FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ちびっこクラブ@pump2 

2012-06-24 22:55:11 | クライミングレッスン報告
6月5日(火) メンバー:リオンくん(小3)、はや君(小1)、ゲンちゃん(小1)、トージ(小2)

準備体操とウォーミングアップを兼ねたゲームの後は基本練習。
スラブ壁を4種類のフットワークでトラバース
もう少し大きい子たちが行っている、極小スタンス(足場)だけを使ってトラバースする「ビス留め」という練習項目は、小さい子どもたちにはちょっと大変
そこで今日は足で踏んで良いスタンスホールドの色を限定することにしてみると、力のない小さい子たちにもちょうど良い感じ
しばらくは「ビス留め」の代わりにこれだね

今日は正対引きつけの練習をしながら10~9級の課題4本を全て登った。これは全員がクリア

小さい子どもたちのこのスクール、なぜかいつも時間が足りない
近頃はゲンちゃんのパパがビレイを手伝ってくださるようになったので大助かりだありがとうございます
今日は長いギャラリー壁にチャレンジしたい子と、ダイヤモンドの短い壁をやりたい子の二手に分かれることが出来た。

みんなの目標に合わせた希望を聞くと、
リオンくんとはや君はギャラリー壁、ゲンちゃんとトージはダイヤモンド壁のルート課題をやりたいとのこと。
そこでゲンちゃんとトージはゲンちゃんパパにビレイをお願いすることに。

リオンくんはボルダーで頑張りすぎて力尽きリタイヤ
はや君は茶色■5.7を完登

ダイヤモンド壁に行ったゲンちゃんとトージも今日はじめてルートにチャレンジし、
ゲンちゃんはオレンジ■5.7、トージは青■5.5を完登した

子どもたちの自発的なモチベーションを大切にしたいため、なるべく彼らの希望・目標を叶える形でレッスンを進めたいと思っている。
自分で決めた目標に対しては、子どもたちは実に良い頑張りを見せてくれるからだ。
そしてそれを達成した時の満足感と嬉しさは、子どもたちの「やる気」にさらに火をつける
この根源的な自己報酬のサイクルを子どもたちに経験させてあげれば、様々なシチュエーションで前向きに取り組んで行く姿勢を自ら作って行くことができるだろう。