AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

ブッ叩ける環境

2019-04-20 01:15:00 | スタジオ
お世話になっているスタジオの一番広い部屋に、先月からSONORのドラムが設置されるようになった。

今回、漸くそのドラムを叩く機会が出来た。


シリーズは、SQ1。
元々完全オーダーメイドシステムであるSQ2を、SONORを使用しているドラマー達の協力の下、出来上がったのがこのシリーズ。

多分判りやすいところで言うと、
PearlのMaster Worksの基準となるモデルとして生まれたReferenceみたいな感じだろうね。

ユーザーに対して選択肢を広げているのが原因で、逆に選択に困惑を生じさせてしまっているところに道筋をつけさせようとしたのが、いちシリーズとして定着しちまったっていう、ね(苦笑)。

まァどーいったルートで入手したのかは気になるところだが(笑)、それでも決して安いものでは無かった筈だ。

ま、
とりあえずその辺りの事情探るのは野暮なんで、オレとしては単純にSONORの上位機種のドラムキットを堪能できる機会を楽しみたいところだ。

このドラムキットでまた魅力に繋がってるのは、3タム仕様になってる事だろう。

オレとしても、ゆくゆくは10インチのタムを再設置した内容に戻していきたいと考えているんで、この部屋に10インチのタムがあるのはちと有難い。

で、
叩いてみた感想としては、良くも悪くも、小ぎれいにまとまっている感じがした。

バーチ材っていうのもあるだろう。低音に対して芯が通っている為、少し叩いてもパワーが出る様な響きとなる。

ただ、以前設置されていたDWはソレと比べると、低音が出るが纏まりはやや落ちる感じで、スタジオのスタッフ曰く、人によっては音が暴れて鳴らし切れない事もあったらしい。

オレとしては、あの低音をたっぷり含んだゴツイ鳴り方は叩いていて爽快だったんだが、やっぱり部屋の規模にもよるんだろうね。
叩く人間によっては持て余していたワケだ。

その点だと、今回のSONORは叩き手の力量相応に答えてくれる上に音がまとまるんで、叩いていて快適さはこっちに軍配は上がるんじゃないかね。

その上、DW設置とSONOR設置で比べると、一番広い部屋的にはSONOR入ってるって方がネームバリュー出るのは間違いないね。

当然、オレはこの部屋の広さで出せる音が気に入ってるので、今後もココを利用していく事になるが、以前に設置していたDWはまた違う部屋に移動したんで、SONORのある部屋が利用できない場合、そっちもこれから更に利用率が高くなってくだろう。

ま、バンドで利用するなら、間違いなくSONORのある広い部屋って事になるだろうケドね。