寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

記憶に残っている映画(33)「ベン・ハー」

2016年05月09日 20時53分30秒 | 寓居人の思い出話

 アメリカ映画界が不振になると、キリストが登場する

映画を作るそうです。すると何とか不振から脱出できる

という噂があります。

 この映画はそういう意味で作られた映画ではないよう

です。原作はルー・ウオーレスという作家にようる同名

小説です。この小説は、1880年11月に出版され大ベス

トセラーになったといいます。その人気は「風と共に去

りぬ」が1936年6月に出版されるまで維持されたそうで

す。

 はなしはローマ帝国支配時代のユダヤ人貴族ベン・ハ

ーの波乱に満ちた半生を描いたものです。ベンは幼馴染

みのローマ帝国から来たメッサーラと旧交を復活させた。

しかし、ふとしたきっかけで提督暗殺の嫌疑を受け、メ

ッサーラに身柄を拘束され罪人としてローマへ移送され

ることになり途中で体調を崩した。そのときとなりにい

た男に水をもらって飲んだところ身体に力が沸き上がっ

てきた。この男こそイエス・キリストだった。その後ベ

ンは、ガレー船の漕ぎ手にされ先頭の駆り出された。戦

闘中に司令官を偶然救助したことからその養子になった。

その後の話がこの映画の重要部分ですが、私の文章力で

は書きあらわせないので映画を見ていただきたいと思い

ます。

 最後はベンの母親と妹が業病に罹っていたのをキリス

トの奇跡で治癒するというところで終わります。

 この映画は、たくさんのアカデミー賞を取ったことで

も有名になりました。中でも戦車競走場面の迫力は絶対

的な面白さをみせます。このような映画を見るのもスト

レス解消のために有効ですね。