FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドア日誌>中級補充レッスン 御岳ボルダー

2011-03-31 20:02:15 | クライミングレッスン報告
3月31日(木) メンバー:ユイちゃん(中2)、りんちゃん(中1)、ユイト(中1)、コーヘイ(小5)

今日は2月の城ガ崎合宿に来ることが出来なかった中級・チームメンバーのために、補充アウトドアレッスンを行った。
今のところ安全性が確認されているのが御岳ボルダーであるため、昨日急遽実施を決定したものだ。
せっかくの春休みである。
このような時だからこそ、自分の課題に向かい合い、努力を重ねることによって少しずつでも進歩していく充実感を、外の空気を吸いながら満喫してほしい。
重心を良い位置に持っていく感覚や足さばきのテクニックを身につけるためにも外岩は貴重な教材を提供してくれるし、トライの間や食事のときには自然の中にいる開放感を味わうのも精神衛生上プラスになるだろう。

電車での移動は不安が多い、という一人参加の中学生、ユイちゃんとりんちゃんについては私が車で引率することに
ユイトはコーヘイ&コーヘイパパと一緒に電車移動
コーヘイは城ガ崎合宿にも来ていたのだが、「御岳ボルダー」と聞いて、ぜひにも行きたい」ということで特別参加だ。

本日のエリアは「遊歩道岩」「マミ岩」周辺。
先ずは「遊歩道岩」でアップ。規制の直上課題はみんな一撃 トポには書かれていないけれど、以前私が下見で登りに来た時に登って面白かったラインもみんな完登 5~4級くらい、というのがみんなの意見だ。
そして1級にトライ みんな良い具合に力が拮抗していて刺激し合えているようだ。
仲間のムーブや、どこまで行けたかに一喜一憂しながら大盛り上がり

完登者は出なかったけれど、みんな善戦。ここだけで終わってしまってはもったいないので、適当な時間で切り上げてマミ岩に移動

つるつるな岩質に面喰いながらも「マミ岩左・6級」「マミ岩中央・4級」と全員がコマを進め、「マミ岩右・3級」にトライ。リーチ的に有利なユイトが一抜け、細かいホールドに強く、重心移動の巧さが光るりんちゃんが続く。ユイちゃんはリーチのなさに泣いたが、下部のヒールのムーヴはかなり安定していて、テクニックの上達が伺えた

以前お父さんとこのエリアに来たことのあるコーヘイは2級にずっとトライ 彼には一手一手が遠いがかなりムーブが固まってきた
この課題にユイトとりんちゃんが参戦し、りんちゃんが完登

かなりみんなよれてきたので、「玄関岩」にターゲットを移す。
下部のハング部分をトラバースする「ルーフ・4級」にみんなでぐるぐるトライ
頼むから登る順番で仲間割れするのはやめてね
これもみんな良い感じにセッション状態に。
ラストトライはみんなよれてきて不本意な人もいたが、そんな中りんちゃんが最後の最後に完登
勝負強さを見せた