いろいろな疑惑にまみれている舛添都知事は、第三者
に何かを調査するよう依頼したという。そもそも第三者
というのは当事者が依頼するものなのだろうかという疑
問がまたまた出てきた。当事者が依頼するということは
自分の不利になるような結果は出さないということでは
ないのだろうか。
当事者がすべてを明らかにして都民に判断してもらう
のが良いと思うのだが、そうは考えないのだろうか。
金銭で苦労した人なら、その怖さも十分承知している
だろう。だから公私をはっきり区別するものなのだとい
う。はっきり説明した方がご自分のためでもあり、いろ
んな意味で経済的負担が少なくなるのではないだろうか。
それでもTVの報道によると、こんなに疑惑が出てきた
舛添都知事の辞任を避けたいという都民が多いというの
はどうしてなのだろうか。再選挙の費用が勿体ないとい
うことなのだろうか。もしそうだとしたら、金がものを
いう社会になってしまうのではないだろうか。
かってTVタレントで一度も選挙運動をしないで知事に
なったり、週に二、三日しか登庁しなかった知事がいた。
ミーハー的な人気だけで選ぶのではなく候補者の為政者
としての能力を見極めて選ばなければならないだろう。
都民に限らず私たちも真剣に国会議員や為政者の選出
を行わなければいけないだろう。
今年は、参議院選挙が行われる。しっかりと候補者を
選んで選挙することにしたい。