絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

漁火(いさりび)

2006年11月07日 21時34分25秒 | 一絃琴
今日の稽古は「須賀」と「漁火」でした。
「漁火」は合いの手(間奏)のところのリズムがイマイチつかめない
琴をどのように弾くか、いわゆる「口三味線」というので
把握するのですが(ツウーン、とか、チントン、とかいうやつです)
私はいまだにこのリズムをとるのに洋楽風に
「タンタン、タタタン」と(こころで)言ってしまうので
和風に徹してるといえないのです。

後半にきて、あ==、ほんとに行き詰まっています。
弾いていても楽しくないし、わからないし
わかろうという気持ちが芽生えてこない。
先生も後半の曲、よく履修されていない。
先生は、そのまた習った先生からよく教えてもらっていない、
と自らおっしゃる。(どういうことだ~~~

一弦琴の江戸時代~明治初期の曲を
本当に確実に全曲弾ける人は現存するのか
全曲を収めたCDを出しているのは、東京の「愛知一紅」先生です。
生の演奏を聴いてみたいですね。


今日は稽古日

2006年11月07日 09時47分57秒 | 一絃琴
今日はお稽古の日ですが
朝から地域の資源ごみの当番があり、7時すぎから8時半まで
分別回収の立ち番をしました。
子どもが登校するのが7時40分過ぎなので
この、たまにしかない立ち当番ですが結構焦ります。

いろんな、滅多に顔を合わせない地域の人が
次々とやってきました。
「三味線やってるんだって?」と聞かれて、
「いえ、一弦琴です」というと「あ、そ~~、遠くからだと三味線に聞こえるんだね」
「戸を閉めて弾いてるの?」
「はい、閉めてても、道を通る人には聞こえるみたい」
「ふ~~ん、みんな一弦琴て知らないから、三味線と思うんだね」
「ああ、そうかもしれないです」
「趣味のことがあっていいね」
「そうですね~(結構行き詰まってるが・・・)」

北側に住んでる人が同じ当番で、
「うん、聞こえるよ~~、一弦琴ていうの~~」と
言ってたから、たぶん私が子どもを怒ってる声もまる聞こえなんだ
腹式呼吸で思い切り大きな声になるのも、良し悪しです。。。