
雪の朝。
5時過ぎから嫌なニュースが飛び込んできて、ちょっとうんざり。
言いたい事はいろいろあって、小心者の私は思いのたけを書き綴ることはできないけれど、とりあえず亡くなった方には哀悼の意を捧げたいと思うし無事生還を待ちわびていたであろう方々にはお気の毒に、としか言えない。
20世紀が終わる時、戦争の世紀ともよばれたこの100年間の反省を踏まえて、21世紀は平和な100年にしたいものだ、というような意見も多かったけれど、実際のところ世界各地で紛争は終わらないしテロという名の恐怖もそこここに転がっている。
わたしは宗教の事は分からない。
なにか信ずるものも持たない。
信ずるものは自分とお金、なんて公言しているオオバカものだ。
貧しいからテロや紛争が起きる。
そうかも知れない。
そこそこ、、、ある程度の豊かさがあれば人が人をあやめることもないのかもしれない。
かつて、日本の軍隊にいた人たちも、戦時中に人を大勢殺したから平和がおとずれた後もその記憶にずい分さいなまれたとも聞く。
今、彼らにとっての『意味』づけで、人を殺した輩もいつの日か、そういう血まみれの我が手の記憶に眠れない日がくるのだろう。
トップに立つ者の恐怖の支配は、人の心から正常な判断力を奪うとか。
何がなんで、何をどうしたいのかさっぱり分かりたくもないけれど、安易に人の命を奪う輩に望むような日々は絶対に来ないと思いたい。
いつも眠りが浅くて4時とか5時に目を覚まして、枕もとの携帯で時間を確認したりtwitterを覗いたりします。
今朝のツイートはほんとに暗澹たる気分にさせられました。
こういってはナンですが、ある程度は予想していた結果でした。 ただ、予想していたから平気なわけでは絶対にないです。
大きな出来事に人々の関心が向かているどさくさに大事な法案を通してしまうというのは政府の常套手段ですよね。
人間ってほんとに愚かだわ。
つくづく思いました。
どんな素晴らしい発明や発見をしたところで、『相手の事を認めましょう』とか、『主張ばかりしていても何も解決しません』といった小学生でも言えるような事を実行できないんだから。
命を落とした、というか殺害された後藤さんや湯川さんを鞭うつ気はないですが、美談仕立てや、気の毒な犠牲者扱いにはしてほしくない、という気持ちもあります。
やっぱりここは冷静に検証してほしいです。
徳川末期に、鎖国が破られて世界を知って慌てふためいた時と、平和ボケして他国の事情を知らなかった今とさほどの違いを感じないのは私だけ??
ただ、幕末から明治にかけての為政者は、ものすごく知ろうとする努力も勉強もしたように思うけれど。
結局、なにひとつ変わっていないのかも知れませんね。
なにかしらの危機はいつも姿を変えて繰り返し繰り返しやってくる。 歴史という時間の海に起こる波みたいに。 厭世的な気分になりました。
早朝テレビを点けると、悲しい知らせが飛び込んできました。
激しい憤りを覚えずにはいられませんでした。
冷戦が終わったと言われた頃、世界がテロにおののくと誰が予想したでしょうか。
これからのことを考えると、非常に暗い気持ちになります。残念です。
心よりご冥福をお祈りします。
でも、これで、日本は以前より危険さらされる国になってしまいました。
「テロには屈しない」一点張りの政府は今後どうするんだろう・・・。
結局今回の事件でも、日本政府が自分たちではなんもできないってことがわかりました。
やり切れませんね。
イスラムの事件の陰で我が国内は?
これ幸いに自民党のしたい放題?
原発稼働、経済それも庶民より大企業優先の政策。
生活弱者のための福祉関係の縮小&後退、
軍拡?の為の政策、法制解釈など・・
やりきれません。。。
ネットの動画を見たという人多いみたいだけど、私は怖くて見られません。
結局、後方支援ですらもテロリストから見れば、敵だということなんでしょうし、後藤さんはISの宣伝材料になっただけなんだよ。 恐怖を植え付けるための。
戦場カメラマンの渡辺陽一さんがね、生きて帰るのが戦場カメラマンの使命だ、みたいな発言してました。
現状を伝える人が生きて帰れない可能性のあるところに入ったのは彼のミスだと思います。