、不要品を処分することに関係してきます。

テレビ番組の視聴をやめることは、時間を作ること。
作った時間で、今回はCDの取り込みをして、CD本体を処分できれば、所有物を減らすことができます。

これまで、不要な雑貨や日用品を中心に処分してきました。
その結果、家具も減らしました。
まだ、残っている不要な雑貨や日用品はあるのですが、常にCDの存在は気になっていたモノのひとつです。
ここを解決せずに旅立ってしまうと、遺品整理をする人が絶対に大変だし困ることになります。

CDは数があると重たいし、一度に全部を処分するのは大変です。
それは、片付けをしていると実感します。
模様替えをするときに、何が一番大変かというと、CDやDVDの移動ですからね(苦笑)
その重たいCDやDVDの処分を、他人に丸投げすることは私も心苦しいですから、少しずつでも自分で処分しておきたい、というのが本音です。

また、大量のCDがなくなれば、以後の掃除や片付けが楽になりますから、これから衰えていく身体のことを考えても、今のうちに処分することが妥当なのかな、と思っています。

とはいいつつ、現在は葛藤中です(苦笑)
大好きなアーティストのCDを、すぐに処分することは心理的に難しいので、とりあえずパソコンへの取り込みで、どれだけ自分の気持ちを吹っ切れるか、そんなところも、試してみたいのです。


今回は、やめることと始めることについて綴りましたが、他にもやめた方がいいだろうな、と思うことや、始めたいな、と思うことはたくさんあります。
たくさんあるのですが、一度に全部を熟せるほど器用ではないし、体力と気力も限界があるので、できるところから少しずつ、タスクを消して、老後に備えようと思っています。

1月の光熱費が少し増えた話

2020-02-05 | 日々の暮らし
1月に使った、ガス代と電気代が少し上がってしまいました。
使いすぎ、反省です。
ちなみに、水道代は2ヶ月に1度の検針なので、まだ判明していませんが、ちょっと怖いかも。

1月のガス代が増えた原因
1月は、自炊でガスを使うことが多かったことと、食器等を洗う際に温水を遠慮なく使っていたことが原因かと思われます。
ここ1年で、一番使ったかもしれません。
ガスを使う回数は、いつもと変わらなかったと思うのですが、1回に使う時間が長くなる料理が多かったかもしれません。

1月の電気代が増えた原因
電気代のほとんどは、暖房費ですね。
母の体調を考えると、節約目的で我慢をさせるわけにはいきません。
今年は暖冬なので、少し着こめば暖房を使う必要はないのかもしれませんが、母は重ね着が苦手(肩が凝ると言います)
ですから、あまり着こまなくてもよい程度に、かなり暖かい日以外は、なるべく低い室温にして暖房をつけています。

それから、私の自室で使っているダイソンのファンヒーター(Pure Hot + Cool)も、昨年より使用時間が多いです。
理由は、無職だから(苦笑)
家にいる時間が長いので、どうしても稼働時間が増えてしまいます。
せめて、私だけでも節約を意識しないといけませんね。

少し減った食費と日用品費
光熱費は増えてしまいましたが、食費と日用品費は、少し減らすことができました。
日用品は、ストックは買わないようにしたことがよかったかな、と思います。
トイレットペーパーと生理用品以外は、ストックをしておく必要はなく、使い切ったとしても、ほとんどのモノが何かで代用できましたし、1~2日なくても全く困ることはありませんでした。
買い物に便利な立地に住んでいて、自分で買い物へ行ける場合は、ストックを買わない選択もアリだと実感しました。

食費に関しては、食材が残り少なくなるまでは買い足さないようにしたことで、減らすことができたと思います。
ただ、この方法は作れるメニューが限られてくるので、レパートリーの少ない私には結構悩みの種でした(苦笑)

それから、おやつ系をなるべく買わないようにしたことも、食費の減少に繋がっています。
おやつ系を減らしたのは、母の健康管理が目的です。
母は、あればあるだけ食べてしまうので(一度にではなく、ちょいちょい手を出した結果の完食)、おやつ系のストックは買わないようにしていました。
ただ、全く食べないのもつまらないし、私も食べたいので、おやつはその日に食べ切れるモノだけを買いました。
その日に食べ切れるおやつで、結構重宝するのが、幼児用のお菓子と駄菓子。
まあ、駄菓子に関しては添加物が気になるところもあるのですが、食べ過ぎを防ぐ効果は十分ありました。

今月気を付けること
電気代は、私が出来得る範囲で気を付けていきたいのですが、ガス代については、調理方法に原因があるのは明らかなので、もう少し電子レンジを活用してもいいのかな、と思いました。
あとは、加熱しなくても作れる料理のレパートリーを増やすことが、必要ですね。

食費と日用品費については、ストックを買わないことと、食材の買い足しをギリギリまでしないことを、継続してみたいと思います。
途中で、別のアイデアが思いつけば、その方法も試してみようと思います。

消費税を可視化して節税を意識する
消費税10%になったことで、今までしなかったことを試してみたりしていますが、節約の結果についての総合的な結果が出るのは、今年の年末あたりかと思います。
1月に入ってからは、家計簿への記載を、本体価格と消費税で別々に入力しています。
今まで、月々の出費だけにフォーカスしていましたが、今年からは、消費税を別に記載して可視化したくなりました。
理由は、我が家が支払った税金総額を把握したいから。

考えてみたら、生活費などの節約は節税にも繋がります。
不思議と、消費税8%までは、そのようなことを考えたことがなかったのですが、10%になったことと自分が現在無職であることで、かなり意識するようになりました。
また、モノを減らして、本当に必要なモノだけを残す作業に取りかかっている今、不要なモノを購入する行為は、ムダな税金を支払っていることと同じだな、と感じるようにもなりました。

もちろん、国の税収が少ないと、私たち国民の生活に影響が出てきますが、だからと言ってムダな消費をしていいのかといえば、それは違うと思っています。
しかるべきモノを買った上での消費税ならば、それは必要な税金です。
しかし、ただ何となく必要もないのに購入してしまったモノにかかる消費税は、税金を余計に支払っているも同然です。
ましてや、それを使いもせず、収納の奥に眠らせてしまったら、ただ商品代と税金を支払っただけで自分には何のメリットもありません。
そんな税金の支払い方には、疑問を持つべきなのかな、と漠然と思うようになったので、家計簿には消費税を別途記載して、常に意識できるようにしていきたいと思うようになりました。


1月光熱費の請求書を見て、今月は気を引き締めて節約しなければいけないので、あえてブログに綴ってみました。
2月は他の月よりも日数が少ないので、検針結果も少なめになるはず。
そこで、どれだけ1月との差をつけられるかが、勝負ですね。
頑張ろう!

ディスプレイの整理を再び

2020-02-04 | 日々の暮らし
ここのところ、ディスプレイの見直しと整理を、ことあるごとにしています。
2日前に、壁に取り付けていた収納棚を3段から1段へ減らしたのですが、とうとう最後の1段も取り外しに成功しました!

最後の1段
壁に取り付ける収納棚と書いていますが「ウォールシェルフ」のことです。
ずっと、名前が思い出せなくて「壁収納」と書いていました。
恥ずかしいな、私(苦笑)

で、そのウォールシェルフのことですが、もともと画鋲で取り付ける簡易なモノだったので、本格的なモノよりは取り外しが楽なのですが、それでもディスプレイしている小物インテリアを取り除いて、シェルフも外して、となると、手間と時間は当然取られます。
が、しかし、昨日やっと、最後まで残していた1段も、取り外すことができました。

最初に取りかかった時点では、3段あったシェルフを全て取り払うことが最終目的だったのですが、ディスプレイを移動させたり処分したりしても、1段だけは処分できませんでした。
これは、まだディスプレイしているモノが多すぎるのだな、と感じていたので、2段分を処分した翌日も、ことあるごとにディスプレイの見直しを考えていました。

いろいろと考えているうちに、残していて別の棚に移動させていた小物を少し処分することにしました。
本当は、まだ好きだったのでそのまま飾っておきたかったのですが、あきらかにディスプレイが渋滞を起こしているので、どうしても飾っておきたいモノを、数個だけ選んで、他は一時的に紙袋へ入れて、視界から外してみました。
すぐに処分しなかったのは、まだ好きなモノばかりだったし、ディスプレイの工夫次第でどうにかなるのでは?という思いがあったから。

ところが、視界からなくなると、その存在を忘れていることに気が付きました。
これは、自分の中で処分の許可が下りたということ。
また、気持ちが揺れないうちに処分しなければ、と思い紙袋に入れていた小物は、全てごみ袋へ入れました。

別棚に残していた小物が少し減ったので、まずその別棚のディスプレイを見直し、なんとか目途が付いたので、壁に残した小物を移動させて、ようやくウォールシェルフ最後の1段を取り外し、ミッション完了です。

残した小物の今後
残した小物は、なんとかやりくりして、ノーセンスながらディスプレイされています。
これらも、思い切って処分出来る気持ちになれたら、一気に処分が進むのですが、まだその気持ちにはなれません。
ただ、何とか自分の中で落としどころを作って、私が元気なうちに、自分の手で処分したいので、その気持ちになれるまでは、自分との闘いですね。

ディスプレイしているモノほど使っていないモノはない
よくよく考えると、飾ってあるだけのモノは、まったく使っていない状態なので、なくても困らないモノです。
であるにもかかわらず、なぜ、ただ飾っておくだけのモノをいつまでも所有しているのでしょうね。

注意【ここより先、テレビ番組のネタバレあります】
昨日、テレビのバラエティ番組で、潔癖症芸人が住んでいる部屋が紹介されました。
詳細は割愛しますが、その潔癖症芸人の方は、とにかくきれい好きで、家に帰るとすぐに床の汚れをチェックして、気になるところがあると、すぐに掃除機をかけます。
来客にも、触ってほしくないところや、汚してほしくない場所がたくさんある潔癖症です。
そんな感じなので、番組のロケが企画されるまでは、客を招いたことがなかったとか。

その芸人の方は、潔癖症なだけではなく、部屋のインテリアの雰囲気やディスプレイにも、こだわりを持っていました。
インテリアの中でも、一番驚いたのは、部屋の目立つ場所にセンス良く置かれていたキャビネット。
見た目は、モデルハウスにあるような、おしゃれなウッドキャビネットです。
ところが、そのセンスの良いキャビネットは、中身が空っぽ。
思わず「え?」と声が出ました(笑)

芸人の方曰く、来客がある際に、センスがあるステキな部屋だと思ってもらいたいがために、置いてあるのだとか。
…いや、来客ないって、言ってたやん?使わんのやったら、要らなくない?(思わず方言飛び出す)

そうなんです。
この芸人の方、それこそ全く不要な収納を、部屋の見た目だけのために購入して飾ってあるだけなのです。
家具を、飾るためだけに買うって凄いな、と思わず声に出してしまいました。

見栄の象徴インテリア
しかし、よくよく考えると、飾るためだけの家具と、ディスプレイするだけの小物インテリア、大きさや価格が違うだけで、目的は同じ。
「見栄え」がよくて「センス」があって、なんなら「他人にいい評価をしてもらいたい」から、インテリアを飾っているような側面、絶対にありますよね?
ただ、家具は大きくて値段もそれなりに高いので、使わないと勿体ない、使わないなら買わなければいいのに、と思ってしまうだけで、小物インテリアにも同じことが言えます。
実際、部屋に招き入れた友人が、ディスプレイしてあるモノを見て「すごいね」「上手に飾ってるね」と言ってくれたとき、非常に気分がよかった記憶があります。

もちろん、好きだからいつでも眺めていたい、愛でていたい、という気持ちも上乗せされるのですが、それとは別に、やはり自分のセンスや趣味を評価してほしいという側面は、少なからずあるのだと思います。
ただ飾るだけのモノというのは、不特定多数の人たちを対象にした“見栄”の象徴なのかもしれません。

そう考えると、自室にディスプレイしている小物に対して、絶対的な愛着があるのかどうか疑わしくなってきて、もう一度自室のディスプレイを見直すきっかけになりました。

最後は本当に好きなモノだけが残るはず
多少の見栄があったとしても、好きな気持ちがないと、モノをディスプレイすることはありません。
ただ、本当に心の底から好きで、ずっと愛着を持っているモノと、ただなんとなくかっこいいから、センスがあるから、見栄えがいいから、といった感覚で飾ったモノとでは、自分の中での価値が違ってきます。
そこを見極めて、他人ではなく自分の評価基準で、ディスプレイしているモノの価値を判断できたら、不要なインテリアは処分できるようになると考えています。

評価を繰り返すうち、おそらく一番好きなモノ、一番大事にしたいと思えるモノを残すことになると思うのですが、今はまだ評価している途中といったところ。
ですから、モノがまだまだ処分できません(苦笑)
ただ、こうやってブログを書いて、自分の考えや気持ちを可視化していくと、少しずつ視野がクリアになってきて、処分すべきモノと、大切にすべきモノが、徐々に明確になってきました。
あともう少し、ディスプレイしている小物を処分できそうですので、頑張ってみたいと思います。


今回の記事を書いているうちに、JUDY AND MARYの『そばかす』という曲のワンフレーズが思い浮かびました。

 思い出はいつもキレイだけど
 それだけじゃ お腹がすくわ

曲が発信する全体のイメージは違いますが、このワンフレーズは、飾ってあるだけのモノに対しても言えることだと思いました。
ひとつひとつのモノには、きっといろいろな思い出や思慕が詰まっているのですが、それだけでは空腹は満たされない。
寂しい考え方だと捉える人もいるかもしれませんが、それが現実。
満たされた気持ちで暮らしていくには、現実と思い出のバランスが、重要なのかもしれませんね。

頭痛が酷い朝と手抜き食の話

2020-02-03 | 日々の暮らし
久しぶりに画像アップ。
本日の手抜き昼食です。
 玄米:白米=1:3のごはん
 みそ汁(インスタント生みそタイプ)
 冷凍ほうれん草のおひたし
 目玉焼き
 マルシンハンバーグ(5種のチーズ入り)

頭痛が酷い朝はこんな感じ
今朝起きたら、結構な頭痛でした(汗)
ひとまず頑張って、母の朝食を用意して、そのあと11時ごろまで寝てました。

食後は、使った食器を洗って、そのあとブログを書いたり他の家事をしたりするのですが、それらをする気力がないくらい頭痛がするので、全部放棄してベッドへ。
もし、仕事をしていたら、この頭痛を薬で抑えて頑張って出社したのでしょうが、完全ニート状態の私は、迷うことなく身体を休めることを選択。

順調にいけば、1時間くらいで頭痛も治まるのですが、酷いときは昼過ぎまで眠ってしまうこともあります。
医者で診察してもらったわけではないので、はっきりとした原因は不明ですが、頭痛がするシチュエーションは大体決まっています。

 ・気圧が低い天気のとき
 ・PMS
 ・夜の眠りが浅いとき

夜の就寝時間が遅いなどの原因も考えられるのですが、そういった場合は頭痛は関係なく眠気が日中に襲う感じです。
PMSは、サプリメントを試してみる必要が出てきているかもしれませんね。
夜の眠りが浅いときは、頭痛だけではなく身体の疲れもあります。
眠ったのに疲れてるって、どれだけ寝ている間に頑張ってるんだよ、私、と思います(苦笑)

本日の手抜き食について
本日の朝食は、ヨーグルト、プロテインドリンクと豆乳をミックスしたドリンクの2品でした。
母が、夜中に朝食のパンを食べてしまったので(朝起きたらパンが無くなってました~)
朝食は少なめに(苦笑)
いつもは、ヨーグルト、ドリンク、パンを用意します。

朝は、いろいろ考えて食事を用意するのが面倒くさいので、ドリンクとパンは必ず用意するようにし、あとは、ヨーグルトかフルーツかサラダを添えます。
用意すると言っても、器に入れるだけのモノばかりです(笑)
ドリンクは、母の筋力低下を防ぐ効果を期待して、プロテインドリンクは毎日出すようにしています。

本日の昼食は、最初にご紹介したとおりの、手抜き昼食です。
母には、ハンバーグを抜いた状態で出します。
11時まで寝ていたので、凝った料理を作る時間もなく、冷凍に頼るメニューになりました。

冷凍食材は使いやすい
数か月前から、冷凍食材を使った調理を基本としていまして、最近やっと使い慣れてきた感じです。
なんなら、冷凍庫に入っている食材を確認してから、食事メニューを決めているほど、冷凍食材に頼っています(笑)

買ってきたデリカテッセンを冷凍しておいたり、玉ねぎのスライスを冷凍することもあります。
玉ねぎスライスは、調理時に切ると面倒なときがあるので、時間があるときに作っておきます。
デリカテッセンは、家族で食事をすることを想定した数量が入っていることが多く、家族2人では食べ切れないことがあるので、余った場合に冷凍にしています。
以前は、冷蔵庫に入れておいて、3食同じおかずを食べるなんてこともしていたのですが、それだと栄養が偏ってしまうので、とりあえず余ってしまったデリカテッセン(冷凍に適しているモノのみ)は冷凍しています。

すでに調理済みの冷凍食品は、あまり買いません。
入り数が中途半端だったり、調理時間が意外と長かったり、時には普通に作るよりも手順が多い冷凍食品もあるので、時短といいつつ手順が増えるのならば、効率的ではないので、あまり意味はないのかな、と。
ですから、冷凍食材は活用しますが、完全な調理済み冷凍食品は、ほとんど買いません。
あと、完全調理済みの冷凍食品に使われている食品トレーが、思いのほかごみを増やすのですよね(苦笑)
プラごみ袋がいっぱいになってしまうのも、なんだか違うな、と考えるようになってから、調理済み冷凍食品はほとんど買わなくなりました。

最近よく使うのは、フライドポテト(太目に切ったモノ)の冷凍です。
揚げてから塩を振って食べるのが、普通の食べ方ですが、他の食材と一緒に耐熱容器に入れて、煮物用の出汁つゆを入れて、電子レンジで加熱すると、ジャガイモの煮物が簡単にできます。
同じ要領で、カレー、シチューなども作ります。
芋好きな母にも、評判がいい一品が作れます(笑)

あとは、青物野菜の冷凍が好きです。
ブロッコリー、いんげん、ほうれん草が、定番です。
メーカーによっては、解凍してそのまま食べられるようになっているので、調理時間の短縮にとても便利です。

冷凍食材、本当に私の性格には合っています(笑)

手抜きと時短と効率化
冷凍食品以外にも、インスタント食品、チルド食品、レトルト食品をよく買います。
これらは、すでに調理済みのことが多く、温める時間も短いので、ありがたいです。
身体に悪いよ、といった意見はごもっともなのですが、調理に時間をかけるとストレスを感じてしまうので、できれば全部外注にしたいくらい、根が面倒くさがりなのです。
ですから、少しでも調理工程を減らせて、短い時間で用意できるのならば、そちらを優先したいのです。

きっと、丁寧な暮らしをしている方から見たら、とんでもない暮らしっぷりに映るでしょうね。
ただ、私は丁寧に暮らすことよりも、ストレスの元を少しでも減らした暮らしがしたいので、調理を始めとする家事の手抜き、時短、効率化は、欠かせません。
身体の健康も気になるのですが、上手くバランスを取りながら、やはり手抜きで時短で効率的な調理を、続けていきたいと思っています。


今回は、私の手抜き食と頭痛の話を、ダラダラとしてしまいました。
数日前に、ブログの更新は午前中にすると決めたばかりなのに、早くもルーティンが崩れて、午後の更新になってしまいました。
これは、体調と相談しながら、もう一度生活ルーティンを見直した方がよさそうですね。
ストレスを溜めない暮らし、理想に近いルーティンが確立する日は、いったいいつになるのかな?

掃除機がけが面倒くさいという話

2020-02-02 | 日々の暮らし
掃除機がけが、好きではありません。
しかし、掃除機をかけないと床に埃やごみが溜まってしまいます。
何故、私は掃除機がけが好きになれないのだろう?

理由は単純、それは

 面倒くさいから

この一言に尽きます(笑)

どうして掃除機がけは面倒くさいのか
掃除が大好きな人には、よくわからないかもしれませんが、掃除機を使った掃除を、私はとても面倒くさいと感じます。
しかし、部屋が汚いのも嫌です。
部屋をきれいに保ちたいがため、面倒な掃除機がけをしているような状態です。

では、なぜ掃除機がけが面倒くさいのか。
そんな、どうでもいいことを真剣に考えてみたところ、以下の理由を思いつきました。

 ・コードが邪魔
 ・本体が邪魔
 ・本体が重たい
 ・小回りがきかない
 ・ダストボックス内の掃除がしにくい
 ・収納場所に困る

ならば、掃除機を持たなければいいのに(苦笑)

そうなんですよね。
掃除機に不満があるなら、別のモノに買い替えるか、掃除機使用をやめて他の方法で掃除するしか、解決方法がないのですよね。

ちなみに、我が家で使っている掃除機はサイクロン式。
紙パックは使用せず、ダストボックスへ直接ごみと埃が溜まるタイプです。

掃除機を使わない掃除を想像してみる
もし、掃除機を使わないという解決方法を採用するとしたら、その後の掃除はどのようになるのでしょう?

現在、掃除機がけは週に1~2回で、普段はクイックル〇イパーと粘着式カーペットクリーナーを使用しています。
そのまま、クイック〇ワイパーとカーペットクリーナーでいいのでは?とも思うのですが、この2アイテムだけだと、細かすぎる埃やごみが残りますので、たまに掃除機で一気に埃とごみを吸い込むことにしています。

もし、掃除機を手放した場合、考えられる他の掃除アイテムは、箒もしくは有能なお掃除ワイパーです。
今使っている〇イックルワイパーは、細かいハウスダストまではからめとることができません。
ウェットタイプを使えば、少しはマシですが、掃除機の吸引力には到底及びません。
ですから、クイック〇ワイパーよりも有能なお掃除ワイパーを探すのも、ひとつの手だと思っています。

私が望む結果が得られるお掃除ワイパーがない場合、箒がけをすることになるのかな、と思います。
しかし、我が家の床状況は、箒がけに向かない場所が多いです。
理由は、ラグやカーペットを使用している部屋があることと、家具の配置が箒がけに向いていないからです。
箒がけが向いている部屋の条件として、家具の配置が全て壁際であることと、フローリングか畳でカーペットやラグがないこと。
そうでないと、掃除機と同じくらい面倒なのですよね、箒がけは。

そして、箒がけのデメリットとして挙げられるのは、ハウスダストが舞い上がってしまうこと。
箒は、土汚れや砂ぼこりには強いと思うのですが、ハウスダストは掃くと舞い散ってしまって集めることが難しいのですよね。
しかも、舞い散ったハウスダストを吸い込んで、咳き込んだりくしゃみが出たり。
アレルゲンでもあるので、なかなか気を遣います。
昔ながらの方法として、濡らして固く絞った新聞紙を細かくちぎって、床や畳の上にばらまき、箒でそれを集めることで、ほこりやごみも一緒に回収できる、というのがあるのですが、我が家は新聞を取っていないし、毎回それをやるのも面倒です。

そうなると、やはり掃除機は必要な気がします。

掃除機を買い替える場合
今使っているサイクロン式の掃除機、購入してから5年くらい経つのですが、掃除機の耐用年数は平均して7年くらいだそうです。
ということは、あと数年で買い替え時期ではあるのですが、この耐用年数はおそらく毎日使用した場合だと思われるので、我が家の掃除機はもう少し頑張れるかもしれません(笑)
ただ、最近の家電あるあるなのですが、掃除機本体が問題なくても、スイッチ部分が反応しなくなると全く使えなくなるのですよね。
その点を考えると、もしかしたら通常の耐用年数よりも早く買い替えることになるかもしれません。

もし、掃除機を買い替えるとして、候補となるのは、

 ・掃除ロボット(全自動掃除機)
 ・充電式のスティッククリーナー
 ・電気を使わないスティッククリーナー(内臓ローラーでごみやほこりを巻き取るモノ)
 ・フローリング用粘着式クリーナー

一番最後は、掃除機ではありませんが、細かいハウスダストも取れるので、候補に入れてみました。

掃除ロボットは、正直とても微妙です。
我が家のマンションは、昭和に施工が始まり、平成元年に完成しています。
当時は、バリアフリーが標準仕様になっている物件も少なく、今住んでいるマンションも、共有部分を含めて段差がかなりあります。
部屋の中で言えば、各部屋の入口ドア枠の段差がありますし、トイレと洗面所と浴室は床の高さそのものが違います。

掃除ロボットのデメリットとして、段差に弱いということがあります。
評判を調べると、新機種でも段差についてはかなりデリケートな様子ですし、何より家具の配置を考えると、隅々のハウスダストまで取り除くのは、難しいかもしれません。

電気を使わないスティッククリーナーは、私が小さいころに母が使っていた記憶があります。
今は、もっと機能性が向上していると思うのですが、こちらも隅々のハウスダストを取り除くのは微妙という印象。
内臓されているローラーが、本体の端まであるわけではないので、ローラーが接地しない部分は埃が取れないと思われます。
電気代節約、エコといった視点であれば、よい商品だと思うのですが、機能性重視だと候補としては一番下です。

コードレス式スティッククリーナーは、いろいろなタイプがあるので、慎重に選ぶ必要があります。
サイクロン式だと、ダストボックス部の掃除に手間がかかりそう。
紙パック式だと、紙パックが常に手に入る機種を選ぶ必要があります。
また、ダストボックス部分は上に付いているタイプじゃないと、我が家の家具の隙間に入りません。
バッテリーも、取り外し式なのか内蔵式なのか、充電器の設置はどういったタイプなのか、など、スペックをよく調べなければなりません。
電気掃除機としては、今使っているモノよりは便利で手軽にはなりそうですが、その分デメリットもしっかり把握する必要がありますね。

おまけで挙げた、フローリング用粘着式クリーナーですが、実を言うとこれがいちばん私には合っているかもしれないと思っています(笑)
フローリング用粘着式クリーナーのメリットは、

 ・電源を必要としない
 ・掃除の際に埃が舞い散らない
 ・ダストボックスの掃除が不要
 ・掃除機のような本体のメンテナンスが不要
 ・粘着シートならば捨てる際も手軽
 ・収納場所も掃除機ほど必要ない
 ・すぐに手に取ることができる

私の性格だと、メリットの方が大きい気がします。

デメリットは、カーペット用の粘着シートと使い分ける必要があることと、粘着シートがなくなったら買い足さないといけないことと、狭い隙間への対応が微妙なことでしょうか。
でも、それは掃除機でも同じようなデメリットがありますので、やはりフローリング用の粘着式クリーナーが、一番いいかもしれません。

ということで、記事を書いているうちに、フローリング用の粘着式クリーナーが第1候補へ繰り上がってきました(笑)
費用面でも、初期費用は一番安く上がりそうですし、モノを減らす観点では廃棄に制限がある掃除機を購入するのは、ベストな選択とは言えないような気がします。
今後のことも考えて、今の掃除機が壊れたら、フローリング用の粘着式クリーナーに替えることを検討したいと思いました。


最後に、お詫びです。
この記事を書いている途中で、うっかり記事を投稿してしまいました。
たまに、こういう操作ミスをします。
途中までの記事をご覧いただいた方がいらっしゃったら、申し訳ありませんでした。
そして、再度読み返してくださった方、ありがとうございました。

ディスプレイを整理した話

2020-02-01 | 日々の暮らし
壁のディスプレイが、ずっと気になっていました。
これまで、少しずつですが不要な飾りは処分して、スッキリした壁を目指してきましたが、なかなか思いきり処分することができずにいました。
この度、やっと以前の半分以下まで減らすことができたので、そのお話を少しします。

今までの壁面ディスプレイ
終活を始めるまでは、壁にモノを飾っても生活の邪魔にならないので、結構たくさんのモノをディスプレイしてきました。
ポストカード、ポスター、パネル、キーホルダー、カレンダー、小物雑貨、サイン。
とにかく、壁一面はびっしり埋まっていましたね。

特に、好きなアーティストやスポーツ選手の、ポスターやポストカードやキーホルダーは、あればあるだけ買っていた時期もあったので、壁にディスプレイしきれずに、クローゼットの上(押し入れで言う天袋的な収納)に眠っていたモノもたくさんありました。

あるとき、死蔵品と化しているポスターや小物を、ひと通り壁にディスプレイして、そのあと処分しようと決意。
まず、すでにディスプレイしてあったモノで、もう処分しても後悔しないと確信できるモノを、次から次へと外して処分、新しくできた空間へ、死蔵していたポスターや小物を飾りました。

その後は、その繰り返しで、2~3ヶ月前ぐらいに死蔵品が全てなくなりました。

ここ数か月の壁を含めたディスプレイ事情
何か月か前に、壁のディスプレイで、もう飽きたモノや十分楽しんだモノを処分し、壁が見える面積が増えると、それまでは、壁に好きなモノをディスプレイしていることが楽しくて幸せだったのですが、嗜好品を眺めながら過ごす楽しさとは違う、開放感やゆとりを感じていました。
壁のディスプレイを外しただけですが、壁が見えてきたことにより、部屋が広くなったような錯覚にも陥りましたね。
でも、それに心地よさを感じ、壁のディスプレイを徐々に外して、最終的には壁に何もない状態にまで持っていこうと決めました。

しかしながら、壁にディスプレイされたモノは、飾る工夫を凝らしているため、外すのは簡単ではありません。
プッシュピンやテープで留めているだけなら、ガシガシと外していけば終わるのですが、簡易な壁収納を駆使して飾っていたり、手の届かないところに、パネルやサインがあったりで、外す作業は思った以上に大変。
ときには、脚立を使い、家具を移動させて外さなければなりませんでした。

先日、やっと壁の上(天井に近いエリア)にディスプレイしていた、サインや記念パネルを全て外し終えたことは、以前ブログでも触れましたが、その後は、暇があると壁を眺めては、「もう、処分してもいいかな」と思えるモノを、処分し続けてきたような状況です。

壁収納を半分以下に
小物や小さいパネルをディスプレイするために、3段の壁収納を設置していました。
壁収納と言っても、プラスチック製の軽いモノを画鋲で付けるという簡易なモノで、100円ショップで購入しました。
収納というよりは、棚ですね。
それが3段あり、横幅は70cmくらいスペースを取っていました。

数日前、この壁収納棚を1段にまで減らしたい、と思い、かなり時間をかけて、処分しても大丈夫なモノと、まだ飾っておきたいモノを仕分けました。
処分する基準は、

 ・2年以上飾っていたモノ
 ・飽きたモノ

この2つです。
飽きたモノは、サクッと処分できるのですが、飽きていないモノに関しては、自分でも感情が先行して、なかなか処分する決心ができません。
そこで、飾って2年以上たったモノで、もう十分楽しんだと思えるモノを、処分することにしました。

しかし、目標は処分することではなく、棚を減らして1段にすることです。
処分する基準に満たないモノも、とにかく壁からは外そうと考えた結果、書籍やファイルを収納している棚に一部移動させることに。
これが、また、結構大変な作業でした(苦笑)

ディスプレイ変更作業
まず、まだ飾っておきたいモノを外して、一か所へまとめておきます。
次に、棚を2段分処分するのですが、画鋲で留めているとはいえ、強度の関係で画鋲の数が多い。
その画鋲を、ひとつずつ抜いて棚を取り外し、さらに棚の支えの部分を天板から外し、ごみ袋へ入れやすい状態にまでしなければいけませんでした。
設置する際は、そこまで面倒を感じなかったのに、処分するために外していると、とにかく面倒しか感じません。
これを、遺品整理の際に他人にさせてしまうのは、やはり気が引けますよね。
面倒を感じながらも、この作業は終活に必要な大事な作業だと思いました。

次に、1段だけ残した棚に飾るモノを決めて、改めてディスプレイします。
そこは、飾るモノをある程度決めていたので、割とすぐに終わりました。

問題は、残りのモノをどうするか。
すでに、書籍やファイルを収納している棚の最上段は、別のモノをディスプレイしています。
ここには、壁収納棚では耐荷重オーバーになってしまうモノを飾っています。
見やすいように(眺めて楽しみやすいように)少しゆとりのあるディスプレイをしていたのですが、壁にあった小物を移動させてくるとなると、配置を変えなければ収まりがつきません。
仕方がないので、最上段にあったモノの半分を棚の上へ移動。
そして、壁から移動させる小物を配置して、現在なんとか形にはなったかな、という状況です。

結果、棚の最上段と上は、かなり雑多な印象になってしまいました。
これ、もう一度精選して、小物を減らす必要がありますので、さらに厳しい基準を、自分で決めないといけませんね。

作業の印象ギャップが心身に堪える
壁にディスプレイをしていく過程では、ウキウキしながら作業をしていたし、すべてを一度にディスプレイしたわけではないので、手間は少々かかっても、さほど疲れを感じることはありませんでした。
しかし、それを外して壁をすっきりさせようとなると、まとめて取り外すことになり、これが結構しんどいと感じます。

年齢的な体力の衰えを差し引いても、外す作業はウキウキした楽しい気分ではできず、何故自分はこんなにもたくさんのディスプレイを壁に施したのか、と、自虐的な思考になりがちなので、作業が終わると心身ともに疲れます。
そして、ディスプレイを楽しみながらしていたときのことを回想しながら、

「あの頃の自分は今の自分に対して、無責任で無邪気だったわ~」

などと、反省しました(苦笑)

ただ、予定のモノを全て取り外した後、壁が見える面積が増えたことで、思った以上に開放感やゆとりを体感できたことは、収穫でした。
これまで、壁に何かがディスプレイされていることが当たり前な状況でしたので、モノがない壁が、ここまで気持ちいいとは知りませんでしたから、壁のディスプレイを外してよかったと、素直に思えています。
もし、外した後、疲労感だけで終わってしまっていたら、広くなった壁も、ただむなしい存在になっていたと思うのですが、何もない壁にはそれなりの効果や役割があるのかな、という気付きにもなったので、残りのディスプレイも、頑張って外していこうと思いました。


今回は、ディスプレイを整理した話をしましたが、主に壁のディスプレイの話になってしまいました。
しかしながら、まだ棚のディスプレイ問題が残っています。
昨日から、いろいろ考えているのですが、最終的には半分くらい処分しないといけないかな。
好きなモノばかりを残しているので、優先順位をつけにくいのですが、頑張って減らします。