AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

疎か

2019-09-24 20:37:00 | 音楽・ライヴ
過ぎし一昨日、WRECKONでライヴをやってきた。

イヴェントとしてはかれこれ10年になる「鋼鉄のロック魂」の、記念すべき10回目。

オレも過去何回か出ているが、WRECKONとしてはこれで2回目。
そこそこのデカイ場所でライヴさせてもらえるのは有難い。


まァ、演奏面はグズグズとしか言いようがなかったがな(苦笑)。
結局、バンドとして練習量の足りなさがそのまま出てきたってのはあるし、個人的にはセッティングの疎かさも加わったって感じ。

この数ヶ月で、どうにもテメェのキックプレイが安定してない気がしてならない。
確かに今回セッティングでペダルの固定力をもっと確認しておけば良かったのはあるんだが、それにしたってどうにも違和感が出ているのは否めない。

右脚をおかしくした辺りからか。
現在は回復したものの、ドラムに対しての演奏面で、特にキックプレイにどうにも不具合を感じてしまう。

単純に、筋力が落ちた可能性も考えられるケドね。その辺りで持久力をつける練習を疎かにしていた点もある。

もう一度自己鍛錬を考え直した方が良いかもな。


ま、
悪い悪いばかりじゃないけどね。

今回のライヴでは、久しぶりに会うバンドの面々も居たので、色々と話が出来て良かった。

こーいうやりとりもまた、自分にとってのモチベーションに繋がるんで、またの機会までにやはり磨き上げて行こうと思うようになる。


あとは、今回のイヴェントで帯同していたカメラマンの方が撮ってくれた写真の一部を。





2019.9/22 「鋼鉄のロック魂Vol.10」 @Beat Station

WRECKON Set List

1.DECEPTION
2.SILENT BLAZE
3.HEATED MUD
4.HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE(MEGADETH Cover)
5.RAVE(N)

ノリの変化

2019-09-17 01:33:00 | スタジオ
暦の上では一昨日になるが、今月22日にあるライヴの為のスタジオ練習をやってきた。

ただ、
メンバーの事情により、今回がライヴ前最後の練習。たった一回(苦笑)。
それにしたって通常よりも時間を短縮。

ここまで引っ張ってきてバンドとして練習をロクにしてこなかったから、全然出来てねェ部分あったし、やればやるほどボロボロだった気も(笑)。

それでも、オレとしちゃあやらないよりはやった方が良い。
寧ろ、この一回をやっておいた事によって、自身のモチベーションが上がった。

この数日の間にも個人で練習に入ったが、正直その時の調子は最悪で、そこから体調不良にも繋がった事で、今回の練習に入る数十分前まで、テンションが落ち込んでいた。

自分のやってる事に対して疑心暗鬼になりかけていたのは事実だよ。
何せ独りでやっていても自問自答にしかなり得ない。
音楽、しかもバンドでやるのであれば、最終的にメンバーと一緒に合わせる事である意味明確な手応えが掴める。

今回の練習で改めて思い知らされたね。
バンドとして音を出して演奏するのが、これほどまでに楽しく感じるとは。

この一回があった事で、自分のモチベーションは一気に上がったし、WRECKONで作り上げている音楽に対して何かしらの自信を拾い上げられた気にもなった。

現金なやつだと思われるかもな(笑)。
でも、ソレを感じ取れるかどうかっていう状況を、噛みしめれるだけ良い。
何も今回が初めてってワケじゃない。過去何度かあった。

ただ、そーいう状況はそうそう起こるワケでもないので、活動を続けていけば感覚は薄れて、忘れる。

当たり前と思ってはいけない。
でもな、そーいう感触を実感として受け止めるには、やっぱ時間を要する。
何処かで、置き忘れる必要が出てくる。

そこを通過しなくて良いに越したことはない。
そもそも、結局はやっている事へのひたむきさがモノを言う。

折れてしまうかどうかだって、判らないからな。
「何があっても続けていく」事が絶対、とはオレは断言したくはないね。
必要だとは思うが、件の事が起こった時に、止まってみるのだって良いとオレは思っている。

立ち止まってから、また進めていきたいと思ったら、ソレが本物だって事になるんじゃないか。
じゃないと、気付けない事もあるからな。

ともあれ、
オレはドラムを叩くにしても、他に一緒に演奏出来る人間が居てこそだ。

誰だって良いワケじゃない。
音を出した時に、共鳴できるものがその場の空間に発生しなければいけない。

今一緒にやってきているメンバーは、そーいう音を出せる人間達であるという事だ。

一人で個人技量を追求するのは結構だ。
だが、複数人と合わせて音を出した時に通用する技術を見出すには、一緒にやってみる必要がある。

この辺りの感覚も、スゲー複雑になるからあまりつらつらと書き上げようとも思わないが、一緒に音出した時に「面白い、楽しい」と感じられるものを得られているかどうかだ。

楽器の種類としては当然と思われるが、オレの力量が発揮されるのは、一人だけで演奏している時でなく、バンドの一部として演奏している時だ。

だから、
バンドとして機能している中で演奏をしている時は、個人練習の時とはノリが変化する。
そこに楽しみを見出せるから、何かがあってもバンドとしての音楽をやり続けていきたいと思っている。

ノリが変わるといえば、
今回の練習でもうお役御免にしようと決めていたLUDWIGのBLACK MAGICも、最後にバンドの中で良い鳴りに聴こえてくれたのも大きかったね。
コイツは使い続ければ続けるほど、「ダメだコイツ」という印象が増して行っていたからね。
まァ、ろくすっぽバンド練習で使わず個人練習ばかりになり、しかも使っていた期間には調子の悪さが度々起こっていたのも影響してただろう。

暫くは寝かせておくよ。
その前に良い印象で使い切れたのは良かった。

それでもやはり、長く使っていける鳴りを持っているのは、結局のところ相棒に行きつく事になるのかもな。

・・・実際何をスタジオ練習用として持って行くかは迷いどころだが、そろそろ涼しくなってくる頃合いなので、入れ替えの移動にも負担(主に肉体)がかかりにくくなるから、少しばかりあれこれ試してみるか。

水面下の感情

2019-09-06 00:11:00 | ノンジャンル
予定よりもかなり時間を食ってしまった。
だが、とりあえずこれで一区切りとしよう。


タイトルは「静かなる業火」。

WRECKONの曲の一つに、「SILENT BLAZE」というのがあるが、その曲から連想させるものを描いてみた。

感覚としては、この二つの言葉は相反する。
だから、オレの思い浮かべたものはこんな感じだった。

歌詞の内容としても、内なる感情を表しているワケで、そこを踏まえて描いていったら、この構図となったんだよな。


まァ、描ているこの状況下というのも、個人的に憤懣やるかたない思いである。

何せ、あともうちょいしたらライヴ(しかも4か月ぶり)だというのに、全くバンドとして練習できてない状態。

その理由としては各々の仕事の事情というのが勿論絡んでくる。
オレらの状況が何も特別というワケでもないのは当然知っている。

こーいう状況で活動しているバンドは、他にも沢山居るし、それこそ知り合いのドラマーも、半年以上ぶりにライヴやるなんていう状態に陥ってるのも耳にしているし。


だからと言って、
それで甘んじて良いかというワケでもない。

そこは、他のメンバーがその辺りどういう認識持ってバンドに臨んでいるかに依る。
オリジナルでやる事に対して、各自どーいう取り組み方しているかというのが、活動に於ける温度差を表すことになる。
ま、コピバンやるにしてもそこは同様の事が言えるが、オリジナルに関しては宿題として与えられる題材は基本的に無く、自主的能動性が最も問われる。
コピバンは言っても元ネタが存在してるから、細部が完璧でなくても、大枠で“らしい”演奏になるくらいまでの復習は可能。

オリジナルで楽器演奏に携わる場合に於いても、色々と環境が違ってくるが、少なくともオレと一緒にやる分に関しては、「自分がやっている」という演奏へと持って行ってもらう必要がある。

要は、
コピバン感覚の要素をできるだけ薄めてやってもらいたい。
誰かに「こんな感じでやれ」と言われてソレをやる事から、「俺だったらこの感じでもアリだ」という独自性へと昇華していってもらえる事だな。

正直、現時点でメンバーから出ているものは、まだまだとしか言いようがない。
色々音楽聴いてる筈なのに、創り上げる工程に入ったら、そこから出てくる容量があまりに小さいと言わざるを得ない。

理論を知らないなら知らないでも、それなりの自由度が少ない。
そーいった意味では、オレはまだジャンルに囚われない演奏を導入/表出できる方なのかなと、思えてしまう(苦笑)。それじゃダメだろ、そんなのがオレ一人だけじゃ。

音楽としてメタルで在りたいのは当然なのだが、その前提を基にどんな表現をしていくか。即ち、他のバンドとは違う表現/色を、メンバー各人で練り上げていくか。
自分たちで演奏して作り上げていく中で、「こいつは面白くなる」という刺激になるものが出せる様になれないといけない。
少なくとも、そーいうものを出していこうという構想を養っておくべきだろう。

百歩譲って、ライヴが現状中々納得の行く回数をこなせないのは仕方ないとするが、
そんなライヴに備える為にするべき練習や曲作りすらも足並み揃えてやれないというのは、オレからすればバンドに対しての取り組む姿勢に不信感を抱きかねない。

少なくとも、オメーらから「やろう」という意思表示を見せてくれよ!と言いたくなる。
ライヴまでの日にが近くなったらやる、じゃなくて、バンドの練度を落とさない為にも周期的にやっておこう、という気概が。

言うのは簡単だよ。
だが、言っても結局件の事情があるし、そこはオレにも当てはまる事でもあるんだよ。
もういい大人だからな。
優先順位ってのを考えると、心身共に健全である状態でないと、動けないのも解るんだよ。
一方的な言動は、単なるエゴにしかならん。

それでも。
やはり今以上にスタジオ入ってしっかり練習するという取り組みに臨めるようにしてもらいたい。
今個人で練習入ってる状況に対しても、意味を見出せなくなってきちまう。

齢いったら落ち着こう、という考えは少なくとも今のオレには無い。
逆に、もう先の事を考えたら、自分の信じたものに向かってもっと深く考えるべきだと感じている。今のところは。


いやー、何でかこの時期になってくるとこうもフラストレーション蓄積するのか・・・・・・兎にも角にも、水面下で感情は渦巻いているワケですよ。
今回描いた絵に、そこは滲み出ているね。