畠中 恵 著 朝日文庫 2017年 7月30日 第1刷
電気が通って、いたるところが夜でも明るくなり、闇を恐れる気持ちも薄れれば、闇に潜んでいた妖たちも棲み処を失っていなくなる。
それはまさに文明開化が広がった明治の世から。。。
なーんていうのは妖怪の出てくるような本では定番のこと(笑)
ま、この小説もそれ。
とても面白いのに、残念なことにオチが割と早くに分かってしまう。
銀座のモダンと言われる煉瓦街。
でもそこは、街灯が夜を照らし、煉瓦造りの瀟洒な建物が建ち並んだといっても、まだまだ明治で江戸の世と陸続き(笑)
勿論、昭和、平成、令和、なんて世を生きている私には明治だって遠い昔だし江戸時代ともなれば時代劇に出てくる世界で陸続きなどとは感じないけれど、明治も最初のうちは江戸だったんだろうね。 その時代背景にははっとさせられた。
5つの物語が続いている。
2つ目ぐらいから、多分、この人たちは・・・・と思って読んでいたので、別に驚きもしなかった、というのがちょっぴり損した気分になった妖怪ファンタジー(笑)
電気が通って、いたるところが夜でも明るくなり、闇を恐れる気持ちも薄れれば、闇に潜んでいた妖たちも棲み処を失っていなくなる。
それはまさに文明開化が広がった明治の世から。。。
なーんていうのは妖怪の出てくるような本では定番のこと(笑)
ま、この小説もそれ。
とても面白いのに、残念なことにオチが割と早くに分かってしまう。
銀座のモダンと言われる煉瓦街。
でもそこは、街灯が夜を照らし、煉瓦造りの瀟洒な建物が建ち並んだといっても、まだまだ明治で江戸の世と陸続き(笑)
勿論、昭和、平成、令和、なんて世を生きている私には明治だって遠い昔だし江戸時代ともなれば時代劇に出てくる世界で陸続きなどとは感じないけれど、明治も最初のうちは江戸だったんだろうね。 その時代背景にははっとさせられた。
5つの物語が続いている。
2つ目ぐらいから、多分、この人たちは・・・・と思って読んでいたので、別に驚きもしなかった、というのがちょっぴり損した気分になった妖怪ファンタジー(笑)
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