FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2011-03-08 11:18:31 | クライミングレッスン報告
2月9日(水) 
16:45~ ユイト(中1)

少し遠くから通っている中学生のユイトだが、なぜかいつも水曜のこの早い時間帯に間に合ってくる。
この時間帯は申し込みがあまりないので、プライベートレッスンになることが多い。
じっくり見てあげられる上に、チームのメンバーはプライベートでもレッスン料が変わらないのでお得な感じだ

そろそろ学年末テストが近く、そちらに気合いを入れたいユイトは今のところクライミングはボチボチ、といったところ。今日のレッスンの後はしばらくテスト勉強に専念するとのことだ
彼の状態に合わせてレッスンをすることにする。
それにしても、塾にも通わずにかなり良い成績をとっているユイト。知的レベルはなかなかのもの。何に対しても楽しみながら取り組む姿勢が良いね 

今日は本人の希望で、前回の東京都の強化練習会で登れたという「ツナミ」壁のピンク×12cを復習することにする。2回トライして2回とも2テン(2回テンションしてトップアウトすること)だった。


18:30~ コムちゃん(中1)、ふう君(小3)、ちかちゃん(小4)、ミサキ(中1)

ずっとレッスンに来ない時期が続いて、もうクライミングを習うのはやめてしまったのかな、と思っていたコムちゃんとふう君の姉弟が久しぶりにやってきた。コムちゃんは中学に上がりソフトボール部に所属。忙しくてなかなかレッスンに来れなくなった
久しぶりなので、ボルダリングはピンクテープの一番簡単な課題(8級)を登ってもらうが、コムちゃんは運動部で鍛えられて筋力がアップしたために結構登れた ふう君も時々ジム主催の無料インストラクションに参加しているため、力はそれほど落ちていない 後は体の動かし方や重心の位置、クライミングの技などを身につけなくてはいけないが、こればかりは継続していないと身につけられないものなんだよね

ちかちゃんは今まで苦労していた「正面」壁の白が登れた
子供たちの背の高さに対してボルダーの上部はかなりの高さなので、そこで恐怖心が出て完登出来ないケースがほとんどだ。それを乗り越えるには練習に基づく自信が不可欠ちかちゃん、良く頑張ったよ

隔週でレッスンを受けにくるミサキはいつもはお父様と登っているので登りなれている。なので本人的にもある程度の自信があるようだし、ボルダリングでは赤(5級)レベルも課題によっては登れるようだ。
ただ、自分で「これで良いだろう」と思っていても、なおさなければならない癖やクライミングに対する意識、またあるグレードの動きに対して安定的に対応できる実力が付いているわけではないので、たまのレッスンでどう修正できるか。。。そこが難しいところだ 楽しむだけのクライミングに徹するならばそれでOKなのだけれどね

ルートは、コムちゃんとふう君がショートウエーブの5.7が登れた ふう君はロープの結び方があまりきれいでなかったので私にだめ出しされたけれど。「家で練習してきたんだけれど。。。」とふう君。技術を身につけるのは大変だね
ちかちゃんはボルダーで力を出し切ってしまったのか、「100度」壁のカンテラインを登る茶色■10aにトライしたが途中でリタイヤ
ミサキもトップロープでギャラリーの10aをトライしたが完登ならず、残念