FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2011-03-19 22:54:49 | クライミングレッスン報告
3月13日(日)

10:00~ メンバー:タクミ(小5)、コーヘイ(小5)

本来はアウトドアの予定だったが、大震災の影響で中止とし、インドアレッスンに切り替える。アウトドアに参加予定だったメンバーのうち、タクミとコーヘイが申し込んできた。
同学年同士の2人。まだまだ少ないクライミング人口において同学年同士はなかなか貴重な存在だ。
センパイであるコーヘイにリードをしてもらって準備体操。将来どのような仕事につくにしろ、自分が中心となって人を動かす場面は出てくるもの。ここでも順繰りに、リーダーとなって新しく入った人を動かす練習をして行ってもらうよ。

準備体操の後、コーヘイはすぐに目下の目標ルートにトライできるようにアップしてもらう。その間にタクミはボルダリングのチャレンジ。やはり少しかぶった壁のオレンジは登ることが出来なかったが、スラブのオレンジが1つ登れた
ちょうど区切りがついたところでルートに移動

タクミがクリップの練習をしている間にコーヘイはツナミの白□12a。とりあえずハングの抜け口までで11cなので、そこまでのレッドポイントを目指す。まだ小さいコーヘイには、上部で1か所、どうしてもクリップが届かないところがあり、そこでビビリが入って完登を逃している。なのでこの時間のトライでは無理せずに、核心前でテンションし、レスティングの態勢を考えることにする
もう1本の100度壁の12bは先ずトップロープで。下はかなりこなれてきて、安定した動きだ このまま行けるかと思ったが、ゴール取りで1回フォールした でも、行けそう

タクミはトップリードで5.5を登る。先ずはクリップをしながら登る練習だ。クリップもそう手間取ることなく完登 ただ、クリップラインが少し屈曲していたから、なるべくまっすぐに流れるようにラインを考えよう
もう1本は一度登ったルートをトップロープで手足限定にして登る練習。オブザベがだいぶ良くなり、ムーブも少しずつ作れるようになってきた


13:00~ メンバー:コーヘイ

コーヘイは居残って午後にもう1コマ。
ツナミの白□11cバージョンのレッドポイント。さっき考えたレストポイントで、なるべくリラックスして気分転換を図るために私に手を振ること、と注文をつけてトライ
レスティングもうまく出来、結構スムーズにレッドポイント出来た 「そこから行けるところまで手を出せー」という急な私の指示にも良く対応して、3手手を伸ばしてフォールした。

少し休んで100度のオレンジ/12bにもトライ。リズム良く、そして思い切り良くムーブをこなしてトップロープでレッドポイント出来た

最後にボルダー。短い時間に、今まで登れなかった茶色(4級)を2本登った