この数年、カラーペンを使って描く事に挑戦している。
主に単一色で、その一本のペンで自分なりにどう濃淡をつけて思ったように表現できるかをやってる。
まァ、色を使い分けて描いてるものも中にはあったりするが、ペンによる描写表現でオレが求めているのは、写実的表現ではないし、そーいう描き方を得意とする人は沢山居るから、そんな感じのを求めている人間は、オレなんかの絵よりそちらの方々を見に行けば良い。
ただ、最近になって、ちょっとした懸念がある。
それは、自分のお気に入りのペンが手に入らなくなっている事だ。
これまでも、その一連のペンで描いていて、思った通りにいかないと感じる事もあったんだが、それでも手にする上では安定感を得られたんで、ことカラーペンに関してはそのシリーズに頼っていた。
そろそろ変更どきなのかもねェ。
という事もあり、
目にして良さそうな色だったんで、ちょっと試しに描いてみた。
「脈動はどこから」。
コレもとにかく思った様にペンを走らせて描き上げてみた。
ペン乗りは、やはり重要。
細かい線描写となると、場合によっては全く上手く行かない種類もある。
正直今回コレを描いたペンに関しても、押し引いた際にドバッと一気に出る様な着色のありかたとなるので、ちゃんと追求したい表現は上手くいってなかったりする。
せめてもの救いは、それなりに重ね塗りの方法を行えば、濃淡は出せるっていう点だね。
だから、今後考えるとすれば、ペン先の太さを考えていくというところにもなる。
細すぎるのもあんなり好きじゃないんだが、どうにも着色のありかたを考えていくと、テメェで気に入っていたペンの太さよりはマシになるかな?とは思う。
以前に使用していたカラーペンは今でも現存しているので、今後はそのペンの中で細目のタイプを加えていく事も検討しようかな。
てなワケで、
今年描くのはコレが最後になりそうだ。
この3か月間で、描くペースが上がったのは自分にとって良い事。
今後もなるべく続くようにしていきたいね。