寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

夫婦別姓問題について

2015年12月07日 23時27分14秒 | 寓居人の思い

 今また夫婦別姓が問題になっている。私の知る限りでは

夫婦別姓問題はもう数十年前に勤務先と別姓を主張する

女性との間に裁判沙汰にまで発展した。そのことを新聞記

事で知り、それまでそんなことが問題になるなどと思もしな

かった。その女性が私の勤務先に転勤してきた。それで沈

静したと思っていた。ところが最近また報道で盛んに記事が

出るようになった。仕事上不都合があるという理由が中心と

思える発言が聞かれるが、それだけではないだろう。

 私の知人の中に、旧姓で結構仕事を認められていたが、

結婚して姓が変わった。彼は旧姓と新姓を併記して、その後

に親の付けた名前を書くようにした。初めのうちは少々不便

を感じたこともあったようだが、外国人はすぐに慣れて旧姓

で呼ぶ人、新姓で呼ぶ人などいろいろいるようだがそれほど

不自由を感じていないようだ。特に学術関係では全く問題が

無くちょっとした変更手続きで済んだという。

 

 

 

 

 


軽減税率の財源問題について 

2015年12月07日 21時55分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

 消費税を10%に上げるが生活必需品特に食品の税率を

軽減することが決まっている。しかし食品の何処までを対象

にするかを議論している。食品は生鮮食品、加工食品、添

加物の3種類に分類される。加工食品は菓子類、飲料、そ

の他ソバ、うどん、調理食品、みそ、しょうゆ等の一般加工

食品似分類されるという。その他に外食という分類もある。

 生鮮食品については問題ないが、加工食品と外食につい

議論が激しく行われている。ここで私が不思議に思うのは、

加工食品まで軽減税率の対象にすると約1兆円の財源が必

要になるという。生鮮食品だけの場合は3400億円で済むと

いう。その差額は小さいとはいえないきんがくであろう。

 ところで、言葉尻をとるようで気が引けるのだが、軽減額を

穴埋めする財源が必要になると新聞記事にあった。

 迂闊にもこの表現に私は少なからず戸惑いを感じてしまっ

た。つまりこういうことなのだろうか。消費税は全体を10%と

して徴収し、軽減税率分を他の予算から補填する、というこ

とらしいですね。こういう思考回路が私にはなかったので何

とも不思議な気がしてしまうのです。

 初めから軽減分を収入に入れなければそういう考え方を

しないで済むのではないのでしょうか。自分の無知を棚に上

げての話ですが、政治家というのは面白い思考回路を持っ

ているのですね。