FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2012-06-05 11:57:56 | クライミングレッスン報告
5月19日 メンバー:ユキちゃん(小4)、しいちゃん(小6)、りんちゃん(中3)、コーヘイ(中1)

クラブチーム「FCC」は中級に上がった子どもたちのうち、クライミングに比重を置いて活動し自分の力を高めたい子どもたちで構成されている。
1か月に6時間のレベルアップレッスンと、3時間の合同練習会に加えて1回のアウトドアレッスンが基本的な活動の内容だ。加えて日常でのトレーニングや中学生の自主練習についても、ある程度こちらで提示しその結果の報告をしてもらっている。各自に提示したトレーニングが、その子にとって適切かどうかを判断するためだ。

FCCでの子どもたちの育成の目的は、クライミングによって自分を向上させて行けるように指導するとともに、将来クライミングの仕事につくにせよその他の職業を目指すにせよ、自分の足でしっかりと人生を歩ける人間に、ひいては社会の役に立てる人間になってもらうことである。
なのでFCCではただ単に高グレードを登れたり競技性が優れているだけではダメで、学校生活や日常も大切にし、家族や仲間に対して感謝の心や誠意と思いやりの気持ちをもって生活する態度が求められている。


今日の練習会はタクミが体育祭と重なって欠席
ユイトは欠席の連絡がなかったけれど、時間になっても姿が見えない 仕方がないので問い合わせのメールをしてミーティング開始。

今月から新しくしいちゃんを仲間に迎えてのチームの活動となるので、メンバー同士の自己紹介シートの交換から シートには先ず自己紹介と性格などの自己分析を記入。そのシートをお互いに交換しメッセージを記入しながら全員にまわす。仲間の人となりを伺うことが目的だ。

次にトレーニングについての勉強会 これは今日はさらっと。

しいちゃんの歓迎会の意味も含めて、実技はボルダーのゲームから。
いくつかの種類のうちみんなにどのゲームが良いかを聞くと、口をそろえて「ホールド消しゲーム
このゲーム、初心者から楽しめる上に、レベルが上がれば上がるほどムーブの処理やゲームの進行に知的な処理が必要となり、ゲーム性が増して面白くなるすぐれものだ。
あっという間にボルダーの時間をこのゲームで使い切り、ルートへ。

ルートでもゲーム性を持たせたチーム戦をやろうかと目論んでいたのだが、ユイトが来なかったうえにルートエリアが大混雑だったため断念 各自の目標ルートへのトライとした。

練習会終了後、保護者の方々がこの前の「オール神奈川」で代表を決めたりんちゃんと1位になったコーヘイのお祝いにお菓子を用意してくださっていた さらに「オール神奈川」でのみんなの登りをコーヘイママがビデオに撮ってくださっており、みんなでお菓子を食べながら振り返った

さて、ユイトはどうやら練習会があることをうっかりしていたらしい。
ロボットの世界大会と受験勉強。新たに進学塾にも通い始めたうえに学校行事の体育祭も重なっているらしく、多忙を極めているのは良く分かっている。
ただ、無断欠席は社会に出たら絶対に許されない
これは今から肝に銘じておいたほうが良いので、FCCでは3回の無断欠席で除籍としている。
メールで「反省しています」と返事のあったユイト。今後こういうことのない様に