今週のレッスンカリキュラムは「桃の節句」
年に一度、この時期にしか手にすることのできない花材「花桃」を使って
ひな祭りを華やかに演出するアレンジメントです
私は先日、数年ぶりにお雛様を出して飾ったので、
今年の「桃の節句」のアレンジメントはいつになく楽しみにしていました
お雛様が大きいので、お花も少し大きめのサイズにしようと思い
自分でお花を揃えてみました
(あれ?いつも大きいかもしれませんね(^_^;))
最初に丹波焼の壺型の花器にいけてみました
花桃、ゼンマイ、スィートピー2色、チューリップ、フリージア
ドラセナ、ユリ、菜の花
テキスト参考作品には入っていないお花としては
カラー、ラナンキュラス2色、花麦
を、追加しています
少し上から見ると
まあ、こんな感じかな~、と、しばらく眺めていましたが、
丹波焼の花器の色が暗い
風合いがあっていいし、形が好きなのですが
ひな祭りの器には地味~
それに、アレンジ上方の横幅がちょっと広がりすぎのような気がしてきて
作り変えることにしました
アイリス2本も追加しています
最初のアレンジよりも、花桃の枝を挿す際の角度を控えめにして
横幅の広がりを少し抑えてみました
そうそう、こっちの方が優しい感じがします😌
器は赤い横長長方形の水盤です
地模様が入っています
フローラルフォームとほぼ同じ高さまで縁が上がっています
使用分量は1/2グロックを寝かせて水盤の中央に置いています
花器の縁が見えないように、ドラセナの葉や赤いラナンキュラスを少し落とした感じで配置
ユリの花がまだ全開ではないので、フローラルフォームを隠すために
低い位置にラナンキュラスを置いています
花弁が何重にも重なっていて、もう少し開いてくると、ラナンキュラスは本当に豪華に見えます
優しい色合いのお花の中に、アイリスの紫が入ると、ピリッとしまった感じもプラスされますね
この赤い花器、実は初めて使うのです
赤い色、なかなか使用頻度は少ないとは思いますが
一つ持っているといいかと思います
そうそう、花桃について
主軸から花の蕾が直接出ているので、扱っている際中に蕾が落ちやすいです
衝撃に弱いので、気をつけて扱ってあげてましょう
また、アレンジした後、結局あまり咲かないで終わってしまうというお話をよく聞きます
やはり少し暖かい場所に置いてみましょう
それから花桃の蕾が乾燥してしまって咲かないということもあるので
1日に2回ほど霧吹きをかけてあげるといいそうです