![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0c/e5cad1b92d41c81ae45b112854356bcc.jpg)
大衆演劇、というのを少々バカにしていて、どうも(昔の)ヘルスセンターあたりで、浴衣姿の観客を前に粗末な舞台でチャンバラや人情劇なんかをやっている人たち、というイメージがあった。
それは、梅沢富美男さんあたりがメジャーになってびっくりするような美しい姿を見せていても、なんだかね~という気持ちに変わりはなかったんだけど。
去年『蛮幽鬼』の舞台で、主演の上川隆也さんや堺雅人さんと混じって早乙女太一君が、美しい女性の姿になったり、身軽な剣士を演じたのを見て、ちょっと開眼した(笑)ああ、この子の舞台を一度ちゃんと観てみたい、と。
昨日は25分の幕間を挟んで2部構成の舞台。 1部はありがちな・・・渡世人姿の人情劇。 テンポもいいしちゃんちゃんばらばらの切れもいいし、勿論、台詞回しもいい。 途中、思いがけず大量?の唾が出ちゃったとかで、なんか舞台上の人物、アドリブ含めて笑いをなんとかねじ伏せようとしてるのや、台詞を噛んだのや、女性のかつらが飛んだシーンもあったのだけど、これ、計算された演出なのか、生ハプニングなのか分からない(笑) もうどっちでもいい。それぐらい笑えたし、最後はジーンとなって・・・またもや涙ポロポロでちゃうし、観客を引き込み一瞬たりとも放さないぞ!っていう意識の高さが伝わる。 偏見かもしれないけれど、やっぱり文学座とか、民芸とか、商業演劇? ん? なんていうの? いわゆるもっと格調高いとされる舞台人には絶対に負けないぞ、とでもいうようなエンターテイメントとしての気迫が感じられるの。 プロだと思った。
そして2部の演舞、花魁姿からの登場なんだけど、1部の渡世人(勿論男)とがらっと変わって、美しいのなんのって。双眼鏡で表情もじっと観察したけれど、あの目、すごい。ゾクっとする。
衣装も凝ってて豪華。 板上で女性も交えて大勢で踊るシーンでも、一番色っぽくて女らしいの。 観察したところによると、膝を緩めて腰から下は柔らかな動きをしつつ、上半身は反らせ過ぎほど反らせて、斜め30度くらいの角度で立つのね(笑)動きは腰から肩、首、頭というふうに少しずつずれた上で、目線が一番最後。手を伸ばす時は指先が誰よりも遠くをさしているように。
おっさん化の進んでいる楽母としては、あの色っぽさに大いに反省させられました。
いやぁ、ほんとにプロのお仕事です。 緩急つけながら、飽きさせません。
めちゃ楽しかったです。 帰りは主な出演者がロビーでお見送りのサービスも。
これで6000円なり。 誰ぞの舞台のハードルが上がったのは言うまでもありません。
それは、梅沢富美男さんあたりがメジャーになってびっくりするような美しい姿を見せていても、なんだかね~という気持ちに変わりはなかったんだけど。
去年『蛮幽鬼』の舞台で、主演の上川隆也さんや堺雅人さんと混じって早乙女太一君が、美しい女性の姿になったり、身軽な剣士を演じたのを見て、ちょっと開眼した(笑)ああ、この子の舞台を一度ちゃんと観てみたい、と。
昨日は25分の幕間を挟んで2部構成の舞台。 1部はありがちな・・・渡世人姿の人情劇。 テンポもいいしちゃんちゃんばらばらの切れもいいし、勿論、台詞回しもいい。 途中、思いがけず大量?の唾が出ちゃったとかで、なんか舞台上の人物、アドリブ含めて笑いをなんとかねじ伏せようとしてるのや、台詞を噛んだのや、女性のかつらが飛んだシーンもあったのだけど、これ、計算された演出なのか、生ハプニングなのか分からない(笑) もうどっちでもいい。それぐらい笑えたし、最後はジーンとなって・・・またもや涙ポロポロでちゃうし、観客を引き込み一瞬たりとも放さないぞ!っていう意識の高さが伝わる。 偏見かもしれないけれど、やっぱり文学座とか、民芸とか、商業演劇? ん? なんていうの? いわゆるもっと格調高いとされる舞台人には絶対に負けないぞ、とでもいうようなエンターテイメントとしての気迫が感じられるの。 プロだと思った。
そして2部の演舞、花魁姿からの登場なんだけど、1部の渡世人(勿論男)とがらっと変わって、美しいのなんのって。双眼鏡で表情もじっと観察したけれど、あの目、すごい。ゾクっとする。
衣装も凝ってて豪華。 板上で女性も交えて大勢で踊るシーンでも、一番色っぽくて女らしいの。 観察したところによると、膝を緩めて腰から下は柔らかな動きをしつつ、上半身は反らせ過ぎほど反らせて、斜め30度くらいの角度で立つのね(笑)動きは腰から肩、首、頭というふうに少しずつずれた上で、目線が一番最後。手を伸ばす時は指先が誰よりも遠くをさしているように。
おっさん化の進んでいる楽母としては、あの色っぽさに大いに反省させられました。
いやぁ、ほんとにプロのお仕事です。 緩急つけながら、飽きさせません。
めちゃ楽しかったです。 帰りは主な出演者がロビーでお見送りのサービスも。
これで6000円なり。 誰ぞの舞台のハードルが上がったのは言うまでもありません。
おひねり飛ばすには危ない2階席でした。
一万円で紙ヒコーキ作って飛ばす?なんて言ってたんだけど(笑) 見てる限り誰もおひねりを飛ばしてませんでしたよ。
6,000円ていう価格が一番驚き!
マーケットを考えたらこのぐらいの価格が妥当ってことなのでしょうか…
いや~一度観に行きたくなった
P席だと太一君5回分かぁ。。。