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AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

何歩でも

2014-11-23 05:02:00 | スタジオ
暦の上で昨日はE.O.D.での練習となるはずだったが、メンバーのマル氏とHIDE氏が体調不良のため断念。

その分を急遽、紙屋氏との練習に当て込む形でスタジオ入りした。本来だったら、今週2人で練習するのは控えて、個人での練習にあてようと話していたが、まァ以前に入るかどうかと言っていた、BE-BOPのDスタがどんなモンかを知るにも丁度良いし、結局紙屋氏も今週は個人練習に入れてないとの事だったので、入らないよりはマシってな感じだったワケだ。
オレもここで入っておかないと、少なくとも2週間近くドラムをまともに叩けない状態になってしまうところだったしな(苦笑)。

で、
今回入った場所は、BE-BOPのリハスタとしては最も大きい部屋で、前に紙屋氏と話していた時に、BE-BOP使うなら、この部屋かEスタのどちらかが良いだろうと2択に絞り込んでいたが、恐らく余程の事が無い限り、ココを使う事は無いだろうという結論に(笑)。
ギターの音が、満足な大きさを得られないというのが最大の要因。音の通りを気にするのは先ず当たり前な話で、そこを前提としてオレらは音量が欲しい。
そこそこの音のデカさ程度で納得のできるほど、小賢しい人間ではないのでね(笑)。

そんで、ドラムは現在こんな感じのセッティング。

FB上では以前に挙げていたが、NOUMENONは今のところ、BLACK RUBYの時としようするシンバルの種類は同じ。ただ、この間ライヴをやった時に、スプラッシュのセッティングに関しては、やはりタムホルダーに取り付けるのは良くないと感じたので、現在は極力シンバルスタンドに設置するようにしている。場合によっちゃクラッシュシンバルのセッティングが相当難しくなるが(笑)。


これもFB上で書いたんだが、今メインで使っているYAMAHAのSD6465の打面側のヘッドは、EVANSのHeavy Weightを装着。その前に使用していたEC Snareは、実はコンディションは最高の状態になっていたが、かねてより試してみたかったヘッドを取り付ける為、仕方なく犠牲になってもらった(涙)。
流石LEVEL 360仕様としては最も耐久性の高いモデルだけあって、鳴りはタイト。しかしそこだけに収まらない、広範囲のサウンドレンジも見逃せない。
今回はよくぶっ叩いたと思っている。ここから更にヘッドを馴染ませ、ヘタレてくるのを待つ。

それでもって今回あえなくヘタレてしまったのが、ROS CABOSのスティックである。

ここに至るまでに5回の練習で使用しているが、保った方だろう。
オレの中では合格点をあげたい。

あと、今回スタジオに入って大きな収穫になったのは、紙屋氏のヴォーカルの進捗度合い。
自他ともに、ヴォーカルの弱さに関しては常々思うところがあったが、先週よりそこが少しずつ改善され、今日は更に一歩前進した様な気がした。
生憎、今日のスタジオの機材では楽器のまともな音量が出ないため、真価はまた別のスタジオにて確かめる事になるが、それでもこれまでと比べたら大きく成長した感がある。

今は何歩でも、進めるところまで進むのが良いだろう。
それで音楽の創作意欲への楽しみがより開拓出来るのなら、素晴らしい事だ。

最早よくある7弦の音では無い7弦と、MEGADETHのデイヴ・ムステインモデル。
NOUMENONでの紙屋氏にとって、必要な武器である。
そのうち、これ以上に強力なものを手に入れる日がくる(笑)。

きちまったよ

2014-11-19 01:46:00 | 音楽・ライヴ
昨日、FB上で見つけた投稿に、ジェフ・ルーミズがARCH ENEMYに加入したという記事があった。

ARCH ENEMYに関しては、この数年メンバー交代が目立ち、ギターに関してはこれまでARSISのニック・コールディが完全脱退を果たした(と思われる)クリストファー・アモットの後任として務めてきた。

そのニックが、ツアー途中で脱退することになり、今回ジェフが加入したというワケだ。
コレに関しては、オレも「あ!」と思ってしまった。

ジェフはNEVERMOREのギタリストで、現代のメタルシーンに於いても最高レヴェルの技量の持ち主のひとりとも言われている。
彼は16歳の時に、MEGADETHが『RUST IN PEACE』を作るにあたってもう一人のギタリストを探すオーディションに参加。当時はデイヴ・ムステインに、ライヴ経験不足で若すぎるという理由で落とされたが、それから十数年の時が経ち、逆にMEGADETHからジェフが誘われたというのは有名な話になっている。その時、ジェフはNEVERMOREと自分のソロアルバムを作っているから無理だと断っているが、現在MEGADETHのセカンドギタリストの位置に立つのは、NEVERMOREのツアーメンバーであったクリス・ブロデリックというのだから、何とも皮肉なことである。

ARCH ENEMYのマイケル・アモットは、以前よりNEVERMOREのファンだと公言してきており、実際、実弟であるクリストファーが一度脱退した時に、即座に連絡を取ったのがジェフであったというのは、今ではよく知られた話である。

で、現在のジェフの活動状況は、ソロアーティストとしてのみ(NEVERMOREは、彼とドラムのヴァン・ウィリアムスが脱退したことにより、無期限活動休止となっている)の活動となっているので、今回ARCH ENEMYが声をかけるには願ってもないタイミングだったと言える。

正直言って、オレはジェフにはARCH ENEMYには居てほしくない。
やっているスタイルとしては、結局ジェフは7弦から6弦へチェンジすることになりそうだし、そうなってしまうと、どうにも彼の持ち味がスポイルされてしまう気がする。

あと、
彼の作曲能力は、やはりNEVERMOREで注がれるべきだ。今の段階ではソロ活動でその技量を振るっておけば良いが、ARCH ENEMYでその能力が出るとは思えないんだよな。
ぶっちゃけ、今のARCH ENEMYはオレにとっては興味の対象外である。曲の構成は最早定型的なパターンが浮き彫りになっているし、何より、ヴォーカルがアンジェラ・ゴソウ脱退に伴って加入したのがまた女ってのは、結局バンドがそこに最も執着している様な気がしてならない。
別にこのバンド、音楽的に女ヴォーカルである必要ないからな(オリジナルヴォーカルは男)。後任が女でも強烈だったって話なだけで、そこからの後任は男でもアリなワケでね・・・・・・結局、客ウケを狙っているのがここで解る。
ま、仕方ねェんだがな。このバンドが世界的に有名になったのは、アンジェラ時代の頃だっただけに、そのポジションを保つには女でなければいけないってのは。

以上の事を踏まえ、なるべく早くジェフには脱退を望む(笑)。そしてNEVERMOREの復活を強く望む。

思えば

2014-11-16 07:39:00 | ノンジャンル
つい一時間ほど前に練習から帰宅。つっても、ただスタジオ帰りしてきたワケではなく、紙屋氏と飯を食ってから帰宅の途に就いたのだが。

その時に立ち寄った場所が、実は約1年ほど前に、紙屋氏とスタジオセッション初顔合わせした後に入った場所で、早いものでもうそれだけの月日が経っているのに気付かされた。
ま、ものは試し・・・と、偉そうに値踏みする感覚で一度やってみて、結果としてNOUMENONでタッグを組む形に至る事となったのだから、何がどう転がるか解ったモンじゃないな。
しかも、これまで実現しようなどと考えてもいなかった、MEGADETHのコピバンでライヴをやるとはね(不完全にもほどがあるが:笑)。

それと同時に思い出すのが、前の仕事場であったロックイン博多が無くなるというのを、丁度この月に知らされたという事。
あまりにも突然の報告だったので、こっちも何がなんだか解らなかったし、突然またしても生活基盤を揺らがせる事態となった事で、途方に暮れた。

幸い、今はまた同じ職種に就いて働けており、まだ今のところは、自分が親しくしている近辺のバンドマン及びドラマーにとって気楽に来れる場所を取り戻したいという想いもあるので、現職場で踏ん張れるところまで踏ん張るつもりだ。

紙屋氏は、ロックイン博多が無くなるという時に出会った、皮肉ながら最高の奇縁だ。
その彼ともここまでやってきて振り返ってみると、今年は過ぎるのが本当に早かった気がする。
場合によっては週末連日連夜でバンド練習やったりしていたこの数か月は、ある意味では随分昔の様に思える事もあった。

今日はHIDE氏のために、ベースラインを作り録音。
ベーシックなラインを曲に当て込んで、そこからHIDE氏が更に何かアレンジしたいと思えば、ソレを可能にしている状態に持ち込んでいる。

今後、NOUMENONで曲作りを行っていく工程は、コレが自然な流れになっていくのだろう。
ま、何はともあれ、オレとしちゃ紙屋氏がこれからどこまで成長し、化けるのかを見届けられればと考えている。

来月もだが、来年を無事迎える事が出来る事を祈る。

フキュオカ

2014-11-05 02:23:00 | 音楽・ライヴ
暦の上では昨日、ANVILの福岡公演を観に行ってきた。

ANVILといやァ、当時アメリカのスラッシュメタル勢誕生を促したカナダ産バンドで、元祖パワー/スピードメタルの一つとしてメタルファンの間では知られている存在。
一般層では映画になり、テレビとかでも取り上げられたので、「不遇のバンド」として認識されているんじゃなかろうか。

まァ、このバンドは確かに紆余曲折あったし、今でも本当に成功を得たのかと言われたら、違うだろう。
正直商業的な点で言えば、今回にしたって成功を見込めたとは言えないだろうが・・・・・・とりあえず、最近大物バンドが疎遠状態になっている福岡にとっては、こーいうのは有難い。

今回の福岡公演では、交流のあるHYDROPHOBIAが前座を務めるというのもあったので足を運ぼうと思ったワケだが、紙屋氏も会場であるビートステーションで彼らを観たいという希望もあったし、オレとしても現在ANVILは3人編成なので、NOUMENONとしての経験に役立つんじゃないかとも思ったんで、参戦した次第。

で、
当のANVILに関しては、非常に時代を感じさせるライヴだった(つっても、オレは実際その時代を通過していない人間だが:笑)。
何せ、中心人物であるリップスとロブ・ライナーは音楽的影響源は間違いなく70年代ハードロックな人間たちなので、出している音は伝統的と言って支障ないヘヴィメタルなもの。
リップスのギターサウンドは当然ながら、ライナーのドラムは正にドカドカ系の演奏。推測ではあるが、ドラムキットの派手さとスティックの握り方といい、彼はあのコージー・パウエルから影響を受けているんじゃないかと思う。

ドラムソロに於ける音の聴かせ方や演奏法は、かつて映像で見たコージーのドラムソロを彷彿とさせる。
個人的に、コージーが生きていてドラムソロを披露していたら、きっとこんな感じだったんだろうと思った。変な物言いは重々承知で、あの時のライナーの演奏にはコージーが乗り移っていたんじゃないかと感じていた。

ケチをつけるわけではないが、そのライナー、演奏のタイム感は実際怪しかったり(笑)。
最初、リップスの方が変わったタイム感してんなァと思って観ていたが、後になって解ってきたのは、ライナーのモタり/ハシりが変わったタイム感にしているんだと。
ま、音楽的影響源を考えれば、彼らに対して今更そこに物言いするのは野暮ってモンだろうし、逆にリップスのリズム感覚の正確さには驚いた。言っとくが別に侮っていたワケではない(笑)。
これも長年一緒にやってきた、阿吽の呼吸による技量だと言える。

最近は、プロやメジャーで活躍しているミュージシャンのライヴを観たとしても、純粋に感動や面白さを得られる事が少なくなったが、今回は上記の点に於いて良いものを観れたと感じたライヴだった。
あと、リップスが「福岡」の事を「フキュオカ」と言っていたのが耳から離れん(笑)。プロモーターか関係者、発音に関して何も言ってやらなかったのかよ、と思ってしまい、そこもまた印象的であった(笑)。

一応、彼らもスリーピースバンドとしてはレジェンドの部類に入るバンド。恐らくもう福岡まで足を延ばす事などなかろうから、観ておいて良かった。

あと、この手のメタルのトリオレジェンドとしては、RAVENを観ておきたいねェ。