エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

居眠り磐音シリーズ 18&19

2019-11-23 20:38:44 | 
居眠り磐音  18   捨雛ノ川
居眠り磐音  19   梅雨ノ蝶


佐伯泰英  著   文春文庫   2019年 11月10日

1年間の今津屋での奉公で心身ともに成長を遂げたおそめ。
縫箔職人に憧れながらも今津屋での奉公にもなじみ、後添いのお佐紀の信も篤くこのまま奉公を続けて欲しいとも思われているが、やはり当初の意思は固く、縫箔職人への道を歩むべく今津屋を去る。

いっぽう、道場の新築をしている佐々木玲圓の師範代、鐘四郎にも春が訪れる。

新築なった道場ではこけら落としの試合が行われる。
磐音はその少し前に誰とも知らぬ相手に斬られて大けがを負う。

試合に出ないはずだったのにもろもろあって・・・本調子ではない磐音も剣術を披露することになる。
まぁ、さすがというか、ヒーローはどんな状況においても負けない(笑)

磐音は佐々木道場の跡取りとして玲圓の養子に迎えられ、町娘であるおこんとの婚儀の為に、将軍のお側衆である速水左近の養女となってから・・・という少し先の予定も描きつつ、今津屋でもお佐紀が懐妊。 
これからも波乱にとんだ磐音だろうが、この2作には明るさが見えた。

来月5日に、20~21巻発売予定。 
 

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