本日久しぶりに本格的な夕立になりました。この辺は
南方に海が、北方には標高1500メートル前後の丹沢山
系があるという立地です。
はじめてこの地に移ってきたときにはこの立地条件を
見てうれしくなったものです。私が子供の頃住んでいた
宮城県の山麓の村は海はありませんでしたがそれに代わ
るような広い田園地帯が東から北の方に広がっていまし
た。そして西には1500メートル前後の奥羽山脈が連なっ
ていました。そのために夏場には夕立が頻繁にやってき
ました。わが家の畑は、元陸軍の演習場だった草原を開
墾して作った4町歩の広いものでした。それは別にして
夕立という激しさとさっぱりした感覚が好きですね。夕
立の後に涼しい風が吹き渡り、セミが息を吹き返したよ
うに鳴き始めます。この雰囲気が子供ながら大変好きで
した。もうひとつ郭公が季節になると鳴くのですね。
今住んでいるところは、夕立が少ないのが私には少々
不満ですが、冬暖かく夏の夜は海風か山風が優しく肌を
なぜていくので満足しています。