去年暮あたりで見つけてきたペン2色で描いてみた。
「双龍」。
ターコイズとバイオレットのカラーで、どこまで思っていた濃淡描写が出来るかを試す為に描いたんだが、思っていた以上にいけるようだ。
因みに、今回はある程度ペンの太さを使い分けてやっているが、そこも貢献してる。
うーむ、やはりペン先の太さによっての使い分けは大事になるかな。
今後は、既存のペンでの太さ別で揃えていく事を考えておくか。
去年暮あたりで見つけてきたペン2色で描いてみた。
「双龍」。
ターコイズとバイオレットのカラーで、どこまで思っていた濃淡描写が出来るかを試す為に描いたんだが、思っていた以上にいけるようだ。
因みに、今回はある程度ペンの太さを使い分けてやっているが、そこも貢献してる。
うーむ、やはりペン先の太さによっての使い分けは大事になるかな。
今後は、既存のペンでの太さ別で揃えていく事を考えておくか。
暦の上では昨日、MEISTERとしてのライヴをやってきた。
実は去年、9月に同じ場所でライヴをする予定になっていたが、予期せぬ出来事で断念せざるを得なかった。
今回のライヴは、ある意味リヴェンジという意味を含めて臨むライヴでもあった。
ただ、蓋を開けてみると、今回も何だかんだで知っている面子が集まった出演バンドとなっていた。
が、
一つ例外だったのは、バンドの一つが外国人で寄せ集まったバンドで、ここが相当な人数を集客させていた。
その所為で、ライヴ会場が海外のライヴに紛れ込んだ様な情景になっていた(笑)。
そして、そのお陰で、全てのバンドのライヴの盛り上げにも貢献してくれたのは間違いなかった。
久々に大人数の前でライヴを演奏する事になったので、オレも必然的に熱量が上がった。
オーディエンスの人数でやる気を決める、何てことをするつもりは毛頭無いのだが、それでも、数多いオーディエンスが盛り上がっている様を目にすれば、こちらだって駆り立てられるのは当然だと思う。
こーいうのは、求めてもそう簡単には得られない報酬の一つ。
実は今回、その外国人バンドをこのライヴに紹介した人物(ここも知り合い:笑)とじっくり話しする機会があったので、出演バンドの人らも含め楽屋で談話していた。
言ってみれば、彼はこのライヴ全体の盛り上がりの立役者の一人だと言って良い存在なので、そーいった話をしていたんだが、「こーいうのは、当然ながらバンド側の演奏が素晴らしいというのも条件」と答えていた。
そして、「それもやっぱり、ここまで続けて積み重ねてきた人達だからこそだと思う」と。
彼と知り合ってから早10年以上か。
お互いに活動してきたバンドは知っているし、勿論その間紆余曲折してきた。
それでも、自分を曲げずに今までやってきたのも事実。
その間に淘汰されたものはホント多く、そんな中であるから、最近また顔を合わせる事も増えてきた様に思える。
但し、続けるにしても、単にだらだらとして自分達のステップアップを図らない様な活動を指すものではない。
自分達にそれなりのものを課して続けていく。
そこで続けていけるだけの核がテメェに備わっているかどうか。
正直、しんどくなる事もある。
活動中に、「何でオレはここまでしてこんな事やらなきゃならないんだ」と思う事だってある。
止めるって、簡単なんだよ。
今のオレのやっている状況なら、直ぐに投げ捨てる事だって出来る。
でも、止められない。
諦めきれない、っていうのが本音かもな。
プロになる事とか、もうそーいうのじゃないんだよね。
ここまでやってきて自分が作り出したものを、あっさり捨てれるかよ、という意地だね。
ソレがずーっとここまで続いている感じ。
そして、バンドで音を出したら、モヤモヤした感情が吹っ飛ぶんだよね。
「これだよ、これが大事なんだよなァ」と、いとも容易く気が晴れてしまう(笑)。
そーいう意味では単純な野郎なんだろうな。
でも、ソレを感じられるほどの面子に巡り合えたどうかでもある、というのもここまで続けてきたからこそ解っているつもりだ。
そんな中で、自分の中で「ここまで到達したい」と思うものがあったら、その先へと進めていける自信になる。
続けていくには、ソレも必要。
千差万別、諸条件が交差するワケだから、明確な答えなんて出せないんだケドね。
継続は力なり。
音楽に限らず、自らを高めていきたい場所で、その言葉は何よりも強みになると思う。
2023.2/19 ~INSA awakening~
ーMEISTER Set Listー
1.SURVIVE
2.PRIVATE RIDER
3.Guitar Solo & Drum Solo~ESCAPE
4.NORTH WIND
5.DARKNESS OF LIGHT
前作『I,THE MASK』リリースから4年が経過。
その間に、元IN FLAMESのメンバーによるバンド、THE HALO EFFECTが期待するイエテボリ産メロディック・デスメタルを提供した事で話題になったりもしていた。
そして、満を持して本家の新作がリリース。
先行MVで「STATE OF SLOW DECAY」が配信された時に、あまりにもイエテボリスタイルのメロデス然としているギターリフが聴こえてきたのはちょっとした驚きだった。
その後にも「MEET YOUR MAKER」といったアグレッシヴなヘヴィナンバーが配信されたりと、「もしかしてIN FLAMESも初期の頃へ戻ろうとしてるんじゃないか?」などという過度な期待感を方々では持っていたかもしれないね。
ただ、個人的にはソレ一辺倒な状態になってもらいたくはなかったし、当然ながら現在の中心メンバーであるアンダース・フリーデンとビヨーン・イエロッテはそんな事にならないように意識を向けていた。
バンドが考えているのは、アルバムの流れを考えたバラエティ。
「10曲中全部がスピード曲であるのは避けたいし、全部スローでメロディックな曲であるのも避けたい。それらが素晴らしいものであっても」と確かに過去に語っている。
このバンドは明らかに、アルバム単位としての曲配置、選択を考えて音楽を作っている節がある。
アルバムというフィジカル媒体を、アートして掲げていると言っても良いだろう。
最近では、サブスクが主流になりつつあり、言ってみればそのバンドに於けるヒット曲を単体配信するという形式が、アナログではなくいよいよデジタル化されてきている。
早いうちではもう20年以上前から、そんな時代がくるだろうと囁かれていた。
だが、それによりフィジカルという媒体が失われていく事も明らかになったと言える。
ソレは所謂レコード盤という音源であるのもそうだし、そこにまつわるアートワークも、手に取る事ができなければ価値観は薄れる。
何よりも、
音楽の作り手である演奏者達に関しても、リアリティの喪失へと繋がる。
この十数年での音楽に於ける手法であれば、生身の人間が演奏した録音物であるか判らない、乱暴な言い方すれば編集されまくった悪い意味での「作られた音」として仕上げる事は容易。
ライヴでは、音楽を演奏しているフリになっているなんていうパフォーマンスが、この先増えてくる可能性だってあり得る。
その時代のその流れに触れて生きてきた世代だから、という意見であるのは承知だケドね。
ライヴでは、修正されて完璧と思い込んでいる滑らかなキレイ事以上に、予期せぬハプニングを含めたゴツゴツした感覚で進む様にこそ、生身である故の迫真が漂う。
音楽をやっていると自負する人間なら、そこを通過して然るべき、と個人的に思う。
・・・・・・と、少しばかり最近の音楽の在り方について思うことろがあった為、書いている内容にちと関連していたモンだから、脱線してしまった。
まァ、簡単に言ってしまえば、
今のIN FLAMESは、❝当時の様なものだって作ろうと思えば作れるが、同じ様なものは作りたくはない。アルバム単位でなんてもっての外だ❞という意識が根底にあるんだろう。
そうであるからこその、アルバムトータリティとしてのバランスの良さが聴き通して感じられる。
今回も揺るがずそこは同じ。
だが、前作と比べて良いかどうかは・・・というのは、また個人的問題だな。
オレにとって前作『I,THE MASK』が名作と呼んで良いと思えるのは、このバンドに対する興味の空白があった為とも言えなくは無い。
実際、IN FLAMESも初期のアルバム全部持っているかと言われればそうではないし、『REROUTE TO REMAIN』以降は、『COME CLARITY』以降から興味の対象より外れてしまった。
公言してるんだが、オレは初期メロデスの頃より、アンダースが幅広い歌唱を身に着ける様になった今のスタイルの方が、音楽的に好ましく思える。
ただ、ソレはあの初期を通過してきた積み重ねによる自然な変化だからこそであり、じゃあ他のバンドで似た様なスタイルであればそれでも良いのか?と言われればソレは違うと断言できる(というか、現在のIN FLAMESスタイルのバンドはそれこそ腐る程出てきているが、一つとしてIN FLAMESと同格に並べる様なバンドが居ると思えないんだが)。
IN FLAMESの最重要人物はイェスパー・ストロムブラドと言われてきているが、ソレはソレで一つの明確な答えであると思う。
でも、当のイェスパーは『A SENSE OF PURPOSE』から離脱であり、その時にはバンドは既に現在のスタイルへと移行していた。
その中にあって、❝イェスパーのあのイエテボリサウンドと言えるギターフレーズが入っていたからこそのIN FLAMES❞とまで言うのなら、そこに拘るファンは今のIN FLAMESに大きな期待を寄せれないという意見になるのも解る。
でも、個人的意見で言えば、以降のアンダース/ビョーンのチームによる現行スタイルも、紛うことなきIN FLAMESである。
この辺りは、STRATOVARIUSにも通じるところがある。
まァそんなところもあってか、久方ぶりにまともにアルバムとして聴いたのが『I,THE MASK』であり、アルバムしても、曲単体としても非常に好感触だった事で、聴き始めてからこの4年間ずっと聴いている始末(2019年は、これとOVERKILLの『WINGS OF WAR』が私的ベストアルバム)。
その前の『BATTLES』も、近年のバンドの中では良作だと言われていたようだが、『I,THE MASK』はそこから確実な飛躍を感じるクオリティという評価をそこここで耳にしているんで、オレがIN FLAMESに向き直ったタイミングも良い時期だったんだろうと思う。
因みに、今作『FOREGONE』からメンバーチェンジもしている。
ギターがニクラス・エングリンから、元MEGADETHのクリス・ブロデリックに代わっている。
この加入事実を知る前に、
当時SNSでブロデリックの投稿を見かけては「何でコイツはIN FLAMESをプッシュしてんのかね」と、内容も良く見てないままスルーしていた(苦笑)。
が、「STAY WITH ME」のMVを見た時に、ブロデリックが思いっきり映り込んでるの見て漸く「あ、加入したのか!」と腑に落ちた。
ブロデリックに関しては、MEGADETHもそうなんだがオレの中では元NEVERMOREとしての存在が大きい。
あの時はツアーメンバーとしてのみの行動だったそうだが、当時ライヴで観た際に、「ジェフ・ルーミスと肩並べて弾いてるコイツ一体何者なんだ?」と思ったものだ(当時は片割れのギタリスト、スティーヴ・スマイスが離脱した状態でのツアー)。
そうしたら、あれよあれよという間にMEGADETHのギタリストに抜擢だからね。
ま、厳密に言えばそこら辺も、当時のNEVERMOREの勢いがどれだけのものであったかが、間違いなく影響してた話。
正直なところ、ブロデリックがこのバンドに何かを齎すという期待とか何も思わないケドね。
テクニックは十二分にあるが、ソングライティングセンスに於いてギラつく個性を放っているかと言われれば、そうではないんだよなァ。
そういった経緯で考えると、ジェフ・ルーミスもARCH ENEMYでは・・・・・・
できたら、ジェフとブロデリックとでも組んで、NEVERMOREに次ぐべきバンドでも動かしてもらいたいと思ってしまう(その時ドラマーは勿論ヴァン・ウィリアムスで)。
と、これ以上は完全脱線しちまうんで、この辺で打ち切っておこう。
なんだかんだで、『FOREGONE』は今年一年は聴き通しそうなアルバムだ。
こーいう事は起こるべくして起こるものだが、悲しいね。
最初期より携わった声優がまた一人、この世を去ってしまった。
貴家堂子の事だからな。
にしても、
これだけ長寿番組となると、携わる人間達は永遠、ってワケにはいかなくなるんだよね。
笑点も、今まさにその窮地に立たされている状況。
世代の代謝により、認知と需要の差はどうしても出てしまう。
それでも、そのブランドを保持する為に継続する。
伝統は、そうやって紡がれ生きていくんだろうな。
ともあれ、マダム劇場も、最初期からの声優はマダムのみとなってしまった。
ご冥福をお祈りします。
どうか安らかに。
さて、節分という事で恒例となりつつある一枚。
予測可能回避不可能な展開。
コンビニでの恵方巻大量廃棄も、最早恒例となり、予測可能回避不可能な展開となってきているのは、愚かとしか言いようがない。
因みに、今年は「南南東のやや南」の方角が良いという事らしい。