絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

朗読研修

2006年11月16日 08時03分09秒 | ボランティア
今日も研修があります。
引き続き夏目漱石「夢十夜」の第三夜。
何回読んでもおどろおどろしい感じになってしまうので
明るいトーンで読めるようにするのがちょっと大変です。

研修の大半の方が年配の人です。
みなさんすごくまじめ、努力家です。
声のトーンも若い人に比べかなり低くなってきますが
朗読も必ずしも若い「美声」が良いとは限らない、
枯れた、味わいのある声のほうがより作品に深みが出て
通り一遍ではない朗読になり、いつも感心しています。
(一絃琴にも同じことが言えると思う)