AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

批判はあれど

2024-11-29 00:59:17 | ノンジャンル

11月26日に、アニメ放送55周年記念として、火曜日サザエさんが当時と同じ時間から放送された事で話題になったね。

27年振りと聞いて、「そんなに年月経ってるモンなのか?!」と思ったが、逆算してみたら、火曜日サザエさん終わったのって1997年だったから、確かなんだよね(火曜日サザエさんの最終回は、ちゃんと見てました:笑)。
イヤー、年月の経過は残酷だわ。

ま、この放送は当時放送していた中で厳選された3話を抜粋した形となり、当然ながら新作ではないが、当時を懐かしんで楽しむには充分な内容。
あの曜日に流れるオープニングとエンディングを久しぶりに見れたのは、やはり嬉しかったね。

で、その本編放送が終わった後、タレントを交えて更にサザエさんの中で見たい話を3話、事前投票から選ばれた3枠の中で1位だったものを放送していったんだが、そこの演出が不評を買ったってのがSNSニュースで取り沙汰されてたね。

まァ、あのやり方に関しちゃあ、純粋にアニメを見たい人間からしたら邪魔以外の何物でもないからなァ。
なんでも、その演出って、過去にディズニー特集でも同様の事をやって不評を買っていたようで、今回またやらかしたって事か。

確かに、オレも見ていて「コレ、要るか?」とは一瞬思ったが、正直なところそこまで言う程には気にはならなかった。

それ以上に、ああやってサザエさんを盛り上げる意向を示したって事が大事だと思うんだよな。
半世紀を超えて、8000話以上も放送しているという点で、ギネス級のアニメだからね。
しかもまだ続いているという(笑)。
漫画/アニメを軽んじず、こうやって息長く続いてきたものを祝うという局の姿勢は称えて然るべきではないかと、オレは思ったりするケドね。

再放送でも良いから、火曜日サザエさんはまたやってもらいたいね。


波打ちの扱いやすさ

2024-11-20 21:13:03 | ドラム

一ヵ月ほど前に、MEINLが好きなドラマーと話をしていた時に、「何か買おうかな」というまたしょうもない欲求に駆られた。

MEINLのPURE ALLOYシリーズ、14”Soundwave Hihats。

PURE ALLOYというシリーズは確か5、6年前に発売となった、比較的新しいシリーズで、現在フラッグシップシリーズとして出ているBYZANCEがトルコ製というのもあり、ドイツを拠点としているMEINLが、「自国産に於ける、BYZANCEと並ぶフラッグシップを」という名目として作られたのがこのPURE ALLOY。

一応、このSoundwaveに関しては今年発表の新モデルで、この2年ほどでPURE ALLOYもPURE ALLOY CUSTOMを含め、ラインアップが豊富になってきた。

まァ、やっぱりこの辺りはドイツ産フラッグシップとしてモデル数を増やすという構想は元々あったんだろう。
当初はラインアップが乏しいなと思い、その点数から手にしたいと思えるものは存在しなかったってのが正直なところ。

今回も別に、このハイハットを狙っていたワケでもなく、何となく見ていた際に、Soundwaveのモデルがある事に気付き、「あ、コレは面白そうだな」と思った程度。
ものがものであったら、PURE ALLOYでなくても良かったという(苦笑)。

でもねェ、やっぱり何処かでは気になってたんだよね、このシリーズ。
ただ、安直にチャイナに手を出すという行動には出たくなかったんだよな。

ぶっちゃけ、今の段階でチャイナはもう食傷気味。
それとちょっと前に偶然、PURE ALLOYのチャイナの現物の音を聴く機会があったんで少しだけ叩いて音を聴いてみたんだが、「これはちょっと違うな」と思ってしまったのもあるんだよね。

PURE ALLOYは、柔らかな中低域をメインに、中高域の煌びやかなアタックが浮かび上がる鳴りが特徴で、メーカーは違うが、PAISTEの602 Modern Essentialsに通じる響きを持っているとは感じた。実際、外観は双方とも結構似ていると思う。
尤も、PURE ALLOYの方がハンマリングが全面に亘って叩き込まれているという点が顕著であるので、PAISTE側と比べても、MEINLらしい大粒感が聴こえてくる。
その分、大味な感じになってもいるのは事実であるが。

因みに、Soundwaveという名称は、ハイハットボトム側のエッヂ部が波打つ様に歪みを入れているのが由来。

判りづらいかもしれないが、エッヂ部がキレイに整っていないってのは見て取れると思う。

こうする事によって、ハイハットをクローズした際に、僅かながら隙間ができる。
隙間ができる事によって、空気が逃げる仕組みを生み出し、音のキレを向上させる事に繋げている。
クローズで叩いている時の鳴りもシャープになるため、音量が上がったような感じも受ける。

ただ、そのシャープ加減が、良くも悪くもハイハットサウンドを編集している様な聴こえ方をしている点もあり、特にクローズ時はスティックワークでの抑揚のつけ辛さが出てしまう。

その点が好みの分かれどころであるだろうが、オレは寧ろこのシャープさが好きなので、ボトムに波打つモデルは基本的に好感触。
メインで使用しているシンバルは専らPAISTEだが、そのハイハットにしてもSound-Edgeという波打ちモデルのハイハットである。

とは言え、件のチャイナの思わしくない感触もあったため、PURE ALLOYはスタジオ預け行きになるかなと考えてもいたんだが、実際にスタジオに入って試してみると、叩いている時に妙な硬さや重みのかかる響きが無いのと、反応の速さが何よりも心地よく、思っている以上に使えると感じた。

ま、いずれスタジオ預けにしても良いと思うが、暫くは練習の際に持ち運んで常用していってみようとは思う。

それでも、PURE ALLOYをこれからラインアップを集めていくなどというのはやらないがね(笑)。


その荷を下ろして

2024-11-18 03:01:47 | ノンジャンル

暦の上では昨日、一人のプロレスラーが、引退となった。

プロレスリング NOAHの、齋藤彰俊。

34年のプロレスキャリアで、闘魂三銃士より少しだけ下の世代。
彼についてのバイオグラフィーは、色々なところに上がっているからココでいちいち振り返る必要は無いだろう。

オレがハッキリと知る様になったのは、彼がNOAHのリングに上がってから。
リーゼントに背中のタトゥー、目つきの鋭さは他のレスラーと比べても印象的だった。
リング上での試合構図は、ヤンキー対レスラーといった具合にも映り、一つ一つの攻撃がオラオラな感じにもやはり見えた。

そう映ったのは結局、齋藤というレスラーがいかにリング上で自身を見せるかに徹底していた、当たり前の言い方だが本気度を周囲に伝播させる事に長けていたという事であったんだなと今になって思う。

でも、
彼の存在がより浮き彫りになったと感じたのは、やはり三沢光晴の最後の対戦相手となった事。

齋藤が放ったバックドロップに対して、三沢が上手く受け身をとれず、容体が急変。
緊急搬送されたが、そのまま息を引き取った。
2009年、6月13日の事である。

当時のオレは、その数年前から格闘技系の情報を追ったりする事をやめていて、プロレスに対する関心も離れていた。

そんな中で、三沢の死は衝撃的で、あの時に完全にプロレスへの興味は絶たれた。
試合中の事故死というのを知った直後は、対戦相手は誰かとか原因もそれ以上耳にしようとも思わなかった。

そこから少し経って、齋藤の放った技によって亡くなったという事実を知った。

当時、彼に対しての誹謗中傷は途轍もなかったと聞いている。
一つの事実としては、仕方ない事だと思う。
三沢という稀代のレスラーの命を絶ったという事実は、計り知れない程大きい。
最初は感情に任せて、彼に思いやりのない言葉をぶつけた人間も相当数居ただろうというのは想像に難くない。

でも、アレは事故であるというのも事実。
齋藤が、三沢に文字通りに引導を渡してやるなどとは微塵も思ってはいなかった筈。
そこを理解しているファンも当然当時から居たワケだし、後から事実を知ったオレとしても、彼を一方的に悪者に見る事はできなかった。

この4年間で、またちょくちょくプロレスを見る様になったが、その時に気になったのは、齋藤の存在だった。
「三沢が亡くなった原因は、齋藤のバックドロップによるもの」という情報以降から10年以上、プロレスの興味が湧かなかった為、気にかけていなかったが、再びプロレスに興味を持つ様になってNOAHを見だしてから思い浮かんだのは、「齋藤ってどうなったんだろう?」という事。

昨日に至るまで現役レスラーとして活躍していて、自身の試合が無い時は実況席で解説もしているという仕事ぶりを見た時、妙にホッとしたのを覚えている。

しかも、リング外での彼はとても穏やかで知識人であり、リング上とのギャップにもちょっと面食らった。

だからこそ、この15年間、よく続けてこれたと思った。
よく、耐え抜いたな、と。

普通の人であれば、あんな惨劇が起こったら、折れてしまっても仕方が無いと思うし、最悪自決する行為に及んでしまっていても不思議じゃなかった。

でも斎藤はそうしなかった。
「全部自分が受け止める」と、言い切った。

ここまで耐え抜ける人格者であったのも、皮肉でもあると思うが、三沢の死に直面したからであろう。
一度契約上の理由で退団する事になったが、その後またNOAHに戻ってきた事も、三沢の死から逃げるつもりは無いという思いがあってこそだろう。

齋藤の思う、三沢への約束が果たせたと感じたから、引退を決意したという事だが、今回の引退試合で皆が思ったのは、「事故が起こらずにリングを降りてもらう」事だった筈だ。

生きてレスラー人生を全うする事が、何よりも三沢への恩返しになる。
激しい試合をしながらも、一方でコンディションには相当気を使ってきただろうと思う。

オレが知る限り、現役レスラーでは最も重い十字架を背負ってきた選手だと感じている。
でも、もうその肩の荷を下ろしても良い頃合いだとも思った。

年齢的にも、キャリア終盤であったのは誰もが思っていた事だろうし、三沢も存命であれば61歳で、三沢は既に引退を表明していた可能性だって有り得る。
長く続けれてば良いというものでもなく、齋藤に関しては、今が一番きれいな去り時だったと思う。

正直、武藤引退の時より、齋藤引退の方がオレにはくるものがあった。

ここまで本当にお疲れ様でした。

以降は願わくばNOAHの解説者として顔を出してほしいし、続けられる限り、プロレスの世界に居てほしい。

彼もまた、プロレス界の至宝であると、オレは思う。


斜陽を追う様に

2024-11-13 02:22:56 | ノンジャンル

健康診断でバリウム飲んだ後に下剤を服用。
後は判るな?

いやまァ、流石に2日ほどは様子見るべきだから、思う様に動けんかった。
暦の上では昨日だが、スタジオに繰り出そうかと考えたんだが結局見送る形をとった。

ただ、それでも天候は良かったんで、外出ないのは勿体ない。
という事で、久々に橋行脚をしてみた次第。

昼過ぎ、3時間半程度かな。
2つの埠頭の間の橋3つを通ってきた情景。

最後の写真は完全に埠頭であるが、その間に陽が傾いていくのを追っている感じでもあったな。

この日は陽が昇っている時の景色を撮っておきたいってのはあったんで、その甲斐あったかなと思う。

できたら、次は夕焼け時を狙って撮れたらなとは思う。