ある日、クルマの販売店にメールでドライブレコーダーの事を問い合わせた。すると、何という事か、たちまちその日のうちにユーチューブで、私の持っているクルマのメーカーによる純正のドライブレコーダーのCM動画が頻繁に出てくるようになったではないか。これは恐ろしい事だ。いったい誰の仕業だ？しかし、まだこれだけではない。以前から気付いていたのが、何かの商品を検索すると、それに関連した広告がどんどん出てくることだ。いったい誰が？しかして、その正体は？それはメールの内容や、検索した内容をパソコンが自動的に判断して、その広告を私に送りつけるようになっているのだ。これは、まさにコンピュータに人間が操られる状態の一歩手前まで来ている感じがする。このまま行けば近い将来には「人間を完全に支配するコンピュータ」をコンピュータが自動的に作り出す日もやってくるのではないか？昔、そういう空想未来物語はあった。それがまさに今、現実になりつつあるのかもしれない。人間の計算よりコンピュータの方がはるかに計算が早いので、もしそうなれば、コンピュータに人間の操作が入り込む余地が無くなり、人間の行動は全てパソコンやスマホに支配され、人間は太刀打ちできないのではないだろうか？※未来の或る日、自動運転のクルマに乗っていると、ふいに、ある場所に停まり、スマホが言う。「ご主人様、これはご主人様本人がお決めになったこと。これは、今から変更は出来ないようにご主人様ご自身で３年前に入力されました。さあ火葬場に着きました。役所の手続きは全て済んでいます。あなたはもう死んだことになっています。ご予約どおりキャンセルできない格安コースです。どうぞお入りください。」私は叫んだ「あれは小説を書くために自殺の事を検索していただけなのだ！しかもこの結末は小説の内容どおりじゃないか！」（今からでも遅くない。スマホやパソコンに頼りすぎる生活は、見直した方が良い・・・・・）