北海道旅行で偶然出会ったカサブランカ💠
8月13日にクール便で我が家へ到着!
キタキタ~!うれしい❤️
はるばる北海道からひえひえの状態キープで届きました
箱を開けてみると、5本1束で、2束
全部で10本!
わざわざ、固めの蕾のものをいれてくれたようです❤️
早速、取り出して茎の切り戻しをしてから
とりあえず大きめのバケツに入れて吸水させなきゃ~
普段のレッスンでも、また、プライベートでも、ユリの花はよく使いますが
さすがに、カサブランカをそうそう頻繁には使いません
て、いうか、まず、ほかのユリよりはお値段が高め
それに、ほかのユリよりも格段に花が大きくて、アレンジ花材でほかの花とのバランスをとるのも難しいです😅
今回は、北海道の旅の途中で偶然通りかかった真狩村の道の駅
ユリ根が真狩村の特産物であることもその時に始めて知りました
たまたまその日がユリの花の特売日
5本で800円!
信じられない値段!
クール便で神戸まで送っても安い!
花は生き物だから、これからずっと手元に残ることはないけれど、
のちのち夫と「あの時、真狩村の道の駅でカサブランカの花を買ったよね~😊
クール便で神戸まで送ったけれど、さすがカサブランカ!綺麗な花がたくさん咲いて、嬉しかった❤️」
なーんて、話ができることが何よりうれしい😊
そのカサブランカ
バケツの中でどんどん水を吸水して、昨日の朝から1輪、2輪と咲き始めました
一旦さきはじめると、次々と咲き出します😊
ところでユリの雄しべ(花粉)
これはなるべく早い段階で取り去っておかないと、
綺麗な白い花弁が汚れてしまいますし、花持ちも良くないので、
蕾の口が開き始めて、指が入るぐらいになったものから取ってしまいます
この段階ではまだ指でさわっても全然大丈夫ですよ😊
こうして、
10本のカサブランカのうち、6本を使ってアレンジを作ってみました
ほぼカサブランカのみ
アイビーが3本手元に残っていたので、アシンメトリーのデザインの左サイドに入れています
後ろ側には1枚だけ残っていた、タニワタリをクルンと、輪っかにしていれています
カサブランカ6本を使うと、
ほぼ両面構成で作るしかありません(笑)
花器はヒンヤリした雰囲気のあるつや消しのステンレスのような表面仕上げの花器です
下に敷いているのはシルバーのビーズマット
豪華~~~
綺麗~~~
大きな花だと直径20センチ以上あります😊
ところで、カサブランカって、実はとてもアレンジしにくいユリなんです😅
主軸から花の軸は左右に水平に近い角度で別れています
さらに、花自体は少しうつむき加減にさきます
また、一番上の花も真上を向いてはいません
真上からみると、主軸に対して360度いろんな方向に花が向いているのです
カサブランカを1本使いで大きなアレンジを作るとき、
この花の向きがとても難しいのです💦
このように、カサブランカを数本使うとき、花と花がぶつからないように、
花の向きや挿す際の角度、茎の長さをよく見極めなければなりません😅
どうしてもぶつかってしまう花は切り分けて
作品のアップダウンをつけるために、あえて、花器口近くに低く配置しています
このアレンジでカサブランカの花は22輪!贅沢~!(笑)
全部咲くと、どんなになるでしょうか?
今ぐらいの蕾がいくつか残っている状態がのほうが綺麗だとは思うのですが、
全部咲いたら、また記念写真を撮っておきますね😉
ところで、このアレンジのしにくいカサブランカに
とてもよく似ているユリがあります
その名も「クリスタルブランカ」
花だけを見ると、見訳がつかないほどそっくりさん😉
見分け方は先ほどの主軸に対しての花のつき方です
クリスタルブランカは花が上向きにつきます
お花屋さんで白い大きなユリを見つけたら
蕾や花のつき方に注意して見てみてね😉