現代SF小説の源は、ジュール・ベエルヌ(1828-1905)
だという人はたくさんいます。SF小説のアイデアの多
くがベルエヌによって考え出されているといっても過言
ではないでしょう。しかもそれらのアイデアは現実のも
のになっているものが数多くあります。潜水艦もその一
つですね。その原型がこの映画「海底二万里」です。推
進力や水圧に耐える技術など説明できない部分は多々あ
りますが、海中を航行するというアイデアはすばらしい
ですね。
さて映画は、モネ船長という謎の人物が指揮する潜水
艦ノーチラス号の冒険物語です。
ある時から航行中の船舶が角のようなもので穴をあけ
られて沈没するという事件が続発します。その事件を調
査するためにフランスの海洋生物学者アロナックス博士
とその助手コンセーユ、銛打ち名人のネッド・ランドの
3人がアメリカの軍艦に乗り組んで調査を開始した。
しかしその軍艦も怪物に攻撃されてしまう。3人は海
に放り出されてしまうが、モネ船長に救助され、潜水艦
に乗って冒険の旅に出る。いろいろな発見をしたが、ネ
ロ船長の謎は深まるばかりであった。後は映画を見てく
ださい。
私はこの映画を見るまでは、海の生物について全く関
心がなかったのですが、紅海のサンゴのきれいな姿を見
て海のすばらしさに改めて感動しましたね。私がこの映
画を見た後に、前に書きました「青い大陸」という映画
を見て改めて海の果てしない広さと深さ、そこに生息す
るいろな生物たちやまだ明らかになっていない謎のこと
を知りました。
機会を作ってSF小説のことも記事に書きたいと思い
ます。