AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

2005

2018-10-24 00:54:00 | ノンジャンル
この間、DRAGONLORDの3rd『DOMINION』を購入した。

DRAGONLORDは、TESTAMENTのギターであるエリック・ピーターソンがやっているシンフォニックブラックメタルで、実は来日公演もしてたりする。

現在TESTAMENTはかなり活発な活動をしているので、正直当初からサイドプロジェクト色は強かったものの、現状考えるともう自然消滅したのかな、と思っていたが、ここにきてリリース。

実に、前作から13年振りである。
前作からの数え年ってのは、オレの中で即座に出てきた。

2nd『BLACK WINGS OF DESTINY』がリリースされたのが、2005年。
この年、いやこの年から2010年にかけて、オレにとっては第二の影響源となるバンドや、第一影響源となるバンドの充実作が出て来ていた。


特に2005年は個人的に重要となる年だった。

1990年代中盤~終盤にかけては、ヘヴィメタルが所謂ダサい音楽と見なされ(特に、曲に配されるギターソロの存在)、メタルという音楽に関しては、メインストリームに於いては違った呼称を用いられる事を余儀なくされていた。

正直、くだらねェ時期ではあったと思う。
ソレに関しては、1970年代にハードロックがダサい音楽と見なされ、パンクがロックミュージックに於ける新たな活性剤となると吹聴されたのと同様の気がする。

まァ、ロック史に於けるMETALという単語は、音楽形態的にも強力な呼称であるのは間違いないようで、アメリカではあれだけダサいと扱っていたメタルに対して、新しい呼称として「メタルコア」という称号でもって新しいシーンのマーケットを作り出し始めた時期も大体この辺りの年からだったな(苦笑)。
結果メタル(具体的に言えば、台頭してきたバンドを指してメロディック・デスメタル)じゃん、と突っ込み入れたやつは、オレだけじゃない筈。

話が少し逸れたが、
欧州では2000年に入ってきてから、HR/HMが再び盛り上がりを見せ始めてきて、特に日本ではメロディック・パワー/スピードメタル系列が異様なほどに持て囃された時代でもあった。

その火種が爆発したのが、2005年前後だったと記憶している。

だから先のDRAGONLORDも、オレにとってはその中で聴いていた思い出のバンドの一つだったので、ハッキリと覚えていた。

一番大きかったのは、当時オレの中で最大級の影響になっていたNEVERMOREが、『THIS GODLESS ENDEAVOR』をリリースした事。
2003年に、『ENEMIES OF REALITY』をリリースした際にこのバンドは凄いというのを再確認させられた後に、バンド史上最高傑作を出してきたのだから、この2005年が記憶に強く刻み込まれるのは当然だ。

そこから2010年にかけては、自分にとってメタルの掘り下げ絶頂期だったと考えている。
あれから8年。2005年から数えれば13年経つ。

正直、自分が音楽活動をしていくにあたって、影響を新たに受ける様なバンドはもう現れないと思っている。刺激を受ける存在は居るが、個人的に新しいなと感じさせるものは、この数年出てきてない。

だからこそ、自分がやっている音楽に関してもしっかり考慮しなければいけない齢でもある。
好きな音楽をやるにしても、自分達がやる意味を示す上で、他と違う雰囲気(グルーヴと言っても良い)を作り出せてなければいけない。

たとえメタルという音楽形態の括りからすれば、そこに当て嵌まるものに過ぎなかったとしても、このバンドじゃないと出せない、見せれないものというのはハッキリ提示していく必要がある。


なればこそ、
自分にとって、その当時の影響源をそろそろ振り返っても良い頃合いだとも思える。
あの時の様々なバンドを聴いて火の付いた勢いを、今一度持ち込んでいけるようにしたいモンだ。


何処へゆくのか

2018-10-18 23:04:00 | ドラム
思わず目に入ってきたから入手しちまったよ(苦笑)。


PAISTEのRUDE 18Crash/Ride。

ある意味ではヘヴィミュージック系御用達シンバルの代名詞的存在。

RUDEは硬質且つクリアな響きで、中低~中高域にかけての鳴りを提供するシリーズ。
Crash/Rideはシリーズ中ヘヴィデューティな仕上げをしたクラッシュで、名称通りライドとしても使用可能なモデル。

クラッシュとしての鳴らしやすさでいえば、Wild Crashの方がより太い音で広がりのある鳴りをするので、打感触と反応の良さを考えればそっちの方が純粋にクラッシュとして使える。

オレも昔、Crash/Ride叩いた時にちゃんと鳴らし切れなかった記憶があるので、「無駄に硬い鳴り」という印象が強いモデルであった。

ただ、昔から爆音タイプのシンバルと言われ続けてたこのRUDEだが、直に叩いてみた印象としては、爆音っていうほどの鳴りのデカさは感じなかったんだよね。

寧ろ、さっき上述した様に、硬質且つクリアな響きっていう点が最大の特徴で、言い方を変えればストレート&ドライって感じの方が判りやすいかな。この特有の響きってのが、バンドサウンドの中でも埋もれない音帯域を通るので、周囲からしてみれば“シンバルの音が通る=音がデカイシンバル”っていう方式になったんだろう。

エクストリーム系のバンドをやっている知り合い達を見ても、RUDEを使ってるやつは少ないと感じるし、「あの音は自分のドラミングには重くて無理」と言うやつも居る。
ま、この辺りは色々試してきた結論としての意見でもあるし、オレも自分のドラムの中で使うには、メタルドラム=RUDEの図式は安易に過ぎると思って敢えて避けていたってのもあった。
当時は響きにもそんな魅力を感じなかったしね。

じゃ、なんで今になって?というのは、やっぱりRUDEを所持し始めたってのが大きいだろうな。
師匠であるデイヴ・ロンバードのモデル22 Power Ride “REIGN”は、今テメェで所持しているライドでも存在感が大きいんで、言うまでもなく今後WRECKONで使うにあたってメインになるシンバル。

その後、Wild Hatsを入手したが、コレもまた良い鳴りをしていると実感。
ヘヴィスペックなハイハットが自分にとって扱いやすいってのが判明しているんだが、このモデルも例に漏れず。
RUDEの持ち味である硬質且つクリアな響きが活きている、心地よい重量感ある鳴り。

なんだか、ここまで来ると、ちょっと集めてみたくなっちまうんだよね(笑)。

まァ、今だったら18"のCrash/Rideも全然鳴らせるからね。
20"のライドをクラッシュとして使って鳴らしていけるくらいまでには、演奏力も身に着いたワケだし(笑)。

せめて、あとクラッシュ一枚と、チャイナ系でも揃えられればなと思う。

今回18"のクラッシュ入手したんで、次入手するんだったら19"のクラッシュでも行こうかなと思ってるんだよな。
ぶっちゃけ、RUDEになるとクラッシュは小ぢんまりするよりも、デカイ方が成立するのがオレとしての感覚。
値段張るが、新品で19 Crash/Rideでも仕入れるか。

チャイナは・・・やっぱ18"だなァ。
オレはどうしても20"以上のサイズは抵抗あるんでね。
通常か、Novoにするかってところだと、Novoかな。

ま、この辺りはそのうちに・・・だな。
まだまだ入手しておくべきものが待機してるからな(笑)。

ホント、何処へゆこうとしているんだろうな。
使えるシンバルが手元にあるのは、楽しいケドね。

写真。

2018-10-09 01:29:00 | 音楽・ライヴ
この間のライヴの写真を、ベースのシコ氏と知り合いである写真家の方に撮ってもらっていたので、折角だからココで晒しておく(笑)。



印象的だったのをざっとピックアック。
撮ってもらった枚数はこんなモンじゃないケドね。

やっぱり熟達者だと思える、自分でもこんな表情や動作をしていたのか?という瞬間を切り取ってくれている。

コレは、動画では先ず味わう事が出来ない、画の世界観である。
こーいうを残してくれるのは、有難い事だと思う。

しかし、
確認で何度か見てみたんだが、シコ氏がメインとなってる写真が一枚も無ェ(苦笑)。

これじゃあんまりなんで、8月25日のライヴでも撮ってくれていた写真も送ってもらっているので、ソレでシコ氏がメインのものを晒しておこう(笑)。



やっぱ、こーいうライヴの写真ってのは、何枚あっても良いものだね。

次々に来る猛威

2018-10-06 21:43:00 | ノンジャンル
一昨日辺りにかけて、日本へ台風25号が通過している。
こっちでも今日の午前中に、直撃ではないにしても影響は受けていた。

暴風域に入ってんじゃねェのかっていうほど、風が窓を思い切り叩き通り過ぎていたのはここ久しくなかったね。

で、
その状況下もあってか、祭りの山車が倒れて亡くなった人も出たようだ。

土浦で花火大会行われていたようだが、そっちも荒天で中止になったと聞く。
その前にその煽りで何人かが火傷を負ったらしい。


ホント、
被害が出る事態が多いと感じる、今年の台風大雨は。

大阪では上陸に備えて、昨日には営業施設も休止宣言出したりしている場所もあったらしい。
当然、場所によっては既に避難勧告してる地域もあるだろう。

入居地帯に多大な被害が出てくる点で、天災ではなくここまできたら人災だという意見も耳にする。

ま、その点も一理ある。
ただ、防ぐ一方しかできない生き物(人間)の時点で、結局のところ原因は天災でしかない。
人災は二次被害。

どうこう言ったって、来て受けきれなければそれで終わり。


そうと解っておきながら、これだけ危険だと予報で言われておきながら、
何故に外へ出ようとせにゃならんのかが全く理解ができない。

被害拡大する前に、というのは解るが、それ当日にやる事じゃねェから。
それで当人死んだら元も子もない。

その辺はもう少し冷静になれよ。
こんな言い方もアレだが、諦めも時には必要だ。