フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

白いバラと紫のバンダで

2016年02月12日 | フーちゃん作品

今週のProfessionalコースレッスンカリキュラム「グレイスブーケ」の花材である
白いバラと、紫色のバンダで
花器を使ってアレンジしてみました

と、言っても、ブーケではなく普通のアレンジです

今、すでに私の家には生花のアレンジが4つ!あります
明日は娘がBasicのバッグブーケを作ると言ってるし💦

ちょっとしたお花の展示会のような状態です(笑)

それで、バラとバンダのこじんまりとしたアレンジを作りました
(白いデンファレもありましたが、それを使うと白色の分量が多くなってしまうので、
今回はパス!)



花器の色が白、足元はシルバーグレー
バラが白でバンダは紫
グリーンとしてはアイビーと、コデマリの枝を少し
黄色のオンシジュームは紫や白を引き立てる色として左サイドに使いました
黄色が入らなくても、綺麗ですが
黄色のおかげでアレンジ全体が明るくなりました

正面から見ると、アレンジの花が左よりも右のほうが下がってきていますよね

実はこの花器の花器口が水平ではなく、右側に下がった斜めラインなのです
後ろから見るとわかります



ですから、こんな風に右側の方の花を下げて配置することが容易にできてしまうのです



でも、一番右側を大きな紫のバンダで終わってしまうと、とても重たい感じがしますので、
少しだけ白い可愛い花のついたコデマリの枝を泳がせてみました

斜め右から見ると



反対の斜め左から見ると



ところで、この、バンダ というラン
最近、アレンジの花材で時々使うお花ですが、1本の茎にお花が左右に分かれて咲いています
とても豪華な印象のお花ですが、1輪の花の大きさがとても大きいので、
切り分けをして配置をするのす

が、困ったことに、花と花の間の茎の間隔がとても短くて、フローラルフォームに挿すのがとても大変!

そこで、ランキャップというプラスチックの筒のようなものに差し込んでアレンジに使うと、とて配置場所の融通が利きます







ランキャップにはワイヤーをUピンにした脚を取り付けます



ランキャップは半透明なので、このようにフローラルテープを周りにまいたり、花材の葉でくるむと目立ちにくくなります

このアレンジのバンダ3輪は全てこのようにランキャップを取り付けたものをアレンジで使っているので、
バンダが好みの長さで配置できているのです



さて、バンダ

花弁の模様がとても不思議なランですね



私の好きな淡路島にある「奇跡の星の植物館」の温室には、いろいろな色のバンダがあります
バンダは樹木や岩肌に根っこを張り付かせて伸びていく「着生種」という種類のランなので
植物館の温室でも他の大きな木にくっついた状態で花を咲かせているのですよ


ちょうど今は「驚異のラン展 光とランで彩るワンダーランド」が開催されています
時間があったら行ってみようかしら🎶






コメント
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