AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

後継

2017-06-26 19:33:00 | スタジオ
2日前に、この間のYAMAHAのスネアRLS1470をまた使って練習。
今回は久々に紙屋氏と練習可能になったので、広い部屋で試す事に。

結局、先月は2人で一回も入る事が無かった上に、オレも最近練習でやっているのはMEGADETHばかりとなってしまっていた為に、WRECKONの曲やってみたらお互いにボロボロだった、笑ってしまうほどに(苦笑)。

まァ、やらんよりはやって良かったと思えるのは、全然進捗していなかった曲を大枠で固めれた事か。
既存の曲でも詰めていく箇所はまだまだあるが、今は少しでも大まかに曲を作って数を増やしていけるようにしたいところだ。
数がそれなりに出来れば、ライヴに臨める。
ライヴでやったあとは、そこからどれだけ練磨かけていくか、というだけの事。

時間かけて作ってもライヴではさっぱりで止めてしまうかもしれない曲、大して時間かけないで適当に流してみて作ったのが実際ライヴでは生きる、とか。作ったからには全てライヴでやれるようにはしたいと思うものだが、今後の曲数が増え次第だな。

話が逸れたが、
それでヘッドを変更して初めて叩いてみたワケだが、先ず感じたのが「太い音がここまで抜けるか」という事。
バターサイドにEVANS EC snareを装着したので、前回よりもより低域と厚みのある鳴りは出る様になるだろうと思ってはいたが、予想を超える出力だった。
7"という深さの効力が、一気に引き出された感覚だった。

ドラム側で聴いていて爽快な出音であるが、紙屋氏側からすると「スネアの音が凄すぎてギターが聴こえなくなりそう」だったらしい(こっちからすれば、寧ろあのくらいの音が出てくれなければギターに負けるんだが:笑)。
あと、「パワー無い人間でも相当音出せるスネアだけど、コレはちゃんと叩ける人間じゃなかったら、ドラム全体の音のバランス崩れるだろう」とも言っていた。ここは彼が直接スネアを叩いてみて述べた感想なので、ドラム外から聴こえる音ってのは相当なものだったんだろう。

最近になって、どのドラムメーカーも、6"以上のスネア、もっと言ってしまえば8"という超深胴に相当するスネアをこぞって発売している傾向にある。
5,6年前までは、5.75とかやたら中途半端なサイズのものとか出てきたり、更に遡れば6以上のサイズが時代遅れなどとみなされていたものだが・・・これも時代の変化だろうね。

この傾向の中で、早い段階で目を見張ったのが、オレはジョージ・コリアスがプロトタイプで使用している本人モデルのスネア。
ソレが14×8というサイズで、正直当初は「不釣り合いじゃね?」と思った。

ジョージがやっているNILEは超速ドラミングの連発で、ツーバスは勿論ブラストビートも一般的に語られるソレを凌駕する速度。
結論を言うと、「深胴サイズのドラムは反応の鈍りを伴うので、速いプレイの音楽には不向き」という概念があるので(最近ドラムメーカーで出回っているキットのサイズを見ると、円径に対して深さが浅くなっているのはその辺のバランスを考慮しているから)、いくらトリガーを使用するにしても、スネアで8″は行き過ぎだろうと思った。

ただ、こうも考えられる。「スネア全体のボリューム感をカヴァー出来るのではないか」と。
速い曲を叩く=出音が小さくなるという定義で考えると、予めそーいった点を踏まえてドラムをセットするならば、浅胴:所謂反応が素早く高域が引き出しやすいスネアよりも、ドラム全体のバランスがとりやすくなるんだと思う。

今回入手したRLS1470に関しても、細かいストロークもしっかり粒を残してくれ、ブラストビートの様な演奏でも、低音の重量感を感じ取れた。
こーいった感触はドラマーにとってはかなり大事なもので、ジョージはその点に着目してあのサイズになったんだろうと推測する。

実際、オレは超深胴を叩いた事でその点は実感出来たし、紙屋氏が述べた事も合致している。

なので、超深胴は魅力的ではあるケド、流行らないね(笑)。

サイズがサイズになると、セッティングバランスが崩れるから。
オレの場合普段が6.5なので、今回はそこに0.5(約1.25センチ)セッティングが高くなる程度なので、全体のセッティングバランスとしては許容範囲ではある。
でも、8″ともなると・・・ちょっと現実的ではなくなるな。オレは身長低い方だし、イスの高さも低くセッティングしているので、流石に2センチを超える高さは今では完全にセッティングバランスを崩壊させる。

ある種お遊び気分で使うなら持っていても面白いが、生憎そんな事をするつもりは今回毛頭無いし、寧ろ今後実戦で使う為のものとして選んだサイズが今回のスネアだ。

やはりギターやベースが伴わないと。とりあえず一人でやっていてもその真価は判らないね。
今回2人で入ったお陰で、あのスネアがどれくらいの底力があるのか判明できた。

もうイジる必要無いんじゃねェのかと思ってしまった(笑)。
なんかそこは残念なところ。暫くはこの状態を楽しもうと思うが。

そこで考えたのは、RLS1470に、SD6465で本来やろうと思っていたカスタムを施そうかと。
そもそもにしてシェル材が違うから、それやってもSD6465で思い描いていた鳴りにならないのは解っている。
ただ、RLS1470で今の音に劇的な変化を及ぼさないんだったら、なるべく自分がやっておきたいセッティングに持ち込みたいものである(あったらあったで、そこはまた楽しみが増えそうで良い)。

諸事情で、SD6465を使う事を控えるようになっても、RLS1470があるから大丈夫。
そう思えるスネアになると確信したし、このスネアを最終的に選んで良かった。

実戦(ライヴ)に持ち込んでやるのが楽しみになる。
当然、初陣はWRECKONとしてやる時だ。

打ち止め・・・?

2017-06-17 15:07:00 | ドラム
先日、思い立ってスネアを購入した。


YAMAHAのRLS1470。

ドラム界隈では神格化されている、スティーヴ・ガッドが新たにレコーディング・カスタムをプロデュース(YAMAHAのレコーディング・カスタムというのも、旧シリーズは最早伝説の名器)するに際して、スネアもソレに即したモデルが出ている。

上記のスネアは、そのモデルの一つ。
材質はステンレス・スティール。サイズは14×7。

現在、主に稼働させているスネアは4台。
うち2台は深胴に相当する。
残り2台は仕様上5.5"のみしかないので仕方ないが、使う分には特に問題は無い。

ただ、
自分の中で、あと一つくらい、深胴で尚且つ今後ずっと使っていくと決め込めるスネアが欲しいとは常々考えていた。

まだ金銭に余裕のある今のうちに、そこは手を打っておきたいと思い、購入に踏み切った。

実際、もう一つYAMAHAから出ているHybrid Maple Absoluteのどちらかにしようか、と迷ってはいた。

こちらのシリーズは、サイズとして14×6という一択で、オレの基準としては6"以上は深胴なので、条件としてはぴったり。
あと、カラーリングとして、グリーンのスパークル系が手元にあったら良いな、っていうのも昔から思っていた。
YAMAHAで、現在その条件に嵌るのがそのシリーズ。

但し、このシリーズ、基本受注発注品となっているので、注文してから手元に届くのは最短でも1か月以上となる。今回は決意が鈍る前に手元に在って欲しかった。
それに、グリーンスパークルの木胴スネアに関しては、「あったら良いかな」と思っている程度で、「今後使っていくべきもの」というほどでもない。

使うべきなら、やはり自分の中では金属スネア。
上述した稼働しているスネアのうち3台は木胴であるが、本当に相棒として使っていきたいスネアは、サイズといい鳴りといい結局のところ金属胴に求めるものが多い。

これらは事実バンドで使い分けている意味合いもあり、その結論として金属スネアを使用するのは、オリジナルのバンドで、である。

RLS1470は、その中に加わってもらいたいスネアとして購入に踏み切った。
レコーディング・カスタムのスネアは、コレ以外にも材質及びサイズも色々と出ているのだが、思い切ったサイズで行くのなら7"くらいは、というのと、材質ならスティールが良かった(結局のところ、これもまた一択絞りでしかなかったのだが;苦笑)。

厳密に言えば、今回購入したスネアは、ステンレス・スティールであるので、今のところ手にしていない材質でもある。
通常のスティールと比べて、ステンレス・スティールは明るい。
アルミの淡泊さを感じる明るさや、ブラスの散らばる様な華やかさを伴った明るさではなく、飽くまでもスティール材としてのキレを保った上で明るい、という事である。

そんな材の特性の上で、7″という深さである。
低域の出方は正にこのサイズでしか味わえないし、金属スネアである故に損なわれない反応の良さ。
実はレコーディング・カスタムのステンレス・スティールは、5.5"より深いのは7"となるのだが、材の性質を考えると、サイズ差をつけるのであればこれくらいで良いと感じる。
この辺りは、流石スティーヴ・ガッド、と言うべきか。

2日前に、購入時の仕様でスタジオで試してみた感想が上述。
チューニングしながら全体が馴染むまで、1時間くらいは中々それらしい手応えを掴む事が出来なかったが、そこからはいかにも深胴らしいパワー感が出始め、シンプルなビートを叩いている時の一音のボリュームが実に心地良かった。

とは言っても、そのままの状態でこれからオリジナルのバンドで使用する事は先ず無い。
ヘッドのバターサイドは最低でも変更する。
何にしようかと考えた結果、コレに。


EVANSのEC snareである。

ある意味、自分の中では定番ヘッドに位置していたもので、使うならいずれまた手持ちのSD6465につけようかと思っていたのだが、恐らくもうそうならないだろうという完成度に、あのスネアは落ち着いたと思える。
RLS1470はまだまだこれから試行錯誤していく事になりそうだが、ならばせめて最初に装着するべきは、という事で。

スネアサイドは全然余裕があるし、スナッピーも25本が標準装備されているので、いま暫くは変更する必要は無い。
ま、ゆくゆくはPURESOUNDスナッピーの30本タイプに、とは考えているケド、それよりも先に買う事考えさせられそうなのは、ケースかな。
今回は限定台数でソフトケース付属というのもあって購入したのだが、やはり心もとない。

サイズは許容範囲だろうが、重量を考えるとそう長くは持たないだろうな。
床へ置く時も気を遣う必要が出てくるし(苦笑)。
まァ、オレは乱暴な扱いはしないように心がけているつもりなので、今後運搬を考えて使っていこう。

恐らく、このスネアがオレの中では最終になるかもしれない。
自分の中では、スネアはそんなに何台も手にするものじゃないと思っている。
余程の大金持ちでデカイ家に住んでいるのでもなければ、所有出来る数なんて限られるし(笑)。
ドラムは兎に角場所とるから。

あと、自分で買うスネアって、やっぱりなるべく良いものを選んで買う筈(諸条件ありきでね)。
そーいったスネアは、やはり自分の演奏力と一緒に育っていくものだとオレは考えている。
限界はあると思う。でも、瞬発的に「こりゃダメだ」にもいかないと思う。

長く付き合ってやりたい、というのがオレにはある。
そうなると、スネアに関してはこれ以上に買うなんて事は出来そうにない。
欲しいなァ、と一目見て思わせるのは沢山あるけれどもね(笑)。

異色表現

2017-06-14 04:07:00 | ノンジャンル
一先ず、これらも「人外たちの悠久」としておくか。




今回は色種としてピンク、アクアブルー、ライムグリーンを使用。

色的にも主張性が強いのはピンクかな。
アクアブルーとライムグリーンは、情景ありきを思い浮かべて描いたからね。

残念なのはアクアブルー。
途中でインクの出が悪くなり、最初程の濃さを出し切れなくなってしまった。
上部の生物が通常の青で描いたのは、苦肉の策。この時はもうアクアブルーでまともな表現すら出来ないほどかすれが酷くなってしまったから。

結果として、不可思議な空間になってしまったが、まァ後々にこーいった様々な色を取り混ぜて描くのはやってみたい。
ごちゃごちゃして賑やかな雰囲気のやつを描きたいね。

とりあえず、今はまだ単一色での表現でやっていこう。
そろそろ、従来路線の硬質なやつを描いてみようか。

ありゃまァ

2017-06-13 19:53:00 | 音楽・ライヴ
さっきネットニュースで「悪魔バンド訴訟」という記事が挙がっていて、気になってみて読んでみた。

スウェーデンのGHOSTである。
HR/HMファンならば名前くらいは聞いた事あるだろう。

演奏しているメンバーは全員素性を伏せ、誰なのか一切判らない様にステージ上でも衣装やメイクで覆われている。

ソレが今回、バンド側が中心人物に対して訴訟を起こしたそうだ。
まァ、どのバンドにもありがちな、金銭トラブルが要因だと。

これにより、
GHOSTの裏側が暴露され、オカルティックなイメージが崩れてしまったという事で、ファンは幻滅しているようだね。

ま、
仕方ないと言えば、そうだ。

何せ、彼らとて仮にも契約を結んで人前でショウを見せるバンドマン/エンターテイナーなのだ。
ファンがそんなところ見たくないと思っていても、自らの生活に関わる問題ともなれば、内部で反乱は勃発、ひいては司法問題へとなり民衆の前に“素”を晒す事になるものだ。

ミュージシャンと言えども、ここはビジネスとしての線引きがされている。
ファンの為とは言いながらも、結局はその大衆の貢で自分たちの配当を得ているワケだからね。
GHOSTの人気は、かつてのKISSや、デビューしたての頃のSLIPKNOTに通じる秘匿性の強さに他ならないだろう。だからそこに惹かれて聴衆は支持してる。
昨今のSNS事情からすれば、正体がバレる可能性の割合が高そうな中で、GHOSTはよくそのプライヴァシーを守り抜いてきてるなとは感心してたが。

地獄の沙汰も金次第、とはよく言ったモンだよ。
ビジネスと現状解っていても、知ったらガッカリするっていう意味では、オレはSLAYERで起きた事がソレに当て嵌まる。
デイヴ・ロンバードが金銭問題で脱退したというのは、多くのファンが落胆しただろう。
あのSLAYERですら、メンバー間で金銭で揉め事起きる内情抱えていて、ソレが原因で離脱したのだから。

ロンバードの場合、以前は音楽方向性の相違として脱退していた事があり、その後は自らやるべき演奏をSLAYERに戻って再確認し、この座が動く事はもう無いだろうと思っていただけに・・・ファンとしては、未だにこの部分マジで解決して戻ってくれと思っている。
奮闘してくれているポール・ボスタフにゃ悪いが、やはりSLAYERはロンバードだよ。

バンドの金回りも、主導権を誰が握っているかで影響出るからね。
ビジネス上で集められたメンバーであれば、その内部崩壊も早いのは当たり前、というところだろう。

見出し方

2017-06-08 16:34:00 | ノンジャンル
少し前に遡るものだが、自身のバンドWRECKONをイメージしたものを描いてみた。


メンバーには描いたものの意図するところは直ぐ見たら解ると思うが、カラスである。

今後、自分たちの代名詞となる曲が、このカラスを冠したものになると思われるので、現時点で最もバンドのイメージになるものを考えて描いてみた。

バンドに関してのイメージアートは、昔からやってきていた。
WRECKONに関しても色々と考えて描いてみたが、イマイチ見合うものに出来上がらなかった。

で、
ココ最近ペン画に移行した際に、自分が表現しようと思っていた形がそれで実現可能かもと思えたので、上のやつを描いてみた。

まだ試行段階なので、やらなきゃ良かった箇所はいたるところにあるのだが、自分の表現したい形には相当近づいた。

今まで鉛筆で細かい描写でやっていたが、色をもっと濃く深く反映させる意味では、ペンの方が圧倒的に出る。

なんか、ココにきて漸く自分が描きたいものや色合いが出せている様に感じる。

バンドのイメージアートはこれからまた描いていくつもりだ。
今回は黒と赤でまとめたが、理想は黒と青。
どーいう描写にするかも、考えていこう。