寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

隣接市との囲碁親善大会に出席してきました

2016年07月17日 15時56分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

 本日はまあまあの天気になりました。隣接市の囲碁

クラブとの囲碁親善大会に出席してきました。この囲

碁会は毎年2回、夏は隣接市で冬は当町で開催されま

す。例によって、A,B,C,Dの各クラス4名で総

当たり戦をします。今回私は、Bクラスで出場し3勝

1敗の成績でした。大会終了後に反省会とかはしなか

ったので、午後3時過ぎには帰宅しました。

 家で対戦の棋譜を並べていますと、負けた試合は、

やはり無駄な手が多くありました。相手にそれを咎め

られて形成が不利になってしまったのですね。どんな

場合でも無駄は結果に何かの影響を及ぼしてしまうの

ですね。気を付けてい楽しく碁を打つようにします。


記憶に残っている映画(40)「アラビアのロレンス」

2016年07月15日 10時20分34秒 | 寓居人の思い出話

 果てしなく続く砂の世界。自然が支配しているように

見える場所で壮絶な人間同士の争いが行われていました。

 この映画はアラビア半島でまだ石油が発見される前の

話です。

 映画の初めのシーンは一人の男がオートバイに乗って

道路を走っている場面から始まります。オートバイはス

ピードをあげたとき自転車に気が付き避けようとして転

倒し死亡してしまいます。葬儀の時、新聞記者が取材す

ると、事故死した人物には毀誉褒貶いろいろな評価が伝

えられた。その男は、アラビアのロレンスと呼ばれ、伝

説の人物になったトマス・エドワード・ロレンスだった。

 アラビアの民族を統合して独立国に育て上げたロレン

スはアラビア人の格好をしてアラビアに溶け込む一方、

イギリス軍人としての任務も果たさなければならなかっ

た。しかし、イギリスのアラビア半島にあける権益を確

実なものにすることは出来なかった。そういった意味で

ロレンスの評価は一定のものにならなかった。

 映画の中で砂漠で生きていくために必要な湧水(井戸)

は命を懸けて守らなければならないものであり、それを

所有するものが権力を持つことになる。これが砂漠の掟

になっている。

 砂漠は風が吹くと地形が全く変わってしまう。それは

荒れ地の上に砂が乗っており、風で砂が動くからだ。砂

の中に空洞があると蟻地獄に落ち込むように人間も落ち

込んでしまうことがある。そんなb面も描かれています。

 2時間以上に及ぶ上映時間は長いと思いましたがあっと

いう間に終了してしまいました。

 この映画のストーリーはともかく、映像のすばらしさに

圧倒されたのを思い出しました。

終了してしまいました。


天皇陛下のお近くでお言葉を聞いた思い出

2016年07月14日 09時07分10秒 | 寓居人の思い出話

 ご高齢の天皇陛下が自らの意志で退位を考えていらっしゃ

るという報道を知って、ずいぶんご無理をなさっているのだ

ろうと拝察しました。

 天皇陛下の公務というのは頻繁に組まれており、それに臨

まれる場合には体内の水分調整をされるということを聞いた

ことがあります。そのことに限っても大変なご苦労と思いま

す。体調を崩されてご入院されたこともある身体で公務をこ

なすのは大変だろうと思います。しかし天皇陛下がお出かけ

になった被災地などでは、天皇陛下のご訪問を受けて大きな

心の支えとなり希望を持つことができたと喜ばれています。

天皇陛下は、ご訪問先では相手の目線と同じになるように膝

をつかれてお話をするという映像をしばしば拝見しました。

 私が天皇陛下のすぐお近くでお話を聞くことができたのは、

もう20年以上も前のことで詳しいことは忘れてしまいました

が、帝国ホテルの広間でノーベル賞フォーラムという集まり

があったときのことです。そこには子供たちが大勢来ていて

天皇陛下と話をしていました。私は天皇陛下のすぐ右後ろで

お言葉を聞きました。優しく子供に話しかけている天皇陛下

は、低く小さな声でしたがよく聞くことができました。

 戦争中に育った私は、皇室に対してほとんど関心がなかっ

たのですが、ご結婚前の美智子さんの姿を駒沢競技場の広い

階段のところであったことなどから少し関心を持つようにな

りました。

 それにしても天皇陛下が退位されると皇室典範などの変更

が必要になるなど大変なことだと思いますが、大正天皇と昭

和天皇の事例を参考にして天皇陛下の公務を考慮するよう希

望します。


記憶に残っている映画39「海底2万里」

2016年07月13日 16時09分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

現代SF小説の源は、ジュール・ベエルヌ(1828-1905)

だという人はたくさんいます。SF小説のアイデアの多

くがベルエヌによって考え出されているといっても過言

ではないでしょう。しかもそれらのアイデアは現実のも

のになっているものが数多くあります。潜水艦もその一

つですね。その原型がこの映画「海底二万里」です。推

進力や水圧に耐える技術など説明できない部分は多々あ

りますが、海中を航行するというアイデアはすばらしい

ですね。

 さて映画は、モネ船長という謎の人物が指揮する潜水

艦ノーチラス号の冒険物語です。

 ある時から航行中の船舶が角のようなもので穴をあけ

られて沈没するという事件が続発します。その事件を調

査するためにフランスの海洋生物学者アロナックス博士

とその助手コンセーユ、銛打ち名人のネッド・ランドの

3人がアメリカの軍艦に乗り組んで調査を開始した。

 しかしその軍艦も怪物に攻撃されてしまう。3人は海

に放り出されてしまうが、モネ船長に救助され、潜水艦

に乗って冒険の旅に出る。いろいろな発見をしたが、ネ

ロ船長の謎は深まるばかりであった。後は映画を見てく

ださい。

 私はこの映画を見るまでは、海の生物について全く関

心がなかったのですが、紅海のサンゴのきれいな姿を見

て海のすばらしさに改めて感動しましたね。私がこの映

画を見た後に、前に書きました「青い大陸」という映画

を見て改めて海の果てしない広さと深さ、そこに生息す

るいろな生物たちやまだ明らかになっていない謎のこと

を知りました。

 機会を作ってSF小説のことも記事に書きたいと思い

ます。

 


次は東京都知事選挙ですね

2016年07月12日 10時54分48秒 | 日記・エッセイ・コラム

 参議院選挙は、いろいろな不安要素を残す結果にな

ってしまいましたね。この選挙で許三ある言行があり

ましたね。民進党党首の地盤である三重県で民進党の

議席が失われることがあったら、党首が辞任すると言

っていたことです。幸いにそのような結果にならなか

ったので党首を継続することになりました。

 そして次は東京都知事選挙です。各政党は誰を推薦

するかで議論百出しているようです。そんな中、私が

一番初めに立候補宣言をしたといいはるK氏や、野党

4党が推薦してくれるなら出馬するといっていたI氏

は配偶者の反対で出馬宣言を取り消すという事態が出

てきたり、何か混沌としてきました。私の勝手な予想

では、知事経験者二人の争いになるのではないかと思

います。

 本当はもう少し多数の候補者が出て都民の選択の余

地が増えるとよいのですがね。できれば候補者が個人

的な財産の公表をするとよいと思いますが、どうでし

ょうか。

 日本国民の約十分の一の人たちが生活している東京

都の首長になる人を選ぶのですからしっかりした人物

像を見極めて選挙してほしいと願っています。

 


記憶に残っている映画(38)「華氏451度」

2016年07月12日 10時10分42秒 | 寓居人の思い出話

 太平洋戦争後、日本は深刻な紙不足になってしまい

ましたね。当時の教科書は私の手元にも残っていませ

んが、新聞紙のような紙にかすれ気味の文字が印刷さ

れていたのが記憶の片隅に残っています。それをペー

ジ順に並べるのが大変な作業だったのを思い出しまし

た。そういうことがあって私たちの年代の人は、書籍

を非常に大切にする習慣を持ってしまいました。

 さて、表題の映画は為政者が自分の立場を守るため

に市民の読書を禁じたが、効果が見られず書籍の没収

を命じ集めた書籍を焼いてしまう政策を打ちだした。

 焚書によって、市民が知識を得ることをその結果為

政者に批判的になることを恐れたのですね。その時、

市民は懸命に焼かれる書籍を暗記していた。人間の知

識欲というのは権力では抑え込むことができないこと

を表現したかったのでしょうかね。

 ちなみに華氏451度というのは、私たちが通常使う

摂氏では233度になる。この温度は通常の紙が自然発

火する温度といわれています。

 

 


参議院議員選挙

2016年07月10日 23時04分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝早く近くの小学校へ行って選挙をしてきました。

投票所へ着いたら前に3人の方が並んでいました。1番

目の方は投票所に入って投票箱などの点検をしている

というので少し待たされました。

 投票所には誘導係りの案内人、受付かかり(2か所)、

立会人など10人ほどの人たちがいました。

 ご苦労様です。

 23時20分時点の当選確実すうは自民52、民進27、

公明13、共産5、維新6、無他3となっています。

残り15がどうなるかですね。


異次元世界からの招待(7)

2016年07月10日 22時57分42秒 | 寓話

 佐々木は約束の時刻よりも少し早めにファミレスに

到着した。店内は昼休みが終わる時刻だというのにま

だ混み合っていた。入り口のところに立って待ってい

ると店員がやってきた。

「いらっしゃいませ。お一人様でご来店ですか」

「連れがもうやってくると思います。だから二人です。

少し込み入った話をしたいので静かな席をお願いで

きると助かりますが」

「かしこまりました。ただいまご用意致します。少々

お待ちくださいませ」

「よろしくお願いします」

 ドアの外を見ると、馬場がこっちへ向かって歩いて

いた。彼は佐々木の姿をドア越しに見つけると手を上

げて合図した。そのとき店員が

「席の用意が出来ましたのでごあんないご案内いしたし

ます」

「ああ、有難う。ちょうど連れが来たようです」

「どうぞことらの席です」

 といって奥まった角の席へ案内した。

 佐々木たちが座席に着くと、

「メニュはこちらにあります。ご注文が決まりましたら、

このボタンを押してください」

「はい。ありがとう」

 店員が去ると、馬場がすぐはなしだした。

「一帯どうしたんだい。お前らしくないな。何か厄

介事か」

「そうだな、厄介事というのとは違うんだ。俺自身

が少し戸惑っているのだ」

「そんな顔をしているな。それはお前一人で処理で

きそうにないことなのか」

「というより俺にも何がなんだ何だかよくりか理解

できていないんだ」

「少し具体的なことを話してみろよ。何か力になれ

るかもしれない」

「そうだな。じゃ、ちょっと聞いてくれ。ことがこ

とだけに絶対に他言無用だ.それだけは守ってくれ」

「お前と俺の間だ。お前が他言無用と言えば絶対間

違いはない」

「おれのからだにおきていることについてはまえに

はなしいsたな。それで精神科の山下助教授の診察

を受けることで出来た。そんなある日、北舘主任教

授に呼ばれた」

「ほう、その話は初めてだな」

「うん。北舘主任教授の話は、政府のある調査会議

に出席してある事実の調査をすることだそうだ。ど

んな調査かというと、最近と言ってもここ十年ほど

前からのことらしいのだが国内で数十人、あるいは

数百人の行方不明者が出ているというのだ」

「それって、また例の国の誘拐拉致が始まったと言う

ことか」

「それは何とも言えないが、その件も含めてのことら

しい。さらにこのようなことは他の国でも発生して

いるらしい。それで近い将来とうじしゃこくとのご

うどうかいぎをもつようになるかもしれないという

ことだ」

「何か雲を掴むような話だな」

 店員がやってきて

「ご注文がおきまりでしたら承りますが」

 といった。佐々木と馬場は食事のことを忘れてい

たことに気がついた。

「そうだっけ。しょくじのことをわすれていた。えー

と私は定番のハンバーグ定食をおんwがいします。

きみはどうする」

「そうだな、俺も同じものでいこう」

「かしこまりました」

 と言って店員が厨房の方へ行った。佐々木たちは

しばらく無言を続けた。

 


戻り梅雨

2016年07月09日 19時44分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

 4日間ほど続いた真夏日が懐かしいような天気になり

ました。再び前線が現れつゆぞらになりましたね。この

ような現象を「戻り梅雨」というそうです。

 

 本日15時の天気図(気象庁発表)を見ますと太平洋

高気圧と大陸の高気圧との間に関東南部から九州北部に

連なる前線が現れています。関東(東京)の梅雨明けは

平年で7月16日だそうですからもう少しの間梅雨空が

残りそうです。 

 今日の夕方、それほど鮮やかではありませんでしたが

夕焼けが見られました。当地と太陽の間に雲が少ししか

ないことの証明です。

   


「我慢する」という言葉は死語になった?

2016年07月08日 11時16分23秒 | 日記・エッセイ・コラム

  むかし混み合う道で肩が触れるとお互いに軽く会釈をして

それで済んでいました。ところが近頃は振り向きざまに別の

行動に出る人が増えたといいます。同じようなことは未成年

者の世界にも広がっているということです。

 最近見た新聞の人生相談にこんな話が出ていました。ある

日これまで親友だった人が自分を無視するようになった。し

ばらくすると他の友人たちから無視されるようになった。し

かし原因は全く不明であるという。

 このようなことは日常茶飯事のことらしい。そのことを悩

んで鬱になったり、高じるととんでもないことになることも

あるようです。

 私のPCやスマホにはしょっちゅうSNSへの誘いの知ら

せが入ってきます。しかし私は個人的に他人のことがそれほ

ど気にならないし、自分のことを知ってもらおうとも思いま

せんので参加する理由がないという理由で無視しています。

 思い出しましたが、私も若いころにノイローゼ(現在の鬱

との違いは不明ですが)になり、2カ月ほど苦しんだことが

ありました。しかし自己催眠を利用して乗り切ることができ

ました。そのとき両親はいつもと同じように接してくれまし

たし、陰では心配もしてくれたのだろうと思いました。しか

し、自分の心の中ではいろんなことが葛藤していました。結

局、最後は自分で立ち直らなければどうしようもないという

ことが分かりました。今ではあの時期よく我慢したとおもい

ます。

「我慢」という言葉を死後にしたくありません。