[東京 12日 ロイター] - 政府が消費税率10%への再増税を先送りしても、2015年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字を半減させる財政再建目標は達成できる見通しであることが12日、複数の政府関係者への取材でわかった。
政府の財政再建目標では、15年度に基礎的収支の国内総生産比(GDP)赤字を10年度(6.6%)に比べ半減させるとしている。20年度には、これを黒字にする目標も掲げている。
これまでは消費税率を10%にすることが「赤字半減」の大前提だった。ただ、日銀の追加金融緩和などで円安、株高の流れが強まり、大手企業の業績回復で法人税収は大幅に増加する見込みとなった。
政府・与党内には「アベノミクス効果により名目成長率は確実に上昇し、(消費増税を先送りしても)半減目標の達成は可能」との見方があり、安倍晋三首相が近く、決断する増税是非の判断にも影響を及ぼしそうだ。
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政府・与党の仕事のスピードは半端でないですね。
これまでとは真逆のシミュレーションがすぐにアウトプットされてくる。
私は、経済成長からの税収増を以前から望んでいましたので、この動きは歓迎ですが、いったい、これまでの「再増税マスト(Must)」は何だったのでしょうか。
政府の財政再建目標では、15年度に基礎的収支の国内総生産比(GDP)赤字を10年度(6.6%)に比べ半減させるとしている。20年度には、これを黒字にする目標も掲げている。
これまでは消費税率を10%にすることが「赤字半減」の大前提だった。ただ、日銀の追加金融緩和などで円安、株高の流れが強まり、大手企業の業績回復で法人税収は大幅に増加する見込みとなった。
政府・与党内には「アベノミクス効果により名目成長率は確実に上昇し、(消費増税を先送りしても)半減目標の達成は可能」との見方があり、安倍晋三首相が近く、決断する増税是非の判断にも影響を及ぼしそうだ。
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政府・与党の仕事のスピードは半端でないですね。
これまでとは真逆のシミュレーションがすぐにアウトプットされてくる。
私は、経済成長からの税収増を以前から望んでいましたので、この動きは歓迎ですが、いったい、これまでの「再増税マスト(Must)」は何だったのでしょうか。