寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

久しぶりの夕立

2016年07月04日 21時23分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

 本日久しぶりに本格的な夕立になりました。この辺は

南方に海が、北方には標高1500メートル前後の丹沢山

系があるという立地です。

 はじめてこの地に移ってきたときにはこの立地条件を

見てうれしくなったものです。私が子供の頃住んでいた

宮城県の山麓の村は海はありませんでしたがそれに代わ

るような広い田園地帯が東から北の方に広がっていまし

た。そして西には1500メートル前後の奥羽山脈が連なっ

ていました。そのために夏場には夕立が頻繁にやってき

ました。わが家の畑は、元陸軍の演習場だった草原を開

墾して作った4町歩の広いものでした。それは別にして

夕立という激しさとさっぱりした感覚が好きですね。夕

立の後に涼しい風が吹き渡り、セミが息を吹き返したよ

うに鳴き始めます。この雰囲気が子供ながら大変好きで

した。もうひとつ郭公が季節になると鳴くのですね。

 今住んでいるところは、夕立が少ないのが私には少々

不満ですが、冬暖かく夏の夜は海風か山風が優しく肌を

なぜていくので満足しています。