ESPフォーキャスト調査
7月10日発表:7-9月期実質成長2.65%に―消費者物価の上方修正が続く
⑥迷走する金融の追加緩和予測。
ことしの1月調査時点の追加緩和予測は「4月」だった。昨年4月4日の「レジーム・チェンジ」から丁度1年、黒田さんはきっと何らかの追加緩和措置を出す、というのが多くのフォーキャスターの判断だった。
何事もなく4月は終わり、5月調査では「7月追加緩和」が大勢になった。それが6月調査になると「10月」に飛んだ。そして今月、「10月追加緩和」が前月の14名から16名に増えた。年末までには消費増税“第2弾”にジャッジを下さなくてはならない。日銀ができる“応援策”は10月追加緩和以外にはない、というのがフォーキャスターの読みだ。だが、確信があるわけではない。
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フォーキャスター37人が回答した追加緩和に関する設問には、「10月追加緩和」が前月の14名から16名に増えました。さらに、8月1名、9月2名です。
日銀の物価目標に関して、「黒田日銀総裁は、2年で物価上昇率を2%にすることを目指すとしているが、2年以内(2015年3~4月頃まで)に目標を達成できるか」の設問に対して、
・「はい」(=できると思う人)・・・・2名(前月調査 2名)
・「いいえ」(=できないと思う人)・32名(同 32名)
・「どちらとも言えない」・・・・・・7名(同 6名)
私は、エコノミストではありませんが、仮に回答する立場なら「10月追加緩和」は「必要ないのでやらない」、また、日銀の物価目標に関しては「どちらとも言えない」を回答すると思います。また、もしも「どちらとも言えない」が選択肢になければ、「できる」を回答すると思います。
7月10日発表:7-9月期実質成長2.65%に―消費者物価の上方修正が続く
⑥迷走する金融の追加緩和予測。
ことしの1月調査時点の追加緩和予測は「4月」だった。昨年4月4日の「レジーム・チェンジ」から丁度1年、黒田さんはきっと何らかの追加緩和措置を出す、というのが多くのフォーキャスターの判断だった。
何事もなく4月は終わり、5月調査では「7月追加緩和」が大勢になった。それが6月調査になると「10月」に飛んだ。そして今月、「10月追加緩和」が前月の14名から16名に増えた。年末までには消費増税“第2弾”にジャッジを下さなくてはならない。日銀ができる“応援策”は10月追加緩和以外にはない、というのがフォーキャスターの読みだ。だが、確信があるわけではない。
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フォーキャスター37人が回答した追加緩和に関する設問には、「10月追加緩和」が前月の14名から16名に増えました。さらに、8月1名、9月2名です。
日銀の物価目標に関して、「黒田日銀総裁は、2年で物価上昇率を2%にすることを目指すとしているが、2年以内(2015年3~4月頃まで)に目標を達成できるか」の設問に対して、
・「はい」(=できると思う人)・・・・2名(前月調査 2名)
・「いいえ」(=できないと思う人)・32名(同 32名)
・「どちらとも言えない」・・・・・・7名(同 6名)
私は、エコノミストではありませんが、仮に回答する立場なら「10月追加緩和」は「必要ないのでやらない」、また、日銀の物価目標に関しては「どちらとも言えない」を回答すると思います。また、もしも「どちらとも言えない」が選択肢になければ、「できる」を回答すると思います。