私が毎週土・日曜日に囲碁を打ちに行く町民センター
2階(といっても地上から数えると3階になりますが)
の部屋にこの時期になると大きなトンボが入ってきます。
体長約14,5㎝、羽根を広げた幅は約20cmほどもある
大きなトンボです。私の知っているこの大きさのトンボ
はオニヤンマという種類です。
手にとってみないはっきりしたことはわかりませんが、
東京に住んでいた子供の頃、有馬国民学校の脇を流れて
いるの辺りで夕方になるとヤンマがたくさん飛んでいる
のでよくこのトンボを捕ったものです。そのころはトン
ボ釣りなどと言っていました。その方法は、豆粒ほどの
大きさの小石を長さ4,5ocmほどの糸の両端に結び付け、
トンボが飛んで来たらそれを上へ投げます。するとトン
ボは虫と間違えて石に飛びつきます。そして糸に絡ま
って落ちてくるのを捕まえます。
捕まえたトンボに糸を結び付け他の端に紙切れをつけ
て飛ばして遊んだものです。
町民センターの部屋に飛んでくるトンボを捕まえるな
んてことはしませんが、人を恐れないで悠々と飛んでい
る様子は年甲斐もなく感動してしまいました。