探しものはなんですか？

鷹の爪をラフィアで編み込んで、乾燥兼飾り、っていうのを作ろうと思っているのに、編み込み用のラフィアがない。

もともと本物のラフィアは椰子だかなんだかの繊維で出来た紐、なんだけどお手軽なペーパーラフィアなるものがあって、普通の紙紐より繊維が長いらしく薄っぺらな紐ながら丈夫で柔らかくて帽子やバッグを編んだりもできる手芸材料。

最近じゃ、多分、本物のラフィアで、、、花束をラッピングしてもらうとリボンの代わりに色とりどりのそれでまとめてくくって貰うことも多いので見たことのある人は多いと思う。

その（ペーパー）ラフィアが、会員になっている大手チェーンの手芸材料店で訊いても怪訝な顔されるだけで、えっ、ペーパーラフィアって思っているのは私だけでなにかもっと違う名前だったんだろうか？？と不安になった(笑)

ラフィア？？　どんなものですか？？と訊かれるに至っては、ちょっと説明したもののワカリマセ～ンって顔をされたのでやっぱり『もういいです』って言った。
ゼオライト同様、ないとなると猛烈に欲しくなる悪い癖で、後から気がつくなんとやらで、この時も先に100円ショップを覗くべきだったかなと思ったけれど、その日も店員さんを頼らず店の中をくまなく探したら、これじゃない？？っていうようなものを見つけて買って帰った。

品質表示部分に指定外繊維（紙）100％とあって、用途はやっぱり帽子やテーブルマット、と書かれていて針サイズや標準ゲージも書いてある。

本物のラフィアはもっとしわくちゃっぽいけれど、これは手触りは似ているものの皴もなくもっとつるんとしていて編みやすそう。

これ、これ、こういうのをペーパーラフィアっていうのよ、と店員さんに言いたい衝動を抑えて(笑)　会員割引価格で買ってきた。

で、家に帰って、買ってからしばらくたつので少しずつ乾燥が始まっている鷹の爪をイタリアンレストランの厨房なんかで見かけるような編み編みに仕立てた。

あたしは飽きっぽいのか執念深いのか？