AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

コレもアリ。

2021-05-26 00:06:00 | スタジオ
この数日間で、ペダルを調達しようと考えていた。

ダイレクトにしようか、ベルトにしようか。

んで、結果選んだのがコレ。


YAMAHAのDFP9500B。もとい、DFP9500C。
元々チェーンドライヴなのだが、このモデルって変換用ベルトが付属しているんで、操作性を大きく2機種に選択が可能。

つか、
このモデルこれで3台目だぜ(笑)。
どんだけ好きなんだよ?!と思われちまっても仕方がないな。
因みに、過去2台はフツーに動き、共に現役バリバリでございます(笑)。

今回やってみたかったのは、ベルトへと変更しながら、ほぼほぼデフォルトの状態を楽しみたかったってのが理由。

まァ、このシリーズが好きなのは認めるよ。
オレはYAMAHA盲信者ではないが、これまで使って来て、このメーカーが最も使い勝手が良いと感じたし、新シリーズが出る毎に使用してきた中で、現行モデルとしては9500シリーズがオレの中ではベストだと感じている。

一応、ライヴという場面に於いては、前の機種である9310を使用しているが、コイツがもし完全にダメになってしまったら、その時は即座に9500に切り替える。
切り替えがスムーズに出来るように、過去にライヴでも何度か使用しているので、その点に関しては問題なく移行可能だと判断している。

恐らく、
YAMAHAでFP-9以上の機種が出てくるかどうかがちょいと疑問に思うし、多分オレが今後ペダルを使っていくにしても、FP-9がオレにとってこのメーカーで使用していくのが上限モデルになるかと思っている。
前にも書いてたが、オレにとっちゃFP-9は終のペダルにしていこうとも考えているので、今の段階でホントに納得できるコンディションになるよう今でも微調整をかけている最中。
機能が満載なだけに、着地点を見出すのに時間がかかりそうなのよ、このモデルは。

それと比較すると、
9500は、本当にシンプルな機構だなと感じる。
他のメーカーの同等モデルと比較しても、相当シンプルだと思う。

ぶっちゃけ、地味。
あんだけ値段するのに、見た感じと機能の少なさは、そりゃ敬遠されちまうだろうな。
EliminatorやIRON COBRA選ぶし、それこそDWとかに目移りするよ(苦笑)。

でも、
オレとしちゃ過去にこれらのペダルを使用していきて、それぞれの良い点も知っているが、ホントに使っていこうというんだったら、結果9500かな、という事になったワケ。

実際、そのシンプルな構造こそが、9500、延いてはYAMAHAペダルの真髄となっていると思う。

足技にしっくりくるんだよなァ、個人的に。
どんな演奏でも、こっちが技量操作しようと思えばちゃんと応えてくれる動きをしてくれる。

んでまァ、
今回ベルトに切り替えて、ある意味気分転換も兼ねたワケだが、正直言ってベルトというよりも、デフォルト仕様がこれほどまでに気持ち良く操作出来るモンなのかと思ってしまった。

チェーンよりも踏んだ時にかかる負荷は軽減されるだろうが、多分各々のパーツをカスタムしてない状況がそもそも軽いってのがあるんで、「こんな軽くて良いんか?」と思ってしまう程だった(軽く動くは良いにしても、踏み込んでバスドラにヒットした時に、相応のパワーを感じ取りたい人間なんで:苦笑)。

ただ、パワー減退してるっていう感じも無かったな。
踏み込んだ分だけのパワーはちゃんと反映してくれている感じだし、恐らくこれがダイレクトであったら、首を傾げていた可能性があったかも。

この9500が発売してから13年になろうとしているが、オレは今こそこのシリーズが再評価されるべきだろうと思っている。

隠れた名器とも一部では言われているが、オレはもっと知られるべきじゃないかと。

ま、自分が好きで使っているものをアピールするのは悪い事じゃないと思うし、オレだけが知っているものとしてひた隠しにするのは、仕事柄含めて器が小さいとしか考えられん。

操作方法で機能がそれぞれ反映されるのであれば、誰もが同じのを持っていたって良い。
大事なのは、そこから自分なりに納得できる演奏を可能にする為の機能調整を図る事だ。
そうする事で、同モデルでも可能性を広げる事が出来るという証明にもなる。

そーいった意味も含め、オレはテメェのお気に入りのペダルを推奨させてもらう。
他者が、他のペダルの有能性を主張するのも、良い事だと思う。

それで良いんだよ。
最終的に重要なのは、「演奏している人間の力量に依る」というところだからな。

ま、
そこの可能性を広げたと言って良いのかどうか判らんが、今回使ってみて思ったのは、普段練習で使っているDFP9500Cがどんだけ踏み心地重くしてるかって事だな。

普段使っているのがコレ。


色々と変更しているが、つけ変えて踏んでみた時、3倍ぐらいの重量感を味わった(苦笑)。

それでも動いてくれるんだから、このペダルスゲーよなと改めて思う。
身体に余計な負担かけるのは良くないとは思われるが、負担かけないと、それ以上のレヴェル、或いは今のレヴェルを保持できなくなると感じる。

流石にこれ以上の負荷を足にかけようと思わないが、少なくともこの状態で、自分がやろうと思っている事をこなせるようにはしていきたい。

肝心なのはそこ。
結局、人間力だと思うよ。


恐れていたことが

2021-05-20 22:49:00 | ノンジャンル
ダークファンタジーものの漫画として、世界的に名を馳せている「ベルセルク」。
その作者である三浦 健太郎氏が亡くなった。54歳という若さだ。

連載より30年を迎えたこのベルセルク、内容の凄まじさで次回(次巻)がどうなるのかを楽しみにしつつも、同時にいつになったら終着地点が見えてくるのか?という疑問も抱いていた。

もっと言ってしまえば、作者存命中に物語が完結するのか、と。

そして、
ソレが今日、叶わぬ夢となってしまった。

未完の大作は、色々とあったりする。
中にはその意思を継いで続いているものもあったりするが、そうであっても、大元の物語を構想していった作者本人不在は覆しようの無い喪失感となる。

ベルセルクは、どうだったのだろうか。
三浦氏は自分の死を想定して、物語の晩期を何処かに隠しているとは思えない。

勿論先々の構想は作り上げていただろうが、それでもこの早さで命尽きるとは考えてもいなかった筈だ。

どんな作品もそうだが、作者不在で続行するというのは、ベルセルクは到底無理だろう。
志半ば。
その言葉でしか言い表せられない悔恨。

漫画自体を購読する事が少なくなった中で、ベルセルクだけは今でも追い続けていた。

最初に知ったのは深夜でのアニメだったか。
何か妙に目の離せない進み方で、結果原作を購読していった。

地上波でやっていたアニメは、主人公ガッツと敵対するグリフィスとの出会いと対立、所謂「黄金時代/鷹の団編」と呼ばれるところまでを放送していたが、結末を知っているとはいえ、悲劇としか言いようがない描写でアニメは幕を閉じるので、その後が気になるのは必然だろう。

ダークファンタジーと称される漫画は数多くあれど、ベルセルクこそが最高峰だと断言できる。

それだけに、この結末は予想したくなかった。
ソレは、亡くなった当人が一番強く思っていただろうな。

漫画の神は、勿論作者である。
その神ですら、自らの死に対しては平等であるというワケか・・・・・・

色々考えてしまう事もあるが、
今はただ、ご冥福をお祈りします。

ヘヴィと聞いて

2021-05-04 23:54:00 | ドラム
まァ、何かしら定期的に楽器も色々な新モデルが出てきているワケだが、そう全てを追えるって感じにゃならんわな。

一応、オレはMEINLのシンバルは着目してはいるが、この2,3年でのラインアップの量にちと眩暈を覚える。
その年間に、確かに過去のラインアップがごっそりと消えた分を産出しにかかっている感じは伺えるが、もう何がどのモデルかっていう、細分化が酷すぎて頭に入りきれない。
ザックリ言えばByzance。出過ぎ(笑)。

そうこうしてる内にPure AlloyもCustomとか出てきていたりするし、そしてついこの間また新たにラインアップに加わるシンバルが出てきた。

今回に関しては、オレは個人的に手に入れて扱ってみたいと思うものではあったがね。
ソレはClassics Custom Darkシリーズより、ヘヴィモデルが加わったって事。

で、
早速入手してみた。


コレは14 Heavy HiHats。

ヘヴィモデルは、名称から来る様に、従来のモデルの重量(厚み)を増強させたモデル。
元々、Classics Customという大枠のシリーズ自体は、高域で大粒な鳴りを主張させたシンバルで、音を鳴らすという点では実に扱いやすい。

Classics Custom Darkは、そんな中で低域を加えたシリーズとして出てきて、音量感はそのままに、より大粒感を実感しやすい響きに仕立てた鳴りが、多方面で使えるという実績を世界的に与えている。

イヤー、実際ホントに使えるんだよね。
明るくて前面に音量感出せりゃメタルで使えるっていう単純な考えでは成立しねェんだよ、というのをこのClassics Custom Darkは立証させたんじゃないかと思う。
やっぱり、ある程度の低域を持たせるってのは大事なんだよ。
そうしないと、まとまりなくなっちゃうからね。

んで、
件のヘヴィモデル、このハイハットに関しては、オレはタイミングが合えば今後ライヴでも使っていこうと思っている。

従来のハイハットと比べても、オープンで叩いた時にその重量感が邪魔して音量が感じられなくなるっていうのは無かったし、寧ろクローズでのタイトサウンドは、どうしてもレギュラーモデルでは得られなかった、欲しかった点である。

レギュラーは、その重量によって、クロース時も低域は感じられるものの、この手のミドルクラスのシンバルにありがちなチープな響きが付いて回っていたのは否めなかった。

そういう点だと、ヘヴィモデルもハイエンド系と比べるとその辺りは敵わないワケだが、別に「安い=使えねー」と言いいたいワケではない。
オレはそーいう考えは持ってない。適材適所だと考えている。

単に、同シリーズで比較した場合、テメェにとって適した感触を得られたのが、ヘヴィモデルだったというだけの話。

うん、良いと思う。
重量級となった事で、操作性に切れ味が出たのは間違いない。

ヘヴィと聞いてしまうと、どうしても反応してしまう(笑)。
メタルが、というよりも、質量的に重みを求めてしまうんだよな、ことシンバルに於いては。

なんつーか、そーいうモデルを使って鳴らし切れるだけの腕を自分で持ちたいという妙な欲求があるんだよな。
くだらねーポリシーだとは思うケド(笑)。

でも、
それで扱えるだけの技量を持てれば、ドラムプレイ全体への良い影響にはなるんじゃなかろうか。

まァ、そこも各々の持論でしかねェわな。

取り敢えず、ヘヴィハイハットはメインの一つとして置いておこう。

後は、チャイナが気になるな。
何となく解るが、コイツも手にしておきたいところだ。